いつもそうだ。 恋も仕事も憧れるばかりで二の足を踏んだまま。 映画監督になる夢を抱き、助監督として現場に出て今年で2年目になる根矢涼香(23)は、自分の作品を一本もつくれないまま、いつしか目の前の仕事にも投げやりになっていた。 大学の頃から想いを寄せる啓太には自分の気持ちを伝えられず、同期の活躍ばかりが気になって仕方ない。 そんなある日、慕っていた先輩の里美のある告白をきき、涼香は遂に“映画監督になる”ことで中途半端な自分にケリをつける。
⾼円寺の⾼架下。アップテンポなダンスチューンに合わせ、おもむろに脇⽑を⾒せながら踊り狂う⼆⼈の⼥性・梨⽥と浜中。彼⼥たちは唯⼀無⼆の親友である。⾼円寺の銭湯。「50 代の男性と 14 歳の…
>>続きを読む自主映画監督のサワダは、同級生と一緒に作った映画でインディーズ映画祭のグランプリを獲得する。その賞金をもとにさらに大きな映画を作ろうと意気込む。書き上げた脚本は「7s」という題名で、7人の…
>>続きを読む1980 年代。若松孝二が名古屋に作ったミニシアター。 映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの青春群像。 この映画には、僕の、私の青春がある。あなたの青春がある。
料理人を志す盲目の青年ユウキは、とあるレストランのナポリタンに心を奪われる。見習いとして働き始めたユウキは先輩アルバイトのケンタや料理長と心を通わせながら夢と向き合う。
吉積めぐみ、21歳。1969年春、新宿のフーテン仲間のオバケに誘われて、“若松プロダクション”の扉をたたいた。当時、若者を熱狂させる映画を作りだしていた“若松プロダクション”。そこはピンク…
>>続きを読む「俺、売れるから!」と、言い続けてきた俳優の森本。同期は先に売れていったり、YouTubeをはじめたり。あぁ、いつからだろう。自分の言葉と現実がズレている…。モヤモヤした森本の日常に、ふと…
>>続きを読む竹中直人・山田孝之・齊藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々…
>>続きを読む2019年4月24日~2019年4月26日、バンド「THE XXXXXX」ライブ初日の表と裏、「No Pain, No Gain」劇場版先行上映会の山田孝之。