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風速七十五米(メートル)
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『風速七十五米(メートル)』に投稿された感想・評価

宇津井健、田宮二郎の主役男優二人に叶順子が絡むサスペンス映画。そしてトドメは最大風速75メートル級の巨大台風が東京🗼に上陸するのだった🙀。

昭和30年代のネオン広告塔華やかし頃の銀座。広告塔の設計建築で名を馳せる工務店のお嬢役に叶順子、彼女の大学の同期に熱血(やっぱり)新聞記者役に宇津井健、そして広告塔利権に絡む反社勢力の一員に田宮二郎😸。途中、高松英郎の冷酷な殺し屋も登場して「黒い」シリーズと同じく社会派サスペンスドラマに、更にとんでもない台風🌀がクライマックスに出現するので、盛り沢山すぎる内容のドラマだけど、とても野心的な内容で楽しめた😸。

昭和30年代の銀座のネオンがこれほどまでにド派手だったのかと感心且つ驚き。そしてややメタボな宇津井健がいつもハンカチで汗を拭っているのに比較して、田宮二郎は常にビシッとスーツ姿。格好いいです😸。
そしてラストは銀座が台風に蹂躙される地獄絵図。途方もなく大きなセットに大量の水を流し込む昭和特撮魂が炸裂!巨大ぺこちゃんもバラバラに🙀。多分東京湾からの大量の暴水が皇居まで達している筈だけど、その辺りの描写がないのは大人の事情か😾😸。
購入したDVDで鑑賞。

【あらすじ】
「台風記者」田村は、銀座に林立するネオン広告塔に危機感を抱く。しかし彼の旧友である木谷は、東洋一の巨大ネオン建設に関わることとなる。そんな中、観測史上最大の超弩級台風が東京に迫っていた…。

 「台風襲来」の言葉を聞いて密かにワクワクする人は、今も昔もいることだろう。かく言う僕がそうである。そんなボンクラたちの夢が詰まった映画が、『風速七十五米』だ。監督は『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(1966)を手掛けた田中重雄。特撮担当の築地米三郎は、後に『大群獣ネズラ』(未制作)にも関わった。まさに大映特撮の一大企画。夢の国産ディザスター映画である。
 ネオン輝く東京を襲う台風12号は、伊勢湾台風を凌ぐ超大型。発生場所は太平洋トラック島(現チューク諸島)近海。これが非常に興味深い。トラック島と言えば、かつて帝国海軍の一大拠点が建設された場所。一方日本では旅館の女中(町田博子)が「トラックなんて島があるんですねぇ」と呑気に語る。彼女は戦争を忘れたようだ。そんな日本で台風12号は(意図的で無いにせよ)都市部の光を破壊しつくした。この光景に見覚えはないだろうか? そう、『ゴジラ』(1954)だ。戦争を忘れて栄えた東京を、戦没者の無念を背負ったゴジラが再び火の海に沈める。この構図を大映は、台風に変えて撮ったのだ。つまりこれは怪獣映画だ。
 吹き飛ばされる巨大ネオン看板。高潮に飲まれる勝鬨橋。銀座、有楽町も流された。残念ながらカットされたが、「強風でへし折られるテレビ塔」なんてシーンもあったそうだ。空想科学は夢物語。オキシジェンデストロイヤー無き世界では、夢も希望もメチャメチャに破壊されるのみ。人類が未だ遭遇しない怪獣とは異なり、いつ現れてもおかしくない超大型台風だからこそ、破壊描写には背筋の凍る思いがする。
 ただ嘘は言いたくないので正直に書こう。大迫力の台風襲来シーン、終盤約8分ほどしかない。ディザスター狙いで観ると痛い目に遭う。1時間以上ずーーっとネオンを建てるだ建てないだの争いが続く。でも良いんだ。台風のことになると熱くなる宇津井健の熱血記者っぷり好きだし!田宮二郎めちゃカッコよかったし! 何より短いながらも特撮の完成度は凄く高かった!! ただ、ただなぁ…もうちょい特撮観たかったなぁ
田中重雄監督×宇津井健&田宮二郎主演の大映スペクタクル。新聞記者の田村は、東京の防災対策に警鐘を鳴らしている熱血漢。田村の大学時代の友人・丸山照子の父が社長を務める丸高組が入札、施工した巨大ネオン塔が銀座に完成。点灯披露パーティーの夜、設計士の山口と現場監督の浅沼は、何者かに銃撃され、ネオン塔を爆破される事件に遭遇する。田村は、入札時のライバル会社・名古屋の遠藤組が陰で糸を引いているのではないかと疑うが、確証はない。ネオン塔の修理工事を進める中、照子は田村と共に仲の良かった大学時代の友人・木谷と、7年ぶりに再会する。田村も呼び出して、3人は久々に酒を呑み交わす。木谷は、暁産業という万屋で常務をしているというが…。
本作の4年前に起きた伊勢湾台風は、まさに風速75メートル規模で、明治以降の自然災害では、95年の阪神淡路大震災まで、最大の犠牲者数でした。その4年後にこのような娯楽作品が作られるなんて…オープニングでは実際の伊勢湾台風の映像まで使用…現代では不謹慎と叩かれそうです。この頃の特撮映画あるあるだけど、クライマックスを期待させるところが、楽しみでもあり、じれったい。このドラマパートがくだらないと、耐えられず早送り、なんてことになります。
本作は、スター俳優3人の友情と、三角関係のもつれが同時進行で描かれますが、ツッコミどころ満載なので、退屈はしませんでした。複雑な過去、立場があり、葛藤する木谷は唯一丁寧に描かれている感じ。アホ過ぎるヒロインは、いかにも世間知らずなお嬢さんで、父亡き後は失策を連発して、まさに人災。熱血漢な田村ですが、言動はブレブレで肝心な時に役立たず。まるで狂言回しな立ち位置で、かっこよくない。ご都合主義で、無理のあるつじつま合わせを感じますが、比較的テンポ良く、無事クライマックス?銀座を未曾有の台風が襲いかかるミニチュア特撮シーン!有楽町の日劇や朝日新聞社、ペコちゃんの看板等々、崩壊しまくる映像はなかなか見応えあります。いかにもこの時代の大映B級映画っぽく、それなりに楽しめました。
後に大映ドラマでも大活躍した宇津井健は、新東宝倒産後移籍してきました。はっきり言って芝居は大根だと思います。しかもこの頃太ってるのか?ずんぐりむっくりのまん丸顔で汗かきまくり。対する田宮二郎がスタイル抜群なだけに、お気の毒な感じです。田宮に関しては、本作はハマり役で言うことなし。単なるワルでなく、バックボーンがあり、そこを芝居でもうまく表現されてます。アクションもキレキレで、カッコいい。ヒロインは叶順子。作品によっては?ってビジュアルでしたが、今回はまずまず。ポスト若尾文子の代表的存在でしたけど、眼の病気でこれがラスト作品。残念だけど、大映ではこれ以上の待遇は難しそうだったし、良かったのではないかと思います。

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製作国:

上映時間:

91分

ジャンル:

配給:

  • 東映
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