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ミース・オン・シーン
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目次

ミース・オン・シーンの作品紹介

ミース・オン・シーンのあらすじ

近代建築の三大巨匠の一人、ミース・ファン・デル・ローエ。彼の代表作でありモダニズム建築の最高峰と称される「バルセロナ・パビリオン」。この建物がなぜ今も語り継がれる傑作となったのか。その後バウハウス校長に就任するミースの建築思想とは。当時の記録と、現代の一流の建築家や学者などの証言で検証する。

ミース・オン・シーンの監督

ペップ・マルティン

原題
MIES ON SCENE
製作年
2018年
製作国・地域
スペイン
上映時間
58分

『ミース・オン・シーン』に投稿された感想・評価

1303
3.5
時代背景や当時の情勢を踏まえ国家精神の象徴として生まれたミースの名作建築バルセロナパビリオンを淡々と考察するだけなのですが示唆やユーモアに富んだ面白い作品でした。

物理的な制約や解決、美術的 / 哲学的な思想の紐解きなど様々な視点から浮かび上がる価値や意味を知る度、この建築が持つ多面性に改めて興味が高まります。
3.6
バウハウス第3代校長を務めたミース・ファン・デル・ローエが1929年のバルセロナ万博でのドイツのレセプションホールとして建設した「バルセロナ・パビリオン」を巡るドキュメンタリー。
バウハウス100年映画祭「プログラムC」

モダニズム建築の最高傑作のひとつとして知られる「バルセロナ・パビリオン」はレセプションホールとしての性格上これ以上省略する部分のないほどに単純化された(ある意味では床の間だけで出来た家、といったところ)石と鉄、ガラス張りの平屋の建物で、1929年という時期を考慮に入れなくてもまったく古さを感じない美しい佇まい。
グロピウスから連なるバウハウスのシンプルで機能的なデザインのひとつの到達点を思わせます。
ファン・デル・ローエが設計するにあたり、空間や素材などあらゆる部分に配慮を巡らし、「神は細部に宿る」の言葉通りの完璧な仕事をしていたことが窺われます。

また、1929年というフランコ登場直前のスペインの空気、ナチス台頭著しいドイツの絶妙な時代背景がこの奇蹟の建物を誕生させたことに歴史の偶然を思い知るのです。
1986年の復元の様子も映し出され、その間にフランコ独裁時代のスペインの人々の苦悩があったことを想うと、ファシズムの嵐を挟んでこの建物が同地に復元されたことは大いに意味のあることだと思いました。
バウハウス企画上映で。
ミースはバウハウスの三代目(最終)校長だけど、バルセロナパビリオンを手掛けたのは就任前年なんですね。

この映画はパビリオン再建の中心になったMoMAの人たちの「手柄話」的なところもあって、微笑ましいけどそれだけ、とも言える。

ミースの仕事はスペインではその後にフランコの30年があり、ドイツではヒトラーの惨劇が。
自身はバウハウス閉鎖後アメリカに亡命して名を成すわけで、「アメリカの有名人」なのかも。

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