マッド・シティの作品情報・感想・評価

「マッド・シティ」に投稿された感想・評価

かなり昔に地上波で鑑賞しましたが、今でもラストのダスティン・ホフマンの姿が強く印象に残っています。

徐々に加熱する報道合戦に収拾がつかなくなる事態。それを助長しているのは紛れもなくマスコミ。
無駄に事を煽り立て、挙げ句の果てに本人と全く関係のない人間にインタビューして、印象の捏造まで平気で行う。
そんなマスコミを痛烈に風刺した作品だと感じますね。

もう20年前の映画ですが、この映画の持つメッセージ性は今でも十分通じます。
パッケージの写真を見て、
トラボルタがショットガンを持って暴れまわって、ダスティンホフマンがそれを追うのかな〜
て感じでゴリゴリのアクション映画を期待して見てみたら…
アクションではなくサスペンスでした。しかも、メディア(マスコミ)をテーマにしたブラックコメディです。

トラボルタは、優しいけど精神的に不安定な警備員でダスティンホフマンは野心家なアナウンサー…
この2人がお互いの目的のために博物館に行って、とある事がきっかけで歯止めが効かなくなっていって…。

ただ個人的には、途中で少し飽きてしまうというか間延びしてる感じがありました。もう少し短くてもいいような感じがしました。
大物アンカーマンの逆鱗に触れて地方局へ飛ばされたテレビマンが、取材先の博物館で立て籠り事件に遭遇し、起死回生のチャンスとばかりに犯人を懐柔してネタを独り占めしようとするが、次第に2人の間に奇妙な依存関係が生まれていく心理スリラー。テレビマンは、ちょっと気持ち悪い所も含めて、ダスティン・ホフマンでなければ成立しないようなキャラクター。少し頭が弱いが心根の優しい犯人を演じたトラボルタとのマッチングも絶妙。キャラクターが置かれている状況説明はテキパキとしていてわかりやすい。基調となるのは立場が異なる二人の男の奇妙な友情物語だと思うが、後半から報道倫理を問う社会派的な要素が強くなり、どっちつかずで中途半端な印象だったな。
2018.2.3 DVD(字幕)
ジョン・トラボルタとダスティン・ホフマン
どちらもクセの強い俳優のおもしろい組み合わせ。
観るしかない!!
まぁ俳優て皆クセが強いのだけど。

「ニュースはTVが筋書きを作っている」…
ニュースがフィクションであるとか、実際視聴率狙ってるから怖い。
でもまんまと踊らされちゃうんだよなぁ。
考えさせられる。
そして驚きの結末!

ジョン・トラボルタいつもどこか憎めない笑
マチ針

マチ針の感想・評価

4.0
話が進むにつれて映画のタイトルを理解できるようになる。報道が犯人を興奮させる場面は実在するのだろうなあと感じた。
マスコミを皮肉にした映画
小森

小森の感想・評価

5.0
自分が持つマスコミの印象をそのまま映像化したような、胸糞ブラックコメディ。
ちょび

ちょびの感想・評価

4.5
過熱する報道競争が単発の事故を大事件に仕立て上げてしまう話。20年も前の海外映画なのに、今の日本の報道をズバリ言い当てているみたい。
nanako

nanakoの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ダスティン・ホフマン、ジョン・トラボルタ主演の社会派ドラマ。
と言っても堅いものではなく、どきどきしたり心配したりしながら見ました。ラストは悲しかった。。。

ダスティン・ホフマンの人を食ったようないたずらっ子っぽい魅力と、トラボルタの不器用で子供みたいな魅力が良く出てました。

マックス(ダスティン)は特ダネを狙うニュース記者。でも間違った報道・心の入ってない報道は嫌いです。サム(トラボルタ)はリストラされてしまった美術館の警備員。話を聞いてくれない館長に訴える為に銃を持参で行くんですが、間違って同僚を撃ってしまい、知らないうちに子供達を巻き込んだ立てこもり犯になってしまいます。
居あわせたマックスはサムの単独インタビューをし、彼に有利に働くように力を貸すんですが。。。

銃を持って行ったのは悪いですが、サムはほんとは真面目で不器用でちょっと頭の悪い子供みたいな人。建物内の様子を知らない民衆が、報道から得られる情報だけで色んな反応をするのがリアルでした。
でも実際私はその民衆の立場。男が子供達を人質に立てこもっているとすれば、どんな理由があっても許されません。話した事のない男の味方なんてできないのが現実ですよね。リストラされてもがんばっている人なんてたくさんいるんだし。。。

サムの子供っぽい部分と、不幸な偶然の連続で、とても悲しいラストになってしまいます。でも、ただ落ち込むだけでなく考えさせられるのがこの作品の良い所。
みんながサムを追いつめて殺したというのに、誰もその事実には気づかず、多分言っても自分のせいだとは思わないでしょう。集団心理のこわさですね。アシスタントの女の子が遠く見えてしまいました。

せめて、子供達の心には優しく楽しいサムの姿が焼き付いている事を願ってやみません。
コメディだけど最後はシリアスで気味が悪い。トゥルーマン・ショー好きな人なら好きかも。メディアのあり方について今一度考えさせられる。
仕事をクビになった純粋な男が銃を持ち込み職場を占拠。
テレビキャスターが現在のリストラ問題をテレビを通して伝える。
ジョン・トラボルタが気のいい叔父さんっていう感じだから切ない。

犯罪者とテレビキャスターとの妙な絆が芽生えるのが面白い。

ラストはなんだかスケールがデカくなってビックリした。