恐怖の土曜日の作品情報・感想・評価

『恐怖の土曜日』に投稿された感想・評価

「どんな父親だって息子のヒーローでいたいものさ」

妻との関係が冷え、離婚の危機に陥り人生の帰路に立たされていた男が、銀行強盗に巻き込まれ、勇敢に立ち向かう中で人生を取り戻していく。YouTubeで…

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酢
3.0

とある街のそれなりに皆がアレコレを抱えている日常生活を前振りとして1時間丁寧におこなった上で、銀行強盗勃発で一気に根底から崩す。ああ日常って儚いね、と。やりたい事は何となく伝わる一方で、構成が効果的…

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Tom
2.5

前半の痴話喧嘩のシーンであるとか、不要なシーンが多いような気がする。本筋とも関係ないし、魅力的でもない。

終盤、マイノリティの人々を、映画の感動の名の下にアメリカの主流の価値観に吸収するという、い…

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空間把握が優れてるのかスクリーン内の焦点の移動が面白い。

飴を貰って大人しくなるガキがうける。
このレビューはネタバレを含みます
鉱山の麓の街で銀行強盗を企む自称セールスマンと一般人の営みが同時に描かれている話

パルプフィクションみたいにいろんなやつのストーリーがあっておもろい

フライシャー監督が前期に手掛けた佳作。史上最低予算で作られたシネマスコープ・カラー映画。銀行強盗が起こった町の群像劇。

ある金曜日、アリゾナの鉱山町にセールスマンと称して三人組ギャングがやってくる…

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無害そうな善人を演じるアーネスト・ボーグナインが、悪党に逆襲を仕掛けるべく三又フォークを手にノッシノッシと近づいてくる絵面が怖すぎて素晴らしい。タイトルバック含めてフライシャーの過美でないが不足もな…

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超絶大傑作。91分とは思えぬほど綿密に整理された画面と編集に驚くばかりの群像劇。一般人の営みと銀行強盗の計画を練る犯人達の行動を繋ぐ巧みなカットバックやシネスコを活かした縦横無尽に敷かれた動線や手前…

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8
4.0
ストーリー,演出,キャラクターめちゃめちゃ面白かった.
如何にもこの時代のアメリカ映画らしいながらパルプフィクション感のある群像劇.

アイロニーを込めたアメリカの英雄像の解体がなされていて、B級ノワールのフライシャーを想像しているとなんとも掴みどころなく思えるが、この後しばらくして『マンディンゴ』を撮ったことが妙に腑に落ちたりもす…

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