メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2の作品情報・感想・評価

メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M22019年製作の映画)

Metallica & San Francisco Symphony S&M2

製作国:

上映時間:150分

4.1

「メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2」に投稿された感想・評価

だいき

だいきの感想・評価

4.8
ベートーヴェン、モーツァルト、ドビュッシー、チャイコ…好きなクラシック作曲家はごまんといるが、その中でも僕は特にベーラ・バルトークが好きだ。彼の作曲はすごいですよ。20世紀のプログレッシブメタル・ヘヴィメタルなんですよ。とにかく全体として(holisticには)激しく、荒々しいんだけど、一つ一つを覗いてみると(decompositionalには)全てのパーツが繊細で緻密に練られているんですよ。
当時はテクノロジーの観点から言って、弦楽器や管楽器でやるのが限界だったんです。

ということで、だからそれらのみを用いて極限のメタルをやってたのがバルトークだと思う。

で、僕はロックから派生したジャンルでもメタルをよく聴く。プログレッシブメタルが好きで、Pliniとか、Animals as Leadersとか、ジェイコブサイデッキとか、Dream Theaterとか、Meshuggahとか…
その中でも僕はなんやかやで結局メタリカが特に好きだ。とにかく心地よい汗臭さと圧倒的技巧と破壊という創造的行為が楽しい。彼らの破壊は切り裂きなんですよ。迫り来る凄絶な斬れ味を持った破壊なんですよ。

S&Mは、そんなメタリカが、サンフランシスコ交響楽団がコラボして、超絶なライブをやっているという奇跡的に美しい作品。

多くの人が「メタルとオーケストラって合うわけないじゃん。正反対なんだから」と思っていただろうが、バルトークが古い最高例(当時の完成形といってもいいと思う)として君臨することからもわかるように、実はオーケストラにはメタル要素がぎっしり詰まっていたりする。というかベートーヴェンなんかにもそういう楽曲がある。H&Mはそれを現代のメタルからオーケストラ・クラシックに接近したとてつもないライブだと思う。
どれもとてつもなくかっこいいんだけど、まず言っておかなきゃならないのはMaster of Puppetsのイントロだろう。凄まじすぎて身体が浮いて全身でその斬撃を喰らうような感覚になる。あのカッコ良すぎるギターソロもたまらん。あぁとにかくかっこいい。言葉が出てこない。全身音の斬撃でぶった斬られたんだからしょうがない。
あとはEnter Sandmanとか、とにかくヒットナンバーがかっこいいんだけど、僕のお気に入りのThe Memory Remainsは特に鳥肌モノ。しかもDeath Magneticのナンバーも全部イカれてるくらいかっこいいんだよな。とにかく「かっこいい」んですよ。殺されたくなっちゃうほどに。

メタリカの元ベーシスト、故クリフバートンは、えげつないクラシックファンだった。彼がS&Mを天国で見てくれていたのかなと思うと涙が溢れてくる。
このS&M2では、クリフに捧ぐ楽曲として(Anesthesia) Pulling Teethが演奏されている。しかも、サンフランシスコ交響楽団のメンバーで、彼を敬愛するScott Pingelがベースソロを演奏している。これまた痛みのない哀愁の斬撃で切り刻まれるみたいで、号泣してしまう。

とにかくメタルは怖いと思って聴かず嫌いしてる人、メタルは難しいと思ってまだ手を出せずにいる人、それ以外の人、全員に薦めたい。S&Mは1も2もとてつもなくいい。
良かった。
メタル好きじゃなくてもジャンル関係なく音楽好きは見てた方が良い。
ずっと見れます。
サンフランシスコ シンフォニーぃ!
交響楽団の何人かがゼンハイザーのhd25lightかなヘッドホンしてたので欲しくなりました。
エンタメレベルヤバです。
ハイレベルな遊び並びに歴史に起こるライブのひとつは間違いない。
オススメ!
大画面&ある程度良い音のイヤホン又はヘッドホン又はスピーカーで鑑賞すると良いです。その場にいる感覚が味わえます。
wowowライブ 
『日曜スーパーライブ』8/9放映分
100分短縮版

メタリカのサンフランシスコ交響楽団との公演。
『S&M』20周年記念として、2019年9月6日・8日にサンフランシスコ『Chase Center 』のこけら落としで開催された。
2時間半の演奏を本番組は1時間近くカットされているが、せっかくの劇場公開時に私は残念ながら縁が無く行けず、8/28発売のソフト版リリース前の貴重な機会として観ることができた。

〜以下、観ながら〜

遂にこの時が来たかと見守るファンたち。
高々とスマホを掲げる撮影(わかるけど嫌ね)
会場の熱量が上がって行く中、オーケストラの演奏が始まる。

1.The Ecstasy of Gold
2.The Call of Ktulu

ジェームズのギターがオーケストラと交わり、カークのギター、そしてリズム隊が続いていく。
オーケストラにより深みが増しているのがわかる。
まずは冷静になれよと言わんばかりのブルーの照明がパッと真っ赤になり、

3.For Whom the Bell Tolls

メタリカのライブの始まりだ。
木琴鉄琴のひとが激しくて楽しそう。
ジェームズの歌が始まり狂喜乱舞するピンクTのファン2人組が微笑ましい。
そしてMC

4.The Memory Remains

ライブ映像ではあまり画面分割は使われないのだが、メンバーとオーケストラの人たちが同時に映るのは面白い。
ずっと鳴り止まないファンのコーラスに、にんまりするメンバー。良くあるライブの風景にほっこり。

5.The Outlaw Torn
6.Halo on Fire

ジェームズ、ここでちょっと休憩のMC
(この後はごっそりカットされたようだ)

7.All Within My Hands

クリフバートンに捧げるスコットピンゲルによるチェロ演奏

8.(Anesthesia)Pulling Teeth

ラーズのドラムが加わり、ふたりの演奏が終わり抱き合う。
ここからはいつものメタリカライブのクライマックス曲が続く。

9.One

10.Master of Puppets

11.Nothing Else Matters

12.Enter Sandman

ジェームズによるサンフランシスコ交響楽団の紹介。
世界各地のファンがお手製の自国の国旗にメタリカのロゴを入れた旗を掲げていて、それを讃えるラーズ「サンフランシスコまで来てくれてありがとう!!」

エンディングでは、外?ライブビューイング?の模様が。
オーレーオレオレオレー
メッターリッカー
大勢のファンのコールが続く。


この期間#METALLICAMONDAYSとして、毎週月曜日にフルライブを無料配信し続けてくれているメタリカ。
観てるとやっぱりライブに行きたくなってしまう。
まずはこの作品の完全版が楽しみ。
燐子

燐子の感想・評価

4.5
オーケストラとメタルの相性抜群。音が倍で迫力が凄い。
映画館で爆音で見られて、見に行ってよかった!
まゆみ

まゆみの感想・評価

4.5
映画館にて。
メタリカ×交響楽、調和しつつ不協和音でもある様子がとても見聞き応えあってよかった。
フラストレーション溜まってて、しんどかったので、メタルと壮大な音響でリフレッシュ&リラックス。後半うつらうつらしてしまった(それもまた心地良かった)
私にとってメタリカの古参とは「NO LIFE TIL LEATHER」持ってる!とか、KERRANG!の名フレーズ、当時シビれたねー!とか、そのへんのつもりで、「MASTER OF PUPPETS」でのメジャーデビューすらギリ間に合ってない身なんて、若輩気分で長らくいた訳だが、今や80年代リアルタイマーは、とっくに古参カテゴリーなんだろう、きっと。

そんな人種のご多分に漏れず、前半から中盤にかけての「LOAD」以降ナンバーの連発っぷり(ブレイクやらオリジナルシンフォニーやらを除いて、都合9曲かな)は、ダルダルに弛緩しまくるに十分なのであった...

あとラーズはまだしもクラシック界では有名らしい指揮者のおじさんの、長広舌MCね。字幕もないもんだから、さらに退屈度アップ。たださえ長尺(2時間30分)なんだから、あそこはせめてカットして欲しかったわ。

ま、ブラックアルバム以前の曲のみで固めたラスト5曲は、それなりにアガりましたけどね。そもそもオーケストラと共演できるレパートリーって、必然的にスラッシュチューンは外される訳で、そりゃまったりもするわなー

企画ものノリ一発だった20年前と比べると、諸々練られたコラボ...なのかと思いきや、バンドの意識としては誤差の範囲なんじゃないかという仕上がり。

まあ前回のやけに正確なラーズのビートが醸す違和感に比べれば「お直し」のレベルは、上がったんじゃないかな?

真のメタリカマニアなら楽しめると思うけど、私はそこまでじゃねえなと、再認識しましたとさ。
Gen

Genの感想・評価

4.5
マジでMetallica愛聴してる
本当に見れてよかった
ありがとうMetallica
そしてSan Francisco Symphony
Yanakov

Yanakovの感想・評価

4.8
圧倒的な表現力と偶像感は衰えを知らない圧巻のパフォーマンス。オーケストラとのミックス加減もちょうど良い。
ヘヴィメタルとオーケストラがこんなに合うものだとは思っていませんでした。その場にいた人達はとても幸せだと思います

1日しか上映しないのが残念です
行ってきました!
日本でこれを上映してくれて感謝!でも実は昨日の一夜限りの上映だったので、今日大事な会議があるので行けないじゃん!と思ったら新宿ピカデリーのみ昨日今日の2days上映!奇跡的に行けて良かった!

素晴らしかった!ただ正直言うと中盤のLoadやReload、カバー曲の辺りは仕事の疲れと週始めのナイト・レンジャーのライヴ疲れでかなり眠くなってしまった。

しかし!クリフ追悼のPulling TeethからラストのEnter Sandmanまではアガりっぱなしだった。

メタリカはオケとの競演は今回で2回目。見事にヘヴィメタルとクラッシックの融合を体現していた。メタリカみたいな大作があるメタルバンドって意外にクラッシックと合うよなと再認識した。

そして映画館は普段映画館に映画を観に来なさそうな(失礼!)メタリカTシャツの輩で溢れてました。

上映後の拍手が鳴り止まなかったのは良かったんだけど、この手のフィルムコンサートにありがちなノリすぎちゃう人とか大声で歌いまくっちゃう人、やはりいたみたい。

自分の周りはいなかったんだけど、上映後、後ろの席から「君の歌を聴きに来たんじゃないから!メタリカの映画観に来たんだから!どんだけ楽しみにしてきたと思ってんだよ!ONEからのクライマックス台無しじゃないかよ!君の口臭が臭くて本当に台無し!頼むから死んでくれよ!」と絶叫してる人がいた。

…まあ気持ちは分かる。でもねぇ。余韻に浸る間もなく一挙に覚めたわぁ。

ライヴでも大声で歌うの迷惑だもんね。これはあくまで映画だからその口臭が臭い人、もう少し抑えないとね。と、思いました。本題とは外れましたが、今回もCDがリリースされるとの事で楽しみ!

後はジェームズが一日も早く依存症施設から退所して、08年以来の日本での単独ライヴ、お願いします!
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