
とある村の持ち主のいない古い空き家。ここは誰もが寝泊まりし、出ていくことが可能な場所。ちょうど吉田(山岸健太)が去ろうとしているところに、村の役所から派遣された矢島(山科圭太)が、不法に滞在する5人に退去勧告を言い渡しにやってくる。 長期滞在しているマキ(石川瑠華)が「前にも何人も来たけど、結局追い出せてないから」と予言したように、矢島は、リーダー格の男・鈴山(菟田高城)のペースに巻き込まれ、立ち退きを説得できないどころか、サエコ(遠藤祐美)の提案でその家で一晩を明かす羽目になり…
都内郊外のキャスティング会社で働く男・佐田紀夫、30歳。彼は交際三年目になる恋人・田辺茉莉と、穏やかな毎日を送っていた。ある夏の日。紀夫が家に帰ると、窓から強い夕陽が差し込んでいた。焦げる…
>>続きを読む京都の歴史ある学生寮「近衛寮」は、一見無秩序のようで、私たちが忘れかけている言葉にできない“宝”が詰まっている場所。そこに老朽化による建て替え議論が巻き起こる。新しく建て替えたい大学側と、…
>>続きを読むタツヤの元にヤクザの兄貴分・瀬島が現れ、薬物依存症になった女・貴美子の「毒消し」を命じられる。数人の仲間たちと共に山奥の別荘へ向かうタツヤ。最初は休暇気分でいたが、山中を進むうち、タツヤた…
>>続きを読む祖母の家だった空き家を訪れるコト(23)。だが様子がおかしい。庭には見知らぬダンボールハウスが建ち、妙な老人が住み着いていた。街の音を録っては土に埋める〝音の墓〟を作っているという老人。そ…
>>続きを読む人を見ると理性を失い、噛みつき感染させてしまうゾンビの家族。 今まで人目につかないよう、家の中から一切出ることなく静かに暮らしていたが、 外を知らない娘のために父親は、人間と共存していきた…
>>続きを読む過疎化が進み、空き家の数も多くなってきた地方都市。 かつてその街に住んでいた主人公・茉莉 は亡くなった父親の遺産として実家を譲り受けることになり、売却処分することを決めていた。 そんな中、…
>>続きを読む©東京藝術大学大学院映像研究科