ジェニファー・ハドソン。
魂の歌声。怒り、憎しみの歌声......愛の歌声。

2006年。
デビュー作「ドリーム・ガールズ」での演技と歌声でいきなりアカデミー助演女優賞を受賞。
翌年には歌手デビューもしてデビュー作がダブルミリオンの大ヒット！グラミー賞まで受賞した。
たった数年で、普通の少女からビッグスターになってしまったジェニファー。
巨万の富を得た彼女は 自分が住む一軒家🏠、両親が住む一軒家🏠、兄夫婦が住む一軒家🏠、姉夫婦が住む一軒家🏠を購入。
夢のセレブ生活が始まる。

だが彼女に悲劇が訪れてしまう。
2008年。
両親、兄夫婦の家からジェニファーの母、兄の射殺体が発見される。
3日後、盗まれた車の中から男児の死体が見つかり それは当時7歳の甥っ子(兄の息子)だった。
翌月、容疑者が逮捕され それはなんと姉の元夫だった。
『嫉妬』である。
普通の女の子がアメリカンドリームを手に入れ いきなり一家の大黒柱になり、それを妬んだ犯行だ。
失意のどん底のジェニファーは約一年間、何も出来なかった。
激しい怒り、憎しみ。でもジェニファーは天から授かった美声を捨てることはなかった。
そして今回の役柄、この作品。
私だけだろうか。彼女の『第二のステップ』を感じてしまった・・・
もし彼女が本作でアカデミー主演女優賞でも受賞したら 大号泣して『ひとりスタンディングオベーション』してしまうだろうなぁ。
あゝ神よ！これ以上ジェニファーに辛い試練をあたえないで！

さて本作！
わたくしの大好きなジャンル『伝記もの』です。
とは言えこのアレサ・フランクリンという人。私は殆ど知りません。
劇中にかかる曲も何処かでなんとなく聴いたことがある程度。
あので特別 深い思い入れもなく鑑賞。

壮絶な半生には驚かされるが、伝記もの 作品としては特に目新しいものはない。
『映画』としてはティナ・ターナーの伝記映画「TINA/ティナ」のほうがパワーがあったかな。
本作はとにかくジェニファーの歌声につきる。
だが 意外にも本作で一番号泣してしまった箇所はラストに流れるアレサ・フランクリンの本人映像。
あそこで一番感動してしまうと『じゃあ、今までのはなんだったんだ』となってしまい、ちょっともったいない作りの作品でした。


2021年11月10日 9:15〜
池袋HUMAXシネマズ screen 5
💺137席
客入り　私を含め4人。　トホホ😭

今回『HUMAXポイントカード』を購入。
会費1000円で、年会費無し、平日1300円。6本観たら1本無料と。
これはお得❗️

ちなみに私の『伝記もの』Best Movieは
「ドラゴン ブルース・リー物語」です。
これは是非ブルース・リーを知らない世代の方々に見てほしい。
『愛』の傑作です！

🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-162
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋“クィーン オブ ソウル”こと、伝説的な
ソウルの女王アレサ・フランクリンの生涯を描いた物語、最近多いミュージシャン伝記物作品です。複雑な家庭環境やDV、アルコール依存、挫折と栄光。。。もうこれは定番となったミュージシャン伝記映画の定番の流れです。伝記物の本当の人生なので、文句のいいような無いですが、どうしてかくもトップミュージシャンは同じような人生の流れを辿るのでしょうか（笑）。しかしながら、本作が他の作品と違うのは、その人生のベースに信仰心が描かれていることと、圧倒的な歌唱力でアレサ・フランクリンを演じたジェニファー・ハドソンの存在感に尽きます。

🖋ジェニファー・ハドソン、アカデミー賞助演女優賞を受賞した上にグラミー賞も手にしています。映画化にあたり、アレサ本人が生前にジェニファーを指名したことによって、このキャスティングが実現したんですよね！！凄い！！その圧巻の歌唱力と存在感で観るものを魅了してしまいます。

🖋そして本編を流れる素晴らしい音楽の数々、ソウルにゴスペル。。。『リスペクト』『シンク』『ナチュラル・ウーマン』などが、物語に息吹を吹き込んでいます。エンディングのアレサ本人の歌う映像も鳥肌モノですね！！

😌Story:（参考: FASHION PRESS）
私を輝かせるのは、この“声”。少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。

🔸Database🔸
・邦題 :『リスペクト』
・原題 :『Respect 』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/11/05
・上映時間 : 146分
・受賞 : ※※※
・監督 : リースル・トミー
・脚本 : トレイシー・スコット・ウィルソン
・原作 : ※※※
・撮影 : クレイマー・モーゲンソー
・音楽 : クリス・バワーズ
・出演 : ジェニファー・ハドソン、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、オードラ・マクドナルド

🔸Overview （参考:映画. com）🔸
「ドリームガールズ」でアカデミー助演女優賞受賞し、歌手としても第51回グラミー賞を受賞したジェニファー・ハドソンが、ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生を演じた伝記ドラマ。少女の頃から、その抜群の歌唱力で天才と称されたアレサは、ショービズ界でスターとしての成功を収めた。しかし、彼女の成功の裏には、尊敬する父、愛する夫からの束縛や裏切りがあった。すべてを捨て、彼女自身の力で生きていく覚悟を決めたアレサの魂の叫びを込めた圧倒的な歌声が、世界中を歓喜と興奮で包み込んでいく。アレサ本人から生前に指名されたハドソンがアレサ役を演じるほか、フォレスト・ウィテカー、マーロン・ウェイアンズ、メアリー・J・ブライジらが顔をそろえる。

2021年 アメリカ製作 原題『Respect』
ギャガ配給となれば期待しますね ＿＿ 🇺🇸

ソウルの女王アレサ・フランクリンの半生
を描いた伝記ドラマ 〜 同時期公開された　　
『アメイジング・グレイス』と重なる部分
もありましたが アレサの歌唱力は分かって　　　
いても偉大さや凄みまでは 演出しきれない
のも彼女のかけ離れた奥深い人間アレサであったと映画を観て改めて感じさせられます …… 👏🏻😌✨✨

本作のアレサを グラミーアーティストの ジェニファー・ハドソンが演じていても かなり荷が重かったと感じましたね 〜 😥💦

さすがに歌は上手かったけど アレサでは無かった 映画であってもアレサを知っていれば どうしても亡くなって3年しか経ってないので 唯一無二を演じるには まだ時期尚早でした 仕方無いとも逆に感じさせられましたね …… 🤷🏻‍♀️💥

アレサ・フランクリンを超えるスターは今後現れることは 正直難しいと僕は思ったりします〜 だからこそ アレサの作品を5年後〜10年後と作り続け いつか本物を超える彼女自身が現れたら と思ったりしながらの鑑賞でありました …… 👍🏻😌✨✨

ただラストのエンドロール この部分だけで泣けますので 最後のプレゼント🎁 は必ず受け取って下さい 本物の本物 素晴らしいエンディングでした …… 😭😭😭


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨