昼も夜もの作品情報・感想・評価

「昼も夜も」に投稿された感想・評価

この作品の受け止め方が分かりません。
ゴダールのような映画にしたかったのか…、
東日本大震災とどう繋がっているのか…。

字幕で度々登場する散文で
情緒を出そうとしているように感じましたが、
むしろあの演出が作品全体を
安っぽくさせてしまったように思います。
それに尻の軽い女を正当化しているようで
とても気色が悪いのです…。
これはモテない女の遠吠えでしょうか。

とは言え、脇役の演技が
とても味わい深くて魅力的でした。
くろ

くろの感想・評価

1.5
つまらなくて、長く感じる69分。


突然現れた態度のでかい女シオリを突き放さずに受け入れてくれる主人公。
優しすぎない?
素性もわからないんだよ?

男たちは下心があるから、シオリはふらふら次から次へと男を渡る。
男に頼っているけれど、下心がわかるから男を邪険に扱う。
下心がなかったのが主人公で、だから安心して眠れる、眠るために車に閉じこもる。

主人公は、目が覚めた彼女とやり直せたのは本当だろうか?
自分の浮気が原因で事故を起こして眠り続けている彼女。
ドラマの中で目を覚ましたし、幸せだよって言っていたけど、本当だろうか?

何を伝えたかったのかはわからない短いお話。


黒バックにローマ数字の“I”
薄曇りの空を背景にノースフェイスの黒いダウン、黒っぽいネックウォーマーの若い男
モノローグ…気温・株価・ガソリン価格、車の売買の事。

目を閉じて両腕を翼の様に水平にあげる
モノローグ…「自転車を漕ぎながら 君のことを思い出す」
自転車は枯れ草の土手の上を走っている。
「漕いでいなくても 君のことを思い出す」

黒バックに縦書きで
“昼も 夜も”

山あいのロードサイド。ごく普通に寂れた中古車販売店。ドカジャンを羽織った先程の男と作業着姿の茶髪の若者が車の整備をしている。
突然、店の前に赤いMINIが急ブレーキ。助手席のドアが開き、車中から男の怒声。助手席からは女?モッズコートにマフラー、細身のデニム、突っ立っている。男は捨てゼリフを残し急発進。女はペットボトルの水を怒りに任せたみたいにブチまける。
呆気にとられ眺める男。振り返った女、は若く整った顔つき、だが目が、まるで抜き身の刃物の様に鋭い。目が合い、思わず大きく目をそらす男。女はズカズカと歩み寄り
「ねぇ!ここどこ?」
「ねぇ?きいてんだよ!」
「おいっ!このクソど田舎どこなんだよ!おい!耳が聞こえないのかよ⁈」
乱暴に放たれる言葉に耳を貸す素振りも無く、事務所に入っていく男。
女は問い詰めながら事務所の中にズカズカ入り込む。男はめんどくさそうに名刺?を出し、現在地、とバス停の場所を伝え追い返そうとするとする。「それどこだよ、どこに繋がってんだよ?」女が事務所から出ると、ゆっくりと先程の赤MINIが近づいてきて、運転席から女のバッグを投げ捨て去っていく。事務所の戻ってきた女。「ねぇ、駅まで連れてって」とやや甘えた様なトーンで。
男「バスが通ってる」と言い捨て、鳴り出した電話に出る。痺れを切らし飛び出す女。

バス停の凄まじい時刻表を見て立ち尽くす。

事務所でエスプレッソを淹れる男。店先に目をやると、先程の女。並べられた中古車の一台に歩み寄り乗り込む。
男がドアを開け降りる様に促すと「それが客に対する態度?この車あたしが買うから。ほら手付金」と千円札を出す。「とにかくしばらく試乗するんだから1人にしてよ!」…根負けした男、店に戻っていく。

夜。事務仕事も終え、灯りを落とす。
車のドアを開ける音に目を覚ます女。
ダウンジャケットに着替えた男、車に乗り込みながら「送るよ」
「じゃあ、 あんたの家まで」
「…よせよ」
「じゃあ東京まで」
「…わかった」走り出す、真っ暗な車内。
「あんたさぁ 彼女いんの」
「いる」
「へぇ… うまくいってんの」
「何をうまくいってる、と言うかによる」
「…そう言う言い方する男いるけどさ、」
「 。」
「 ?」
「 …」
女は子供の頃に飼っていた犬の思い出の話をする。亡くなった、背骨の曲がった、真っ直ぐ走れなかった犬の話。夢にも出た犬の。
「あんた見てるとソイツの事思い出すよ。犬っぽいんだよ、アンタ」

男は問われ、自分の話をし始める。亡くなった父から店を継いだ事。車の事しか知らない、と言う男を女はからかう様に受け流す。その表情はしかし侮蔑の様では無い、としか。

ネオンとヘッドライト。新宿二丁目。
「ちょっと車停めて」
「家、この近くか?」
「あたしの⁈ ねえよそんなもん。探すんだよ、これから」
疲れとも諦めと笑みともつかぬ表情でシートベルトを外し、ドアを開け、
「じゃあね。」
背を向け、夜の新宿に歩いていく女。
運転席で、どうも出来ず、しかし何か言いたげな表紙で見送るだけの男。流れていくヘッドライト。サイレンの音。
男、ダッシュボードの“手付金”を自分の財布にしまい、車を発進。

モノローグ
「1月16日 夜
久しぶりの東京
相変わらず人が多い
ゴミゴミしている
空気が汚い
空から星が消えていなくなっている
“かえで” 今日は妙なおんなに会ったよ
それを君に話せるのは いつになるんだろう」

新宿の街。渋滞気味。信号待ちの人たち。街の灯り。
「2つ目の窓」でキュンなった吉永淳ちゃんとよ、「ポンチョに夜明けの風はらませて」でぺろぺろなった阿部純子ちゃんな
いや、同一人物なんやけどな、最初はマヂで全然気付かへんかってん、阿部純子?こん子誰や!こんな可愛くって素晴らしい女優さんがマシンボーイの耳に入ってきてなかったなんて!言うて調べるまで吉永淳ちゃんと同一人物だなんてこれっぽっちも思ってなかったんですわ
3年でここまで変わる?いうてな、真相が明らかになってからもしばらく疑ってたわ

変な女に絡まれたんやけど…、って話

本作は吉永淳時代の出演作、ってか製作年が「2つ目の窓」と一緒なんやけど「2つ目の窓」ん時に比べてもだいぶ大人びてみえんなぁ
それでもな吉永淳時代は肌も焼けていて可愛らしい健康的な女の子のイメージやったけど、最近みる阿部純子ちゃんはキレイな大人のお姉さんって感じで、全然イメージ違うんよなぁ…
え?もちろんどっちも好っきゃで!ぺろぺろ

ってかさこの作品さ、同じ塩田監督の「風に濡れた女」とほぼプロット一緒よな、エロがあるか無いかだけよな
ただ間宮さんのおっぱいある無しに関わらず「風に濡れた女」のが全然面白かったけどな…、本作は見終わったあとに「…ん、終わったん?」なったわ
「月光の囁き」とかさ、塩田監督はエロ要素あった方が俄然良いわ、エロがエモーショナルに響くけど、エローショナルやな!ぺろぺろ、エロ無いと何が言いたかったん?なるわ

まぁ、いいよ!淳ちゃんぺろぺろなっただけで元はとった!
何気に豪華キャストやったけど淳ちゃん独り舞台でしたわ
minorufuku

minorufukuの感想・評価

3.4
父親のあとを継ぎ片田舎の中古自動車販売店を経営する青年が主人公。ある日、彼の店の前で車が止まり、同乗者の男と喧嘩した若い女が放り出される。彼女は怒り散らしつつ、突然主人公の店の車に乗り込み手付金(千円)を払い、車を買い取ると言い張る。見兼ねた主人公は、その車で彼女を東京送ることになるのだが…という話。

1時間ちょっとの中編作品。
はっきりとしたストーリーはなく、色々と曖昧なまま終わるのだが、その空気感は好きなタイプだった。

主人公の父は死去し、母は家族を放り出して家を出ており、幼い妹と同居している。主人公の恋人は交通事故で意識のないまま入院中で、今いる場所を離れられない状態となっている。その彼の前に現れたヒロインは神出鬼没で住まいを持たす、あちこちに男をつくり、彼らをあしらい、頼りつつ無計画なその日暮らしをしている。この2人の対比が面白い。主人公の方は、ヒロインに自分の境遇を語ることで素性がはっきりしてくるのだが、ヒロインの正体は最後までおぼろげにしか分からず謎めいている点もやはり対比となっている。会話の中で出てくるヒロインの哲学的であり得ないたとえ話と、テロップでの心理描写の内容は興味深かった。見知らぬ男と車で海に行って、その男を放っておいて別の見知らぬ男の車に突然乗り込んで去るシーンはちょっとうすら寒かった…

主演の瀬戸康史は相変わらずイケメン。この前観た「ミックス」にも出ていた。最近は性格悪いもしくはダメな役柄が多いように思えたが、本作では誠実な男を演じていた。ヒロインは「2つ目の窓」という作品にも出ていた吉永淳。今は阿部純子名義で活動しているらしい。どちらかというと幼い外見なのに影があって妙に色っぽい。大体いつも無愛想な役。

最後のヘリはなんなのだろう?
まつへ

まつへの感想・評価

2.2
よくある「で?」ってなっちゃうタイプの邦画でしたね…

伏線っぽい演出がすべて放置プレイ。困ったら海に行く。
余韻が残らないなぁ
瀬戸康史と吉永淳、役者はとても好きなんだけど。
答えのない映画って難しいですね
おもち

おもちの感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

あーヒロインを通してあの出来事を描きたいんだなと分かるまでに変に時間がかかる。回りくどく、取って付けたかのような。この手の他の作品も含めて、”当事者ってこんな感じ”というイメージが固定化されてしまっているようでなんだか。そこに悪意は全くないのは分かるのだけど。

でもなぜだか、随所随所で心が痺れた記憶、、、音楽と字幕と黒味で織り成されるリズムがなんともたまらない。そして犬のように寡黙に恋人を待ち続ける瀬戸康史のことが思わず好きになってしまう映画。こんなイケメン田舎にいる?!?
どこまで行こうか…
誰と会おうか…
何をしようか…
その全てが解き放たれた時に人は自由になれるのだろうか?

ちょっと意味不明な作品でした。
途中の文字もイマイチよくわかんない。

特にラストのヘリコプターって深い意味あるのかな…?
もしかしてその前の車内で会話していた時に近くで行われていたアレと関係あるんかも。。。
まこと

まことの感想・評価

3.3
「ミックス。」では相当嫌な役を演じてた瀬戸康史だけど今回は一転して普通の青年

その代わりと言ってはなんだが相手役のヒロインがめちゃめちゃいけ好かん女で最後まで全く好きになれなかった笑


これは多分千葉県が舞台なんでしょうね、とにかく海に行きたがるメンズばっかりでした
ひろ

ひろの感想・評価

3.0
「『雨月物語』かよ!」とツっこんだ後、過去と共に生きる男と素性すら分からない女が交じり合う様に感動したものの、
ラストで自転車に乗って去るのを瀬戸康史が見てしまうのは果たして正解なのか考えてしまった。
>|