こういう映画は見たことがあって、たとえば共産党の文革時の革命ドキュメンタリーであったりして、それらは両方ともえてして、なぜこれがこうつながるのかを観客に考えさせ続ける微妙に連想ゲームみたいで気持ちよ…
>>続きを読むなんの気なしに見てみたらどえらい活劇であった。全ショットに揺らぎがある。全ての繋ぎに独創性がある。
子供がパン欲しそうに振り向いたあと母親がパンを溢す足のショットに繋がれ別の子供がパンを盗み壁越し…
『クレーヴの奥方』『わが幼少時代のポルト』『階段通りの人々』に匹敵するオリヴェイラのベスト級で、人生ベストのドキュメンタリー映画。
小麦からパンが売られ、人の手に渡るまでの製造過程ドキュメントであ…
ミレーみたいな風景から、工場やパンの取引?みたいな会議、どんどん出来上がるパン達が市場へと供給され、また作られる。
ドキュメンタリーなんて大嘘な真正面のカットとか、少年のパン奪われとか面白すぎ。
シ…
面白いなー。ミレーの絵のような近代と現代が地続きに混ざり合うさま。その短いショットひとつひとつの構図がまた多様でキマってる。パン酵母の検査?をする女性の表情が検査器具からの主観正面ショットで捉えられ…
>>続きを読む原題「パン」が示す通り、パンの製造過程を種まきから販売店のパンを物欲しそうに見つめる子供まで描いていくのだが、その描き方の自由なこと!
工場のショットはどれも抜群に面白いし、事務方の仕事はまるでノ…