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カルナン
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目次

カルナンの作品紹介

カルナンのあらすじ

抑圧されているコミュニティのポディヤンクラム村にはバス停がなかった。隣村メールールとの関係が悪化するのを打開すべく青年カルナンが立ち上がる。緑豊かな風景とは裏腹に、彼と村を待ち受けていたのは壮絶な運命であった…。

原題
Karnan
製作年
2021年
製作国・地域
インド
上映時間
152分
ジャンル
アクション

『カルナン』に投稿された感想・評価

第3回インド大映画祭⑥
今回の映画祭のラインナップはオールタミル作品のタミル特集。そんなタミルのスター俳優の1人、ダヌシュの主演作品。ダヌシュと言えば、豪華なセットに計算されたカメラワークのキメキメな群舞シーンだけど、今作ではそれを封印。だが身体の内から湧き出てくるような熱いパッションを表現するような踊りを披露してくれる。
低カーストの所為なのか、世間周囲から抑圧されたコミュニティであるポディヤンクラム村。この村にはバス停すらなく、隣村メールールとの関係も悪くて村人は不便を強いられていた。そんな状況を打開すべく村の青年カルナンが立ち上がるのだが、彼とポディヤンクラム村を待ち受けていた運命とは…。
なかなかにシリアスで壮絶で凄まじい差別を描いた社会派の物語。そのシリアスさはファーストカットから始まり、その緊張感は最後まで続いていく。そしてロバや鷲、蛾、ミミズといった動物や精霊(?)のお面を被った少女といったメタファー表現がとても多かった。
コレ一体いつの時代の話しなんだろう?と思ってしまうほどの村人達の貧しい暮らしぶり。携帯電話とかが出てこないので、そんなに最近ではないだろうけど、警察署とかクルマの様子から察するに、そこまで昔の話しでもなさそう。戦いの準備をする村人達の様子を見ていると、日本史で習う“一揆”ってこんな感じだったんだろうなぁと思わされる。方法論としては、犯罪であるし決して褒められたものではないけれど、隣村、官憲から虐げられ続ける様子があまりにも理不尽で、聞く耳すら持とうとしない相手に対して如何にすればよかったのか…簡単に答えが出るモノでもなく、複雑な心境になってしまう。
そんなズシンと重い内容なので今作ではコメディ要素が一切ない。みんな大好き、我が癒しのヨーギ・バーブの出演シーンですらコメディは無し!しかも彼を待ち受ける過酷な運命に、思わず涙してしまった。
3.6
バス停すらないカースト制度の低いマイナーな村人達🆚悪党警官。やはりインド特有のカースト制度による理不尽かつ度の超えた差別が主テーマとなっているので、結構きつく胸糞シーンがほとんど。そして肝心なラスト、だいぶ端折りすぎていて時間飛んだかと思うくらい急に終わってびっくりした🤯プッチ神父のメイドインヘブン食らったかと思ったわい🤣同じ会場にいたインドマスター(笑)の解説がなかったらあのラストに行きつくまでの過程はわからなかったな🤣ありがたや🙏
これは想像を遥かに超えてずしんとくるやつだった……。

カーストにより"見捨てられた村"のため、聖剣を手にしたカルナンが立ち上がる。

もとより争い合っていた隣村の人々だったが、バス停を巡ってのいざこざから、言葉を失う衝撃展開に……😨

動物の描き方がまた見事で、根底にあるテーマを思えば思うほど、対比が素晴らしくため息が出る。
「僕の名はパリエルム・ペルマール」(同監督の一作目)から3年、不可触民と呼ばれる人々の、より濃厚な抑圧された世界が描かれた作品となっていた。

ただ、パリエルムより、抽象的かつ説明があまり多くない感じだったので、バックグラウンドが頭に入っていないと理解しづらい所が多々あった印象。

音楽も、「パリエルム〜」同様、独特で印象的なものが多く、とても良かった。


ラールさんは、「サーホー」の時気付かなかったけど、背がお高いのね!
渋オジ・イブラヒムとはまた違った、気さくで正義感のあるかっこいいおじいちゃんだった。

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