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デスパウダー
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『デスパウダー』に投稿された感想・評価

Hiro
3.1
YouTubeで観れるらしい!
伝説の泉谷しげるさん監督作品!
映画ってこれでいいんだよね!と言いたくなる。推論だがブレードランナー、資料のはらわた2、砂の惑星DUNEなどの影響を受けたのかもしれない。創りたいモノをつくり、魅せたいモノを見せ、聴かせたい音を聞かせる。兎に角、過大評価したくなる作品だ。

忌野清志郎さんの芝居と歌が聴けるゾ❣️
80~90年代のスプラッターホラー映画ブームの世界的潮流は日本にも入って来てVHSビデオ、Vシネマ等をフォーマットとする低予算映画、特に特殊メイクに力を入れたSF・ホラー作品を多数産み出す。
『餓鬼魂』『キクロプス』やJホラーの始まりとも言える『邪願霊』等の後に繋がる実験的作品が次々と制作される。
泉谷しげる原作・制作・監督・脚本・主演・美術・音楽による作品。
しかしお世辞にも面白いともいいとも言えない。
画面はモノクロかと思うくらい暗いし、人物は何言ってるのか分からない。
そして、まるでゲーム画面の様に出る字幕は日本語英語混ぜこぜで内容もめちゃくちゃ。
ストーリーは科学者(忌野清志郎)から美女レプリカント・ゲルニカ(夏木マリ)を譲り受けた売れない画家ハリマ(泉谷しげる)
科学者が言うにはゲルニカは「愛」によって人間になるという。
どうやらレプリカントには定期的に特殊な薬品を投与しないとデスパウダーと呼ばれる麻薬的分泌物を出すらしく、其れを狙って組織の男キヨシ(佐藤浩市)とバウンティハンターの女(村上里佳子)がやって来る。
組織のボスは特殊メイクで誰だか全然わかんない放送作家・作家の景山民夫(晩年は新興宗教に狂い、そして自宅の火事で亡くなったのは残念。『ひょうきん族』での三浦知良のパロディ「フルハム三浦」好きだった)
かように低予算SFホラービデオ映画とは思えぬ超豪華キャスト。
戦いの最中、デスパウダーを浴びたキヨシは顔が溶け崩れゾンビの様に怪物化。
後はもうイメージシーンやら意味わかんないセリフ、ドロドログチャグチャ、ハリマの家の中は機械と肉が融合した様な現代美術の世界となり火が上がり爆発する。
当時の泉谷しげる自宅でロケを行い、当然ながら爆発を見た近所の住人に通報されたという(超迷惑)
その後はムーディな音楽にのせて泉谷しげるが撮った?都会や人々のモノクロ写真(イメージ的に森山大道?みたいな)が何枚も画面を流れていく。
この時間が割と長い。
そして四年の寿命が来て(レプリカントなので)デスパウダーとなってしまったゲルニカはキヨシに乗り移りキヨシは元の美男子(そりゃ佐藤浩市だもの)に戻っている。
そして組織から来た襲撃隊(ライトバンに乗ってやって来る工事のおじさん達)が家に踏み込むとそこは生物兵器の様なドロドログチャグチャの空間。
ほぼ意味不明。
『鉄男』『ピノキオ√964』等の系譜に入ると云えば入るかもしれないけど、泉谷しげるさんはミュージシャン、俳優、タレントとして余りある才能を持ってるけど映像や作家としての才能は無いと思う(それと美術や絵の才能も)
『ブレードランナー』以後、世界で無数に作られたBRフォロアー、エピゴーネン映画。
その一つと言ってしまえばそれ迄だけど、マシンと肉の融合や特にラストのグチョグチョした機械と肉の融合した世界に入っていく感じは最近なら『鬼滅の刃・無限列車編』の下弦の壱に取り込まれて生物化した列車や『JOJO第5部』のノトーリアスBIG、あとマニアックなとこでは石川賢『虚無戦史』の次元生物兵器ドグラ等の機械と肉が融合して全てを取り込んでいくイメージ、サイバーパンクの電脳世界に生物的なイメージを加え、ギーガー的バイオメカニクスをオリジナルであるブレードランナーにプラスしてよりグロテスクな生々しく破滅的世界を(再)構築する。
単なるエピゴーネン、パチモンと切り捨てられない物がある。
「PKディックの後継者」とも言われたKWジーターって作家が居て、代表作『ドクターアダー』はその度が過ぎた人体改造や残酷描写、サイバーパンクの電脳世界に生体マシーンによる世界の改変や支配、そこに蠢く奇怪な人間達といったホラー・スプラッターSFを書いてマニアックなファンを持つもののイマイチメジャーになり切れず残念。
『デスパウダー』はそのKWジーターが描いたグロテスクでサイバーパンクな世界に近い感じがした。
鼠鼠
3.4
泉谷しげるが監督、脚本、美術、主演を務め、当時の自宅で撮影したヘンテコなカルト映画。黒歴史どころかめちゃくちゃ思い入れが強いらしい。
佐藤浩市、夏木マリ、RIKACO、忌野清志郎、景山民夫など無駄に豪華キャスト。

忌野清志郎が造った人造人間の夏木マリ。それに恋する泉谷しげる。人造人間が吐き出すデスパウダーを求めてグッチャグチャな世界観へ。
昔のゲームみたいに「ウッ…」と発しただけで「すごい匂いね…」と字幕が出たり、「かわれーェーェーェー」とトンデモ字幕が付いてる。奇声発してるだけでも字幕だと会話してる。独特すぎる。

終盤は『テラービジョン』のクリーチャーみたいな怪物がグチョグチョ蠢き続ける。発想も展開も実験的にもほどがある。泉谷しげるの頭ん中キチってて惚れちまう。

あんま日本のカルト映画は知らんが『鉄男』や『ピノキオ964』のようなネッチョリした手触り。本作はどちらよりも先っていう。
良作とは言えんが泉谷しげるお気に入りということもあり、埋もれさすには勿体ない。
でもDVD化はしないらしく、一生一部の人しか知らんままの、非常にアングラで奇天烈な映画。

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