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目次

stayの作品紹介

stayのあらすじ

とある村の持ち主のいない古い空き家。ここは誰もが寝泊まりし、出ていくことが可能な場所。ちょうど吉田(山岸健太)が去ろうとしているところに、村の役所から派遣された矢島(山科圭太)が、不法に滞在する5人に退去勧告を言い渡しにやってくる。 長期滞在しているマキ(石川瑠華)が「前にも何人も来たけど、結局追い出せてないから」と予言したように、矢島は、リーダー格の男・鈴山(菟田高城)のペースに巻き込まれ、立ち退きを説得できないどころか、サエコ(遠藤祐美)の提案でその家で一晩を明かす羽目になり…

stayの監督

藤田直哉

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
39分
ジャンル
ドラマ

『stay』に投稿された感想・評価

ワンコ

ワンコの感想・評価

4.0
【stayとは。方丈記】

これは今、僕達の生きる社会そのものだ。

前に、イギリスがEU離脱の国民投票する際に、反対派は、「Remain EU」ってステッカーを作ってキャンペーンをしていた。

僕は、なぜ、「Stay EU」じゃないのか?
Remainは、レジデュアルな感じがして、stayの方が良いんじゃないかと、出張で来たアメリカ人に尋ねたところ、彼も、stayの方が良いような気がすると言っていた。

だが、確証の得られない僕は、ある著名なアメリカ人の日本文学者の先生に勇気を振り絞って尋ねた。

教えてくれた。

stayを使う場合には、「stay in EU」じゃないと意味を違えられる場合がある。
印象として馴染まないかもしれないが、remainは長くとどまるという意味でも正しいと。

それ以来、僕は、stayは、ワンコの「待て」ぐらいに思うようにしている。

今の僕達の生きる社会は、ネット環境の進化で移り変わる速度は早く、社会のインフラ自体がまるで変わってしまったようで、更にコロナのような不測の事態もあって、なおさらなのだ。

だから、ひと所にとどまることなんかない。

とどまっては入れ替わり、終(つい)の住処なんてことはないのだ。

でも、待てよ。
これは、鴨長明の方丈記の書き出しのようでもある。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」

企業だって、終身雇用なんて昔の話だ。

鴨長明が感じてたくらいだから、現代は尚更なのだ。
ひとりで妙に納得する。

繋がりだって、実は希薄だ。
少し同じ時を過ごしたからといって、それが親しい友人になるってことではない。

とどまる理由がなければ去る。
窮屈だと思えば去る。
嫌なヤツがいれば去る。
疎外感があれば去る。

一見自由のようだが、でも、これは、自由なのだろうか。
そんな疑問もよぎる。

自由で気ままなようで、実は不自由な気もする。

でも、エンディングの場面、そんなことを言っても、また、新陳代謝は進み、いつかは良い世界が来るような感じにもなる。

今は、もしかしたら、過渡期なのかもしれない。

どちらかと言えば、そう考えて過ごす方が、希望があるように思える。
自由を求めて過疎村の持ち主のいない古民家に不法滞在する男女5人。
ある日、そこへ村役場から退去勧告に矢島がやって来るところから物語は幕を開ける。
本作における矢島がユニークで、初っぱなから退去勧告にやって来た村役場の人間とは思えない行動を取る。
この矢島の視点から不法占拠する彼らの“生態”が垣間見えてくる。
本来彼らは夫々の事情に立ち入らず、互いに干渉しない暮らしを望んでいたと思うが、恰もリーダーのように他の者に指示を出す矢島みたいなのがいたり、何時の間にかサエコをはじめとして女性が賄い係になっていたりする。
職場や家庭のような「役割を押し付ける」コミュニティから彼らは逃れて来た筈なのに、それを“逃亡者”グループの中で作ってしまう矛盾。
この「不自由」が何時の間にか出来てしまったコミュニティに、そのコミュニティを解体しようとした矢島が囚われてしまうという皮肉。
だがアメーバのような彼らは、そんなことに何時までも固執しないし、我慢しない。
この集合・離散するアメーバのような彼らの“生態”を象徴するようなラストが印象的だ。
昨日観に行った2本の中では本命やったんやけども…

村の空き家に無断で住み込んでいるヤツらがいるんよぉ、村に委託された業者が出ていってもらえんやろかぁ?お願いに訪れると…って話

そうな、期待いうてもな、おや?石川瑠華ちゃん出ているやん!ってなもんやからな、内容もよう知らんと観たんやが…
う〜ん、ロケーションは素晴らしいしプロットもめちゃ可能性秘めているけども、ストーリーの盛り上がりには欠けるし、穴もあるし、特に「別に、友達とかじゃない」の圧倒的に魅力的な会話劇を観た直後だと、まぁ台詞に魅力が無さすぎて残念やった、本作も会話がメインになって然るべきなんやが印象的な会話シーンがほぼ無かった

そうなぁ…オチは序盤から予感しかないしやな、予想を超えてこないしやな
しかし、そのオチにしては中編作品やから仕方ないかも?やけど過程が薄すぎて唐突に思えてしまうしやな
夜は交通手段がないから、言うてた女が夜に出ていくとかなんなん?なるしな
そもそも、田舎暮らしに憧れあるマシンボーイにでさえ、この生活がそこまで魅力的に見えないのは圧倒的な敗因よ、「もみの家」や「リトルフォレスト」みたいな憧れの田舎暮らしが微塵もない
この脚本家の人「脳天パラダイス」にも参加しているんかぁ…、あちらは素晴らしかっただけに残念やなぁ

ま、瑠華ちゃんは可愛かったから文句は無いよ、瑠華ちゃん無しの舞台挨拶中に一瞬意識が飛んでいたんは勘弁してくれよな!ぺろぺろ

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