タイトルを見ておや?っと思った人もいると思いますが、2018年の中国映画「SHOCK WAVE 爆弾処理班」の続編。
同じ監督と主演俳優と爆弾処理班を題材にしているという以外は前作とは繋がりはありません。
リーアム・ニーソンさん主演の「アンノウン」+ハリソン・フォードさん主演の「逃亡者」のような展開。
冒頭から怒涛の展開で息つく暇もない!先が読めない展開は面白いが少し詰め込み過ぎて思考が追いつかないですね。
爆発ありカーチェイスあり銃撃戦ありと、予算を費やした大作映画だけに派手です。
悪党との関係性など終盤の展開は驚きますが、かなりあと付けで強引さはあります。記憶喪失を都合よく使い過ぎてる気もしないではない…。
どっちの友情を強く描きたいのか、愛を描きたいのかどれかに絞った方が良かったような…。
テロリストなのかそうじゃないのかはドキドキで、真相が分かってからも終わりじゃなくハラハラさせる構成は見事だと思いました。
爆弾テロを題材にしているので爆発シーンは迫力満点。もっと欲しかったですが、爆弾処理が職業を活かした危機の脱出方法も面白い。
CGが良く出来てる部分と粗い部分と混雑していますが、題材に合っていてかえって荒々しい感じが出て良かったです。
アンディ・ラウさんは相変わらず歳を感じさせません。もちろん危険なアクションシーンではスタントを使ってますけど、要所のシーンでは体当たりのアクションを自分でこなして活き活きとしてますね。
ラウ・チンワンさんも存在感抜群で画面を締めてました。結構、共演しているイメージですがアンディ・ラウさんとは1999年「暗戦 デッドエンド」以来の共演らしいです。
ヒロインのニー・ニーさんも凛々しくてカッコよかったです。
強引さはあるものの最初から最後まで飽きず盛り沢山で楽しめるエンタメ作品でスゴく楽しめました。