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『メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2』に投稿された感想・評価

普段からスマホのMUSICにこの音源入れて聴いてはいるのですが、久しぶりにBDで映像付きも観たので、再鑑賞再レビュー。

2019年9月6日・8日にサンフランシスコで開催された、1999年以来のサンフランシスコ交響楽団との共演公演を収録し、2019年10月9日に世界3,000以上の映画館で同日上映された作品。この日はタイミングが合わず観れなかったのだが、その後再上映され、その際に映画館で鑑賞。
セットリストは、
1:The Ecstasy of Gold
2:The Call of Ktulu
3:For Whom the Bell Tolls
4:The Day That Never Comes
5:The Memory Remains
6:Confusion
7:Moth Into Flame
8:The Outlaw Torn
9:No Leaf Clover
10:Halo on Fire
11:Intro to Scythian Suite
12:Scythian Suite, Opus 20 II: The Enemy God And The Dance Of The Dark Spirits
13:Intro to The Iron Foundry
14:The Iron Foundry, Opus 19
15:The Unforgiven III
16:All Within My Hands
17:(Anesthesia) - Pulling Teeth
18:Wherever I May Roam
19:One
20:Master of Puppets
21:Nothing Else Matters
22:Enter Sandman
M1〜M3までの流れが最高過ぎて落涙😭
そしてクリフ・バートン哀悼のM17、そこから“メタリカ・クラシックス”でのクライマックスへ…もう上がりっぱなし!
1999年版も聴いた事があったけど、その時よりもアレンジが洗練されていた印象。もう、“メタル”とか“シンフォニー”とか、そんなジャンル抜きに“エンタメ”として、とにかく素晴らしかった。また映画館で、爆音上映で、鑑賞したいなぁ…
S&M20周年記念公演、一夜一回限りのワールドワイド劇場公開!
純然たる映画作品じゃないのと、僕はメタリカオタクなので点数は無しw
珍しく長文いきます!

S&Mおさらい。
メタリカ初のオーケストラとの共演ライブ
1999年4月21日、22日
@バークレーコミュニティシアター
w/ サンフランシスコ交響楽団
指揮:マイケル・ケイメン

ここで超重要なのが指揮者のマイケル・ケイメン。
「ダイハード」「リーサルウェポン」「ロビンフッド」などなど数々の映画音楽も手がけてます。
本作冒頭でラーズも言っていましたが、彼はロックに片足を突っ込んだ稀有な指揮者で、エアロスミス、ピンクフロイドなど数々のロックバンドとオーケストラの共演を成功させてきた方。

このような共演では、主役であるバンド側に主導権があるので、協奏曲での指揮者とソリストの関係なんて比較にならないくらい、指揮者は振りづらいわけです。極端に言えば、ドラマーの弾き振りに合わせて指揮者がオケをコントロールするという、権威やプライドずたずたな役回りとも言えます。
(さらに言ってしまえば、今回は主役のリズムの要が、ただでさえ合わせづらい(決してヘタクソとは言わないw)ラーズ・ウルリッヒなのです★)

私はエレキベース奏者なのですが、幸運にも何度かフルオーケストラと共演させていただことがあり、電気側とオケ側の双方の苦労を知ることができました。
彼は、この水と油を調和させるスペシャリストだったのです。

ところがそのケイメンさん、2003年に55歳という若さでお亡くなりになってしまいました。

今回共演するのも前回同様サンフランシスコ交響楽団。
指揮者として白羽の矢が立ったのは、同楽団で常任を務めたこともあるエドウィン・アウトウォーター。
結論から申し上げますと、メチャメチャロックな48才でしたw お見事です!

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セットリストで気になるところを振り返ります。

■ 第一部
The Ecstasy of Gold (Ennio Morricone)
メタリカライブのオープニングSEといえば「続・夕陽のガンマン」のこの曲。
今年日本でも公開された「サッドヒルを掘り返せ」はメタリカファン必見。
SFS単独の演奏でメタリカを迎え入れます。
僕はもうここで落涙www

The Call of Ktulu
For Whom the Bell Tolls
The Day That Never Comes
The Memory Remains
Confusion
Moth Into Flame
The Outlaw Torn
No Leaf Clover
Halo on Fire

2ndの2曲から始まり、新譜「Hard wired...」からの選曲多めの前半戦。
僕は古い曲の方が好きだけれども、これでいいんです。現役で生きてるバンドなんですから!
鶴次郎加入直後の辺りは、近年の曲は盛り上がらないから、と旧曲ばかりやっていて、客としては嬉しいけれどバンドとしては死んだな、なんて思ったものです。
これぞ生きているバンドです。

■ 第二部
本作の真骨頂はここの前半にあります!

スキタイ組曲「アラとロリー」, Op.20 第二楽章「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」(プロコフィエフ)
ラーズのMCに導かれて登場したのは、SFSの音楽監督マイケル・ティルソン=トーマス。
来年、25年もの任期を経て退任が決まっています。
(彼とSFSについては、開明獣さんの「蜜蜂と遠雷」の素晴らしいレビューでも触れられているので是非ご一読を!)
この方は前半で振っていたアウトウォーター氏の柔軟性とはほど遠い、バッキバキのマエストロw
メタリカ抜きのオーケストラ単独で、この曲を演奏。
ELPファンならば「邪教の神、そして悪の精の踊り」で馴染みのある曲です。

鉄工場 (モソロフ)
良し悪しはさておき、これは一大トピックなのです!
序盤に書いたように、有名ロックバンド+オケは、当然ロックバンドに主導権があるのですが、この曲だけは、なんとMTTの指揮下にメタリカが入るという構成になっています!指揮者に合わせてオケの一員のようにメタリカが演奏したんです!これはロック史の中でもわりとレアなんではないでしょうか。

The Unforgiven III
SFS+ギターを持たないジェームス独唱。MTTの指揮はここで終了。

All Within My Hands (with Avi Vinocur as cho)
ジェームスアコギ、カーク12弦、鶴次郎ゴダンA5(アコースティックフレットレス)。

(Anesthesia) Pulling Teeth
初期メタリカの支柱、ベーシストのクリフ・バートンはツアー移動中の交通事故で亡くなりました。
度々メタリカは彼に捧げるライブをやっていますが、今回もその一つで、クリフのお父様もいらしていたそう。
僕もCLIFF ‘EM ALLのTシャツを来て鑑賞しておりましたw

SFSのコントラバス奏者、スコット・ピンゲルもまた、クリフを敬愛する一人なのでした。
エレクトリックアップライトで彼が独奏したのは、かつてのクリフのソロ曲。
このライブ、実は事前にYouTubeのFamCam映像で観ていて、ここで号泣しちゃったんですが、まともなカメラワークのでかいスクリーンかつ爆音高音質だともっとやばくて、再び号泣www
スコット・ピンゲルとラーズ二人の共演です!

Wherever I May Roam
One
Master of Puppets
Nothing Else Matters
Enter Sandman

後半はコメント不要の名曲畳みかけ!
Enter Sandmanは、指揮者がMTT→アウトウォーターと入れ替わります。

総括すると、第二部序盤のオケ側に敬意を払った作りが非常に印象に残りました。
素晴らしいライブでした!

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つい先日、ジェームスが依存症治療のためリハビリ施設に入所し、オセアニアツアーが中止となりました。
彼の復帰を心待ちにしております。
そして映画館では我慢して黙って観ておりましたが、来日した暁には再び絶叫しに参る所存でございます!
一夜限定上映のシンフォニー&メタリカ第二弾。

出囃子のThe Ecstasy Of Gold からもう泣かせてくれます。

だが白眉は (Anesthesia)Pulling Teeth
凄かったなぁ、号泣です。
ありがとうサンフランシスコ交響楽団。

ジェイムズのダウンピッキングを観て熱くなれるあたり、わたしもまだ魂は枯れてないなと思いました。
もはや生きる活力か、メタリカ。

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