返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻すの作品情報・感想・評価

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す2018年製作の映画)

上映日:2018年06月30日

製作国:

上映時間:100分

3.4

あらすじ

「返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す」に投稿された感想・評価

none

noneの感想・評価

4.1
沖縄の基地問題に命懸けで取り組んだ実在の外交官が主人公。

"何としてもやり遂げたいと願う。行動する。"
"沖縄を知る。"

自分自身について考えさせられる。

# シネマ・チュプキ・タバタ にて6月末まで上映中
👏
しんこ

しんこの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

熱い思いを胸に沖縄の返還交渉に奔走し、部下からは鬼と恐れられたという当時の実在の外交官、千葉一夫さんが主人公。沖縄行き前日にテンションが上がって自室で一人でカチャーシー踊ってたり、時に落ち込んでは酔っ払って毎回人の靴を履いて帰ってきたりして、それでも妻に叱られ励まされながら次の日にはまた仕事に向かっていくという、とても人間味の溢れた魅力的な人物として描かれてました。
今年返還50周年とはいっても未だ米軍基地問題が続いている沖縄県の現状について改めて考えさせられました。中島歩さんの舞台挨拶目当てというミーハーな気持ちで観に行ってしまう自分みたいな人にも、この問題を知るきっかけになると良いと思いました。
全然関係ありませんが、同じNHK制作でまさに50周年のタイミングでの現朝ドラ『ちむどんどん』。この時代の沖縄を描いているにも関わらず、返還のことについてちっとも触れられていないのが残念すぎます。
BUSSAN

BUSSANの感想・評価

3.5
日本政府はいつまで沖縄を捨て石にするつもりか。

沖縄返還の裏側で、飛び回った外交官千葉一夫さんがモデルの話。
恥ずかしながら、この歳まで知らなかった。
沖縄の問題はニュースで見て、知っているつもりだった。
そんなんじゃなくもっと根深い。
そう思わせる作品でした。

朝ドラもちょうどこの時期の話だったので、それをきっかけに視聴。
NHK BSにてドラマ版
地上波では難しいんだろうね。でもBSであってもこの時期にこの作品を見させてくれたNHKに感謝

50年たったが、「沖縄の祖国復帰」は、果たして実現していると言えるのだろうか?
1972年、小学生の私は学校で沖縄返還について調べ学習をしたことを覚えている。小学生なので、知ることのできなかったことも多くあったが、沖縄の人だけが何故このような目に遭わなくてはならないのか?と思ったものだ。

当たり前のことだが、政治家でも官僚でも、全てがダメな人だという訳ではない。ただ、自分の利益や名誉や保身しか考えていないのでは?という人が目立つ気がするのだ。

この千葉外交官は、本当にドラマの主人公として作られたような熱血漢だが、実在の人物だということが誇りだ。
こうやって映画(ドラマ)化されて、一人でも多くの人に知ってもらえて良かったと思う。

まだまだ、沖縄の基地問題などは未解決だ。「沖縄を捨て石」にするようなことは、決してあってはならない。

井浦新が良かった。
碧

碧の感想・評価

3.5
私が見たのはドラマ版です。

歴史的な実際の映像も織り交ぜながら描かれていて、時系列が分かりやすかった。

これまで、私の数少ない鑑賞作品の中では妖怪みたいな役の印象が強かった石橋蓮司氏が、琉球政府の行政主席をしていて、良かった。
umi

umiの感想・評価

3.5
キャスティングに惹かれて見ました。「知る」ということが一歩だと信じています。熱量を保つのが難しい職業でありながら、理想を信じて突き進む姿が格好良いです。
修学旅行の事前学習ということで、高校で某劇場まで行って観せられた
大半の都立高校で今の時期同じように沖縄関連の映画を観てるっぽい

映画というよりはNHKスペシャルの再現ドラマ感があった(実際BSで放送されたものを長尺版にして公開されたものらしい)
俳優が結構豪華だった
沖縄返還の舞台裏を知れて良かった

修学旅行行けるのかな?
KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

3.8
熱いぜ、千葉一夫‼️😭

日本の外務官僚にも、これほど国のことを憂えて、自分の仕事に情熱を捧げた人がいたんだなーと大変勉強になりました。

逆に、今の日本のヘタレ外交と、責任逃れしか脳がない官僚や政治家たちの姿を見てると、ほとほと情けなくもなりました😫

千葉一夫の家族とのエピソードも豊富に取り上げられていることで、タフ・ネゴシエーターとしての側面だけではなく、千葉本人の人間くささが見えてくるというバランス感によって、本作に奥行きが生まれていると思いました。

命どぅ宝(ぬちどぅたから)や「唐ぬ世から大和ぬ世 大和ぬ世からアメリカ世」などの言葉や唄も非常に印象に残りました。

あと、この作品は、B-52やF4などの米軍戦闘機の轟音がとんでもない音量レベルで流れて、沖縄の方たちが強いられている環境を追体験出来るようになっているので、絶対にスクリーンで見るべきです‼️

そういう意味では、ミニシアターとは思えないほど音環境が素晴らしいCINEMA Chupki TABATAで鑑賞出来て、本当に良かったです😊
沖縄返還に心血を注いだ外交官の話。
国家を挟んだ物事ではなくとも、交渉ごとというものは、それぞれの譲れない立場があり、心情だけでは進んでいかないということはわかっている。調整が交渉の第一歩だ。
わかっているけれど、国と国の話をしているのに、国家公務員なのに、自国ではなく相手の国の立場によりがちな人がいるということはやるせなかっただろう。
左遷的な移動をさせられてしまったことは、自分の国のためにやったことが、国益に反すると判断されてしまったことになるのだから。
愚妻の出てくる映画を観た直後に観たせいか、賢妻の存在感!妻でなくとも、賢い助言のできる人がそばにいることは幸せだ。

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