owlマン

フェイスレス 顔のないボスのowlマンのレビュー・感想・評価

2.8
暴力団の覇権争い、裏切り、実話が下地にある韓国ノワール映画。

“暴力団の悲惨な人生を通して、青少年たちに同じ道へ進んで欲しくない切実な思いをこめてこの映画を製作しました”と言った言葉から始まったこの映画...

韓国の暴力団抗争がある映画は今までありましたが...それすら“光”の部分を描いているように思えるくらい“暗い”部分を描いている映画でした...

先が見えない刑務所の生活や、家族の死に目に会えない苦しいが、たんたんと、しかし確実に...蝕んでいく息苦しさがあります...

OPの言葉が頭にある為、劇中の“幸せ”な一時も...あぁ...崩れてしまうのかな...と先だって思ってしまう...

一度、道を外してしまったモノは...二度と人の道に戻ることはできないのか?...
“人を呪わば穴二つ”と怯えながら生きねばらないないのか...?
この道に進むしかない人は、救われないのか...?

寝る前に観なければ良かったなぁ💦
観てよかったと思う後味が悪い作品とは違う...感じでした...
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