『SNS-少女たちの10日間-』
原題 V siti.
映倫区分 R15+.
製作年 2020年。上映時間 104分。

成人女性が未成年という設定のもとSNSへ登録すると、どういったことが起こるかを検証したドキュメンタリー。
監督は、チェコで活躍するドキュメンタリー作家のビート・クルサークとバーラ・ハルポバー。

巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋に、幼い顔立ちの18歳以上の3人の女優が集められた。
彼女たちは12歳の女子という設定のもと、SNSで友達募集をする。その結果、彼女たちにコンタクトをしてきたのは、2458人もの成人男性だった。
精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家による万全のケアのもと、撮影は10日間にわたり続けられた。
撮影されているとは気付かず、何も知らずに卑劣な誘いを仕掛ける男たち。
彼らの未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていく。

ドキュメンタリー作家のバルボラ・チャルーポヴァとヴィット・クルサークの大胆なプロジェクトは、『In the Net』という社会学的実験で、これまでタブー視されてきたインターネットの社会空間という問題に切り込む今作品。
この『闇』のコーナーやと、経験の浅い脆弱なティーンがリスクの高い行動をとり、性犯罪者の格好の餌食になりかねない。
選ばれた12才の3人の若い女子は、若々しく、本物のような部屋から新しい身分とチャットプロフィールでネットに入り、不適切な申し出に遭遇することになる。
ティエンカ、ミシカ、ニキーという架空の名前を持つ純朴そうな少女たちは、画面を通して、手助けと助言をするスタッフの監視のもと、決められたルール（必ず年齢を云うとか）に従って会話を続ける。
関係者は、ユーザーがストレートな性的要求をしてくるスピードと量に驚き、中には少女たちの目の前で行われるものもあった。
彼女たちのモラルや、年齢に関係なく、お世辞、攻撃、巧妙な恐喝、金銭的報酬やプレゼントの約束、脅迫（写真の公開など）などで『思い通りになる』と信じてる。
経験豊富で(あくまでもネットの世界でだけやろけど)、どちらかというと年配の野郎（写真の端に女性が写っているケースもあるが、ネット上の捕食者の中では非常に少なく、攻撃的でもない）が、自分の欲望にはまり、様々な戦術に熟達してて、ライブビデオ通話や会話の中で発表された食欲を表現するリアルなミーティングも引き起こしてた。
ただ一人、ネットに参加していた青年は、何の下心もなく、ただ楽しいことが好きで、プロジェクト全体のポジティブな野郎やったかな。
一方、ウスチ・ナド・ラベムの著名な攻撃者は、職業上子供と接することが多く、特に危険と判断されたため、撮影中にスタッフおよびヒロインたちに特定され、対峙することになった。
現存する多くの未成年者虐待の可能性のある領域のうち、現在ではおそらく最も身近な領域に焦点を当てたかな。
精巧に演出されたこのプロジェクトは、弁護士を含む専門アドバイザーやその分野の専門家（携帯電話やスマートホンを使って、性的なメッセージや画像などをやり取りする行為のセクスティング、ネットいじめ）の監督下で作成されてた。
作り手は、大きな責任を背負い、公平な道を確保しようとし、何が待ち受けているのかを知っていた。
しかし、彼らは『ネットワーク』の積極性にショックを受け、愕然とすることに。
勿論、小生も驚きとショック入り交じった何とも云えん感じになった。
少女たちは、専門家のサポートを受けていたけど、中には非常に過酷な状況もあり、彼らがどれだけ早く、どの程度、自分の体験に対処し、対処したかは疑問が残ります。
この映像から、15歳以上でも鑑賞できるバージョンと、
露骨な映像を抑えた短編の教育版、
『In the Net: 18+』の3バージョンが作られたそうです。
今回は、ソフト版やろし、露骨な表現を含む『In the Net: 18+』は考えたら恐ろしや。
前2作は、2020年春にチェコで発令されたCovid-19の大流行による非常事態の終了後、改めて初演されたそうです。
ボンクラ野郎どもの中には、子供に関する重大な犯罪を犯したとして警察の捜査を受け、最終的に判決が下された者もいるそうです。
リアルやなぁ。
ティーンエイジャーにネットへの無制限なアクセスを許している政治を担うモノたち必見かも。
3人の少女がインターネット上のチャットで晒されるクソゲー以下のレベルは、信じがたいほどでした。
作中、クソ野郎たちに何度も繰り返される質問、
『私がまだ12歳なのを気にしないの？』
ちゅう質問に対して。
奴らは全員『ノー』と答えながら、せっせと少女たちをあの手このでで仕掛けてくる。
その労力あんのなら、大人の女子に体当たりせぇよ！
そんな中で、少女とスタッフが涙を流すシーンは子を持たない小生ですが胸が痛み、印象に残っています。
嗚呼、便利さと引き換えにこないな問題は必ず生まれてくるんやろなぁ。

2020年 チェコ共和国の作品 __ 🇨🇿

チェコ発の 少女たちがＳＮＳ上で受けて
いる性的児童虐待について 考察されたド
キュメンタリー作品でありました ……🤔

前情報無しで観たので 作品のテーマも 全く
知らなかった …… 🙅🏻‍♀️💥
結論で言うと 作品的にもテーマも 残念ながら 面白さは勿論 共感も出来ない内容でありました と言うより 僕の完全なセレクトミスでした …… 🤦🏻💦


簡単な内容 …… オーデションで選ばれた 童顔で12歳の少女に扮した ″大人の女優3人” が スタジオ内で リアルに作られた 3つの子供部屋のセットで10日の間 12歳の偽物アカウント作り ＳＮＳ上で使うと どのようなことが起こるのか … 🤷🏻‍♀️💥
実際に 実験したリアリティーショー（ドキュメンタリー）映画 …… 🎬

作品としては チェコ警察🇨🇿👮🏼‍♀️が動く程 貴重な作品や考察であったのかも知れないが …… 僕的には 大人の男性と少女達が 人目が付かない 言わば影で簡単に繋がっていたなんて 当たり前であっでも 常識外であったので驚いた …… 🙀💦

またネット企業側も 知りながら広告収入の為 知らないフリをする大人の世界に対して より憤りを感じた 作品でもありました 更に映画としても こんな情報や関係性が 拡散されることで 新たな変な大人の参入も怖いと 感じたりもしました 何も知らない子供を肥やしにする 恐ろしい社会 …… 🤬🤜🏻💥



✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

よくできたドキュメンタリーだったけど、
いままでで一番の胸糞映画。

インターネット上のロリコン男たちが本当に気持ち悪い。
12歳（と思ってる）の女の子を泣かせて、嬉しそうにするなんて最低！
リアルなドキュメンタリーだけに、観てるだけでメンタルやられそう。

12歳の少女（に扮した18歳以上の女優）が、SNSアカウントを作ったらどうなるかの実験映画。
アカウントを作っただけで、友達申請、会話希望者が殺到。
ネット上で会話を始めると、ロリコン男は、自身の性器をみせ「お前も脱げ」と言ってくる。

メンタルやられないように客観的に得た知識を書いていきます。
・ネット上でエロを目的として少女に声をかけるのは、小児性愛者じゃない男が多い。
・たまたまかもだけど、子ども相手の仕事をしている人もいた。
・年齢は40代が多い。（自称だから本当はもっと上かも…）
・ロリコン男というより、チェコの男性の特徴かもだけど、髭、禿が多い。
・批判されると「こんな社会が悪い」と反論する。

一方、こういうSNSを利用する少女は友達が少ない子が多い。おじさんでも、一度しっかりと友達になると、友達を減らしたくないため、裸になるなど言われたても、従う子もいる。

あとロリコン男のなかに東洋人（日本人）がいなくて良かった。
（チェコ語ができる日本人が少ないだけかもだけど…）

実験は10日間だけだけど、女優たちのメンタルを考えると10日が限界だったでしょうね…