2019年 アメリカ製作 邦題『ルディ・レイ
・ムーア』を描いた Netflixオリジナル の
ヒューマンヒストリー ＿＿ 伝記 🇺🇸🎩✨

エディ・マーフィ 扮する 伝説のコメディ
アン「ルディ・レイ・ムーア」…… 🤹🏾‍♂️✨

僕は存じ上げていない 全く知らない人物
でしたが 〜 多分 エディ・マーフィはハマり役だったんだと思う …… 🙆🏾‍♀️✨✨

エディ自身が リスペクトするコメディアン「ルディ・レイ・ムーア」を演じて エディ自身の俳優人生 集大成的 作品とのこと だから納得するしかない …… 👏🏻😆✨

『伝説は自分で作れ』と言ってるからね 〰︎ 😆✨

しかも マジで集大成なら マジでエディらしい かなり笑える演技と演出 〜 この伝説のコメディアンの芸風が 殆ど下ネタ オンパレード オッサンギャグも入ってるエディらしい 〰︎ 🤣💦

独特の間合いが 面白いんかも知れない …… かなりクセが強いから 観たら直ぐにわかる筈 多分エディが必死に真似てたんだろうなー …… 🤣💦

途中から 訳あって映画撮影へと〜 それが原題『Dolemite Is My Name』と関係する これも展開がかなり笑えるから観て欲しい 監督がウェズリー・スナイプス 〜 👏🏻😆✨

エディ・マーフィ に ウェズリー・スナイプス の黄金コンビ …… 冷静に考えたら 実はこの2人だけでも笑える しかもコメディアンを演じる コメディー映画 〜 もう笑うしか無いでしょうー 〜 😂🥹🤣💦



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• #netflix-2022

『ルディ・レイ・ムーア』
原題 Dolemite Is My Name.
製作年 2019年。上映時間 118分。
きわどい下ネタを連発するスタイルで1970年代に活躍したミュージシャンでコメディアンのルディ・レイ・ムーアを描いたNetflixオリジナルの伝記映画。
75年にルディ・レイ・ムーアが製作・主演した映画で、ブラックプロイテーションのカルト的作品として名を残している『ドールマイト』。
同作でムーアは女たらしで下品で強烈なキャラクターの主人公ドールマイトを演じ、それが大当たりする。
70年代初頭のロサンゼルスでくすぶっていたムーアが、いかにして『ドールマイト』を生み出していったかを、『ハッスル＆フロウ』のクレイグ・ブリュワー監督のメガホンで描いた。
エディ・マーフィがルディ・レイ・ムーアを熱演。
ウェズリー・スナイプスが『ドールマイト』のメガホンをとったダービル・マーティン役を演じた。Netflixで2019年10月25日から配信。

『ある人のゴミは別の人の宝物』
ちゅう言葉がある。
メルカリなどフリマサイトなど閲覧してたら、この西洋の格言はなるほどなぁと思う。
個人的にはあらゆるモノから意味ある(個人的な思いで)モノを製作して糊口をしのいでる小生は染々思う。
あらゆることでも云えることやとは思うが、コメディ(お笑い)にも同じことが云えるかな。
ある人がユーモアのないクソやと思っているものが、隣人が今まで見聞きした中で最も面白いネタなんかもしれない。
この現象を説明できる科学者はいないが、『ハッスル＆フロー』（2005年）やドラマ『Empire 成功の代償 』のクレイグ・ブリューワー監督の作る今作品の1シーンほど、この現象をよく表しているモノなないんちゃうかな。
スタンダップコメディアンのルディ・レイ・ムーアとその友人たちは、劇場でビリー・ワイルダー監督のコメディ『フロント・ページ』（1974年、ワルテル・マッソーとジャック・レモン主演）を鑑賞している。
ムーアとその仲間たちは、劇場内の騒々しい笑いとスクリーンで見ているものに戸惑いを隠せないでいる。
ルディ・レイ・ムーアにとって転機となる作品であり、次のキャリアへのステップとなる作品である。
エディ・マーフィがルディ・レイ・ムーア役で出演していました。
必要ではないとは思うが、実在のムーアの経歴をある程度知っておくと、多少面白さにスパイスはあるかなぁ騒々しい伝記映画の視聴体験が高まると思います。
ルディ・レイ・ムーアは、ショービジネスで大成功することを夢見たハスラーやった。
ハスラーってのの意味では詐欺師、ぺてん師、はたまた、勝負師や、精力的な実業家、やり手って意味合いがあるけど、それらを網羅した人がルディ・レイ・ムーアなんかな。
はたまた、カスと見るかは人次第。
最初は歌手として、次にスタンダップ・コメディアン、そして、最後は映画スターとして(日本においては彼はニッチなスターかもしれないけど)。
彼の野心と夢は、周囲から見放されてもなお、彼を動かし続けた。
ルディとの出会いは、ドルフィンズ・オブ・ハリウッドのレコード店の副店長。
彼は店のDJ（スヌープ・ドッグ）にルディのR&Bレコードをかけるよう口説こうとするが、その中に『The Ring-A-Ling-Dong 』ちゅう曲があった。
DJは、もうその曲の時代は終わったと云うが、すぐに次の電球がルディを照らす。
地元の行商人（ロン・シーファス・ジョーンズ
の巧みなカメオ出演）は、店にいる人々に『フード』での背の高い話を聞かせる。
ルディは、その物語に手を加え、コメディにすることを決心する。
そして、服装と態度を変え、ドールメイトの誕生。
ルディ・レイ・ムーアのステージ上の分身であり、ポン引きであり、ラップの哲学者。
彼の印象的なキャッチフレーズは、映画の中で何度か繰り返される。
"Dolemite Is My Name."
そして、
"effing" up mother-"effers" is my game.
("effing"は"fucking"で"effers"は"fucker."の婉曲語。)
なんかノリでルディとドールメイトの雰囲気が少しはわかる。
しかし、共同脚本家のスコット・アレキサンダーとラリー・カラシェフシ（ティム・バートンの『エド・ウッド』（1994年）の共同脚本家でもある）、そして特にエディ・マーフィは、もっと深く掘り下げて、彼、彼の友人、彼のキャリア追求の様子を見ている。
このように、大したことのない男が戦略を考え、結果的にうまくいくのを見るのは、なかなか面白い。
彼の知恵の一つは、『聴衆を知る』こと。
彼自身の好み、そして彼の友人の好みが、ステージ、レコード、そしてスクリーンに映し出されるものに反映されている。
プロデューサーが、ルディの近所の5つのブロックにしか彼の演技はウケないと云ったとき、ルディはこう答えた。
『そういう勘の良さと、寛大さ、自分の欠点を理解しているからこそ、彼は成功の域に達することができたのだろう』
と高慢な俳優ダービル・マーティン（ウェズリー・スナイプスがあまり見せない面が面白い）と取引をするシーンは、ルディの鋭い説得のセンスを表しているんかな。
彼はエゴを利用したと云える。
エディ・マーフィは、彼のコメディの才能が絶大であること、そしてそもそも彼がなぜこれほどのメガ・スーパースターになったかを思い出させてくれる。
ここでは、ムーアのものまねをするのではなく、彼の精神をとらえ、彼が明らかに尊敬する人物に敬意を表していた。
また、脇役陣も巧みだった。
マーフィーとの共演シーンを増やしてほしいスナイプスに加え、歌手ベン・テイラー役のクレイグ・ロビンソン、社会派の劇作家ジェリー・ジョーンズ役のキーガン＝マイケル・キー、目ざとい同僚セオドア・トニー役のタイタス・バージェス、ムーアの友人ジミー・リンチ役のマイク・エプス、学生のコディ・スミット＝マクフィー（『ロード』）などが愉快に演じていました。
このほか、DJダディ・ファッツ役のクリス・ロック、ドル紙幣を目にしている映画配給会社役のボブ・オデンカークがカメオ出演しています。
特筆すべきは、ルディのミューズであり発見者であるレディ・リード役のダバイン・ジョイ・ランドルフ。
彼女はこの役柄を面白おかしく、そして激しく演じてたし、今後の仕事につながるはずなんちゃうかな。
ルディ・レイ・ムーアは、リチャード・プライヤー、レッド・フォックス、マムズ・メイブリーのコメディが人気だった時代に、ブラックスプロイテーションのアイコンになった。
だから、今作品がどんなユーモアを提供するのか、少しわかってもらえるといいのだが。
カンフーアクションや肌の露出が多い淫靡なユーモアは、『Dolemite (ドールマイト)』3作やムーアのコメディアルバム（とそのジャケット）の定石やと云える。
今作品ルディ・レイ・ムーア監督の処女作『ドールマイト』（1975）のメイキングを描いた作品やけど、数々のイースターエッグがムーア監督の後年の作品を参照している。
警察のカーチェイス、家から逃げるドールメイト、爆発する車、そしてセックスシーンは、実は『ヒューマン・トルネード（THE HUMAN TORNADO／DOLEMITE II）』（1976年）のもの。
ムーアが繰り返し云う"Put your weight on it!"や、作中で主人公が麻薬の売人に復讐を誓うのは、『ディスコ・ゴッドファーザー』（1979年）の引用ですよ。
今作品は好き嫌いがハッキリと分かれる映画やとは思うし、食べ物、お肉で例えるなら内臓系かな。
個人的にはルディ・レイ・ムーアには愛着を持ってることもあり、楽しく鑑賞しました。

【名前】

ドールマイトが俺の名だ！

最初は「こち亀」かよ！というテイストかと思いきや、貧乏でアングラな黒人コメディアンが自分探しとして辿り着く本作のゴールが「俺はドールマイト！」という自分の演じ続けられる姿を見つけること。貧しい、乏しい、煩わしい。それでも映画という形で自分のイチモツ以上に肥大化したエゴや、自分の信じる“笑い“を不器用で腹が出ても追い求める愚者の奇行は、愚かであるがゆえに市民権を得ることになる。なんだろ？希望とか真面目なワードじゃなくて「自分になる。」「自分を作る。」というアイデンティティに受容や愛を感じる物語。批評家やインテリはバカにするだろうが、自分の中に詰まったモノを惜しげもなく振りまける彼の姿に心動かされ、エディ・マーフィの映画としても集大成感があっていい。ストリートから生まれて摩天楼には昇れないけど、ストリートに帰着したラストシーンの映画を待つファンへ「俺の名はドールマイト」とストリートで即興を始めるルディ・レイ・ムーアという男の姿に、そしてクランクアップの挨拶も「ドールマイト風にやってよ！」のリクエストに答える彼の姿に、完成度や質の高さを超えたところにある人間的な愚かで熱情ある本質にエールをもらった気分だ。何がフォースだ馬鹿野郎！ストリートからでも克己してファイトする精神だってフォースと呼べるじゃないか！？奴の名はドールマイト！俺たちの心にだってドールマイトはいるんだ！