東京・山の手の住宅街にある一家。住んでいるのは、還暦の母、長男・勇一郎とその嫁と息子、出戻りの長女・早苗、末娘だ。勇一郎は妻の叔父・鉄本に融資し、その利息を生活の足しにしていた。だが、ある…
>>続きを読む戦後ベビーブーム。人口の増加を食い止めようと考えていた厚生大臣・新木錠三郎は人口抑制の政策を講じる。ところがその頃、妻・蘭子が産婦人科で妊娠を告げられていた。さらに新木家の長男・錠太郎と錠…
>>続きを読む周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年――。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めていた。高齢者の危険運転を心配した家族は、運転…
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