風速七十五米(メートル)の作品情報・感想・評価

「風速七十五米(メートル)」に投稿された感想・評価

モノクロ撮影が戦後最大級的台風の
威力を引き立てる。
CGなど無いのにしっかり怖い!

台風以外にも看板燃えて車走らせる所とか素敵ノワール。
田宮二郎が隣のビルから事故現場見てるショットもキマってた。

宇津井健の大映ドラマ臭がすごい。
スパイシー。
それ故か主役とは思えぬ扱いの軽さだったような気が…
高松英郎の悪役いいわー

でも、部活の顧問みたいな菅原謙二に目を奪われてしまう私。

ディザスター恋愛ピカレスク映画…全てのゴタゴタを台風で帳尻合わせて
終わったような強引さがありました。

多方面に楽しかったです。


シネマヴェーラ的大映男優祭@シネマヴェーラ渋谷
叶順子、これで引退らしいけどカッコいいのでもっと出てほしかった。田宮二郎でBL行ける。
cap

capの感想・評価

-
同性愛感すごい。男2女1の場面で宇津井健に変に気を使う田宮二郎。あやしい。あの台風は田宮二郎の心情のメタファーか。ラスト普通に泣いた。63年。カメラほとんど動かない。置きっぱ。会話シーンのカメラは常に切り返し。
別に台風で危ないのはネオンに限らないだろという宇津井の謎論…そのアイデア、ビジュアル優先で組み立てられたであろう映画のいびつさ自体が面白い、一方ネオン推しの割には白黒という

工事にまつわる争い、友情色恋と、リアルな台風の危機の絡む様相に何かの寓意を見出そうとしたが…台風の猛威で東京もめちゃくちゃになり、しょせん人間なんて…という無情感を見出すのがせいぜいだったが、ラストに至っても宇津井健が台風は人災だ!などと尚更マジになって主張するので、もうちょっと深い映画であるという夢を持たせてくれや!と体から力が抜けてしまう。
工事現場への妨害で組員のボルテージが高まっていく中、友情と立場の間で引き裂かれる男たち、と大筋はほとんど任侠映画なのだがラストの殴り込みの代わりに特撮による都市破壊が来てデウスエクスマキナで映画を終わらせる
終盤のアクションも台風による足元の流水で視覚に楽しい
okke

okkeの感想・評価

-
2018年2月 シネマヴェーラ渋谷にて 併映『宇宙人東京に現わる』
勝手にハリウッド映画のパニックものみたいなのかと思っていたけど、宇津井健、田宮二郎、叶順子が絡むドラマが中心だった。

「シネマヴェーラ的大映男優祭」
@シネマヴェーラ渋谷
銀座水没が、実際にあったら…?という話。
馴染みのある場所だけに、ううむと唸ってしまった。

ドラマシーンはまぁともかくとして、台風シーンとか、水害シーンとか特撮部分は迫力があった。
tk33220

tk33220の感想・評価

2.6
序盤のネオン爆発から来る犯罪シーンや、浸水している地下駐車場での宇津井健と田宮二郎との取っ組み合いなどは暗すぎて何をやっているのかわからないのが惜しい。駐車場に戻る宇津井健と現場に居座る叶順子との擬似的な切り返しもイマイチ。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.5
デアゴスティーニで初鑑賞。なかなか面白い。63年公開の巨大台風によるディザスター映画。5000人の犠牲者を出した伊勢湾台風が59年だから4年後の製作だね。
伊勢湾台風クラスがもし東京に来たら、というシチュエーションの企画だね。

先日書いた地震列島と比べると如何に映画的かがわかるわ。メッセージ的にも似てる。きたるべき災害に向けて防災をしなければならない、というもの。主役がその防災に関してエキセントリックに情熱を燃やす、という構図も一緒。
でもドラマパートの面白さが段違いなんだな。地震列島との大きな違いがここ。

台風がネオンまみれの銀座に来たらどうするのか、と力説する新聞記者に宇津井健。熱血キャラだ。
で、新しいビルのネオン工事に土建屋ヤクザの抗争がある。工事請負会社の令嬢に叶順子。裏で妨害をする業者の手先に田宮二郎。
二人が最初気付かずに良い仲になるという、ドラマチックな展開。

特撮パートはラスト10分くらいしかない。
ミニチュアの街並みに台風が来る描写だけど、割とよくできてる。ちょい水量が多すぎる気はするが。でもアングルが良いからリアリティーある。

あと、サントラがけっこう格好良い。
ネオン街を含め当時の銀座の風景がいっぱい見れて楽しい。