精神病院を抜け出した殺人犯が、あるバーに人質五人と立てこもる。


そうなってくると見ものは人質たちの人間模様。
出るわ出るわ本性😏。
事が終わった後もまたいとをかし。
やだね、人間。

そして一番度胸があるのが、、、
これまた面白い。

周りの警察官たち、マスメディアもまた私利私慾が見え、こんな奴らで事件解決できるんかいなと心配に😥。



可愛らしい顔して異常性を魅せる犯人役のマーシャルトンプソンは良かった😆。被害妄想、ほんまガキやわ。
バーテンダー・ウィリアムコンラッドは良いお仕事っぷり。出番は少ないが心に残る。


楽しかったが全体的にライトな作り。
個人的にこういった作品に欲しい緊張感はなかったかなあ。

ただ75分、なかなかでした😁。

ジェラルド・メイヤー監督唯一の作品で、バー人質立て籠り、
日本未公開【ジャック・サスペンス】。

OP、警察へはダイヤル1119番ですよ〜という描写から始
まる。

勇ましいテーマ曲の短いクレジット〜
やがて人質になるだろう、今日を持って記者を辞める男、
母の心配を押し切り外出する28歳女を潔く見せ、本舞台と
なるバーへと繋ぎ、且つ、店内TVから流れるNEWSから
バスに乗るある男（脱走犯）を映す。
主要人物紹介のバトンとジャンルの手際良い提示。
↓
間もなく脱走犯は、バスの運転手の銃を盗み、、発泡！
そして逃亡…

犯人は、どうやら行き当たりばったりの無計画犯で、最終目的
は不明だが、探している ある人物 が居るという明示もされる
ここ迄【無駄なき簡潔】な滑り出し。

犯人は、尋ねたある人物が不在だった為に待つ目的で近くの
バーに潜伏するが…。

2人目の被害者が出る。残った人質は５人。

犯人の要望は、ある男を呼び出せという事だが、警察側に
止められ時間を要した。

やがてある男は、交渉人として勝手にバーに向かうが、、

交渉人との会話の中、犯人の【精神を病んだ】異常っぷりが
露わになる。


銃声を聞いて警察も踏み込むが、、最初に仕留めたのは、、
この手の作品の結末って、結構呆気ないもの。

解決後に極限状態から解放された人質達其々の軽い態度に
リアリティが無く減点。
特にあの 軽いエロジジイ には誰もがムカつく筈！

犯人役のマーシャル・トンプソンってベビーフェイスで悪人面
してないが、却ってそれが何を考えているか分からない怖さ、
精神異常者のリアリティを出していた。

• #198円DVD

立て籠もり事件を描くサスペンス、物語の大半はスタジオに設えられた街のセット内で撮影されている様子。
「酒場で憂さを晴らす人々」へ倦んだ視線を注ぎ、「テレビが普及し始めた時代に事件を面白おかしく生報道するマスコミ」を揶揄、そして脚本においては「人道に基づく行動が水泡に帰す」と、総じて皮肉な作風。
さらにニューロティック要素も付加されている。
ベビーフェイスながら、角度によってはアンソニー・パーキンスを彷彿とさせるマーシャル・トンプソンが、サイコパス役で主演。
追い詰められ、甲高い声で狼狽し始める場面では不気味で当然のはずが、どこまでもかわゆい。