
青々とした牧草地で1匹の犬が、平凡とは程遠い羊飼いのもとで幸せに暮らしていた。この羊飼いは羊毛を刈ることに飽き足らず、それを雲に変えて雨をふらし、命のサイクルを永続させていた。しかし、羊飼いが永遠に生き続けることはないとしたら、この谷はどうなってしまうのか。若い犬は、最悪の事態を避けるため、創造性と辛抱強さをもって立ち向かう。
イタリア最南端、カラブリアの丘の村に暮らす老いた羊飼い。病に侵された彼は、教会の床の塵を水に溶かして飲むという迷信的な治療法に頼っていた。ある晩、「魔法の粉」を使い果たした彼は絶望し、静か…
>>続きを読む