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ポール・サンチェスが戻ってきた!

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『ポール・サンチェスが戻ってきた!』に投稿された感想・評価

菩薩
-
極めて現代的だなぁと思いつつ全く面白く思えなかったのは何故か…既にこんな光景はTwitterで飽きるほど見てきているからか?冷静さを欠いた「正義の執行」は誰にも幸福をもたらさない、つか普通に最後納得いかなくないか…。
reb
3.3
「第6回映画批評月刊 パトリシア•マズィ監督特集」日仏学院で鑑賞。
10年前に失踪した犯罪者ポール•サンチェスが、プロヴァンス地方のレ•ザルクで目撃され、憲兵隊員のマリオンは彼を捕えることに執念を燃やす。

フランスでは都市圏は国家警察、地方部は国家憲兵隊が分担している。
憲兵隊員のマリオンは、“女は引っ込んでろ“的な上官や、なんとなく馴れ合い的な職場の雰囲気の中で、日々ランニングを欠かさずに、手柄を立てる機会を狙っている。

そんな時、彼女の格好の獲物ポール•サンチェスが現れる。

そもそもポール•サンチェスって何者?
妻と子どもを惨殺した逃亡犯なのに、なんでみんな伝説の人物みたいに目撃情報に浮き足立ってるの?

そんなポール•サンチェスに1番影響を受けたのは、生活に疲れたとある失踪者の男だった。
そして行き過ぎたマリオンの行動は、彼の運命を変えてしまう。

今回の特集でパトリシア•マズィ監督の作品を4作観たが、哀しみやおかしみを抱えた人間の、予想がつかない行動が興味深く描かれ、善悪を超えたその展開にはゾクゾクが止まらない。
今秋に、監督の「サターン•ボウリング」という、暴力という不透明な深淵に挑んだ作品が全国公開されるので、皆様の反応が楽しみでならない。
2.5
【もう一つの『ブラック・クランズマン』】
アンスティチュフランセの特集上映で観てきた。カイエ・デュ・シネマベストテン2018で5位に輝いた作品。監督のパトリシア・マズィは日本では知られていないのですが、フランスの名門映画学校《ラ・フェミス》の入試問題で彼女の過去作『トラヴォルタと私』が出題されたり、巨匠ジャック・リヴェットが言及していたりするフランス映画の重要監督だ。

そんな彼女の描くサスペンスはユニークなことに『ツイン・ピークス The Return』と『ブラック・クランズマン』を足して2で割ったようなビザール映画でした。

消息不明の殺人者ポール・サンチェスが地元に現れたと話題になる。抑圧された女性憲兵は、ポール・サンチェスを捕まえ名声を得ようとする内容。

ポール・サンチェスの逃亡と憲兵側の捜索シーンが交差する。くっつきそうでくっつかないじれったさ、明らかな伏線をなかなか回収しようとせず先延ばしにする。何かが起きると見せかけて何も起こさないテイストが『ツイン・ピークス The Return』における二人のクーパーとFBIのぎこちない挿話のクロスと重なる。

そして、抑圧された女性憲兵が名声を得ようとするうちに未知なる存在であるポール・サンチェスの悪が肉付けされていく様は意外なことに『ブラック・クランズマン』の黒人捜査官の熱意に通じるものがある。

しかしながら、この観客を弄ぶスタイルが受け入れ難く、ポール・サンチェスも魅力的ではなかった為、『天国と地獄』のように犯人を魅せないスタイルの方が良かったのではと思ってしまった。