いつもそうだ。 恋も仕事も憧れるばかりで二の足を踏んだまま。 映画監督になる夢を抱き、助監督として現場に出て今年で2年目になる根矢涼香(23)は、自分の作品を一本もつくれないまま、いつしか目の前の仕事にも投げやりになっていた。 大学の頃から想いを寄せる啓太には自分の気持ちを伝えられず、同期の活躍ばかりが気になって仕方ない。 そんなある日、慕っていた先輩の里美のある告白をきき、涼香は遂に“映画監督になる”ことで中途半端な自分にケリをつける。
⾼円寺の⾼架下。アップテンポなダンスチューンに合わせ、おもむろに脇⽑を⾒せながら踊り狂う⼆⼈の⼥性・梨⽥と浜中。彼⼥たちは唯⼀無⼆の親友である。⾼円寺の銭湯。「50 代の男性と 14 歳の…
>>続きを読む売れない自主映画監督のサワダは、大学の同級生サナガワと一緒に作った映画でインディーズ映画祭のグランプリを獲得し、その賞金100万円をもとに更に大きな映画を作ろうと意気込む。アルバイト先の居…
>>続きを読む料理人を志す盲目の青年ユウキは、とあるレストランのナポリタンに心を奪われる。見習いとして働き始めたユウキは先輩アルバイトのケンタや料理長と心を通わせながら夢と向き合う。
「俺、売れるから!」と、言い続けてきた俳優の森本。同期は先に売れていったり、YouTubeをはじめたり。あぁ、いつからだろう。自分の言葉と現実がズレている…。モヤモヤした森本の日常に、ふと…
>>続きを読むつてメジャーデビュー寸前まで行った人気大学生バンド4人組。ささいな行き違いで解散してしまった彼らは、6年後、20代後半となってそれぞれの生活を歩んでいた。結婚、仕事、人間関係……。さまざま…
>>続きを読む1980 年代。若松孝二が名古屋に作ったミニシアター。 映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの青春群像。 この映画には、僕の、私の青春がある。あなたの青春がある。
染井春太は居酒屋でアルバイトをしながら役者を目指しているが、来る仕事はエキストラばかり。ある日、路上で一人芝居をしている途中に出会ったアニキと東京・下北沢にあるバーを訪れる。そこで吃音のア…
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