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フォー・レター・ワーズの作品紹介

フォー・レター・ワーズのあらすじ

ある真夏の夜のパーティーで酔っ払い、戯れ、いさかいを起こす若者たちを描いた⻑編デビュー作。アメリカ郊外に暮らす男⼦⼤学⽣の間で、特有の⽣々しい会話が⾶び交う。リチャード・リンクレイター作品などを彷彿とさせる⻘春のポートレートに、ベイカーの鋭い観察眼が光る。

フォー・レター・ワーズの監督

ショーン・ベイカー

原題
Four Letter Words
公式サイト
https://seanbakermovies.jp/
製作年
2000年
製作国
アメリカ
上映時間
82分
ジャンル
コメディ
配給会社
マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム

『フォー・レター・ワーズ』に投稿された感想・評価

-
ショーン・ベイカー監督についてのまとめ

今回の『初期傑作選』も、大阪 第七藝術劇場での公開は、いよいよ来週いっぱいで終了。

私自身、本作で、ショートフィルムを除くと全作コンプリートできたので、最初に、ショーン・ベイカー監督自身についてまとめておきたいと思います。

■ ショーン・ベイカー監督作品の特徴
□ 映像
・自然光、逆光を巧みに使うことで、映像で感情を表現する
・俳優の顔のみのアップなど、ズームを多用(特に初期の作品)
・手持ちカメラ(時にはiPhoneをそのまま使う)で臨場感を演出( 『タンジェリン』はiPhone 5S撮影が話題)
・デジタルよりも、フィルムでの撮影を好む(特に色がはっきり出るKODAK製フィルム。『フロリダ・プロジェクト』は35mmアナモルフィック、『レッド・ロケット』もKodakで撮影)

□ ストーリー
・貧困や差別などで”社会的弱者”となってしまっている人に寄り添う優しい視点
・すべて削ぎ落とされた、生身の人間が逞しく生きる様を通じ、”本当の幸せとはなにか”、を問いかける
・全作、見た人が自由に解釈できる”オープン・エンディング”になっている(特に、『フロリダ・プロジェクト』のラストが有名)

□ 監督の好み
・カラフルでポップなモチーフを好む(青空、アイスクリームショップ、など。『フロリダ・プロジェクト』は、全編 “ブルーベリー・アイス”がモチーフになっている。
・童顔のモデル体型の女性。下着やファッションなどにも、明確なフェティッシュ性が感じられる
・プロの俳優ではなく、現地調査、ロケ現場に住んでいる人をそのまま使う。セリフもアドリブを多用(ノンプロ起用は恒例で、『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト』でも顕著)

□ その他
あと、全作にアルメニア系アメリカ人俳優のカレン・カラグリアンが登場することと、必ずゲロを吐くシーンがあるのも特徴ですね(笑)
ちなみに、カレンは本作『フォー・レター・ワーズ』でもガソリンスタンド店員で出演しています。

<感想>
私自身が感じるのは、ショーン・ベイカー監督は本当に優しい人、人を信じたいと思っている人なんだな、ということ。これも映画の特徴でもありますが、劇中で、”本当の悪人”っていうのは登場しないんですね。

これは、御本人が20代にドラッグ問題を抱え、2000年に断薬して創作に戻った(本人談インタビュー)ことも関係しているのではと思っていて、自らの過酷な過去を通して、同じような立場にいる人の気持ちに寄り添えるのではないかな、と思っています。

大好きな監督なのですが、『ANORA/アノーラ』でアカデミー賞を総なめにしてしまったので、次に作る作品にインディーズらしさが無くなってしまわないか、心配・・とはいえ、次作が本当に楽しみです!



ショーン・ベイカー 初期傑作選① 『フォー・レター・ワーズ』

■ 映画データ
・2000年公開、ショーン・ベイカー28歳の時の初長編監督作品
・監督・脚本・編集をベイカー自身が担当
・製作費は約5万ドル(大部分は16mmフィルム代)
・出演は無名俳優たちが中心

インディーズとはいえ、なぜ、ドラッグの問題を克服したばかりのベイカー監督がいきなり商業映画が撮れたのかというと、マーティン・スコセッシやスパイク・リーなどを輩出したNYU(New York University)の芸術学部卒だったからで、基本能力は備わっていた。


■ かんたんなあらすじ
舞台はニューヨーク郊外。大学生から社会人になりたての若者たちが、ある一晩のパーティーの後にだらだらと集まり、夜明けまで取りとめのない会話を続ける。

そこに劇的な事件はなく、ただ延々と続く会話のリズムだけが映し出される。酒、ドラッグ、女性、そしてセックス。幼稚で未熟ながらも、若者たちのリアルな息遣いがフィルムに刻まれている。


■ この作品の位置づけ
NYU(New York University)の芸術学部を卒業したばかりで、学生映画の延長線上にあるようなインディーズ作品。

ベイカー監督自身が「公開できるような映画ではなかった」と振り返るほど荒削りで試行錯誤の作品で、アメリカではほとんど上映されず、フィルムフェスティバルで散発的に上映された程度のよう。

いわば黒歴史に近い一本とも言えますが、今日の評価から見れば、監督がどのようにキャリアをスタートさせたのかを知る貴重な記録とも言え、日本でスクリーン上映される機会はさらに稀であることを考えると、今回の公開は非常に貴重な体験でした。


■ タイトルの意味
“Four Letter Words”とは、英語でFワードに代表されるような下品な四文字スラングのこと。劇中の会話がまさにそれで、酔った若者たちが延々と繰り返すのは、酒・ドラッグ・女・セックスにまつわる軽薄な雑談。

一方で、“love”のように愛情や感情を表す四文字単語も「フォーレター・ワード」。表向きは放送禁止用語のオンパレードですが、その裏には若者同士の不器用で荒削りな感情の交錯も見え隠れし、タイトル自体がダブル・ミーニングになっているとも言えます。


■ まとめ
出演者とベイカー監督自身の年齢も近く、大学の卒業制作のような感じだったのではないでしょうか。ただ、荒削りながらも、会話のリズムには妙な心地よさがあり、まるでラップを聴いているようなテンポ感がありましたね。

アカデミー賞監督のデビュー作という看板がなければ「なんじゃこりゃ」で終わったかもしれませんが、のちの『タンジェリン』、『フロリダ・プロジェクト』、『アノーラ』へと進んでいく第一歩だと思うと趣深かったです。
ショーン・ベイカー 初期傑作選 ④
ショーン・ベイカー監督の長編デビュー作。
とある真夏の夜、高校時代のクラスメイト達が久々に集まって開かれたパーティ。序盤の段階では、政治や外交のような“ハイブロウ”な会話が交わされていた事から、多少は育ちの良い裕福な地区・環境なんだろうなぁ…と想像されたけど、話しが進んでいくうちに、結局は女性やセックス、ドラッグといった下ネタになってしまい、そのうちに酔っ払い、戯れ、いさかいを起こしてしまう…。そんな誰もが身に覚えがありそうな“あの頃”のヒトコマを切り取った作品。
完全なる会話劇であり群像劇。説明的な事項は一切無いけれど、会話の端々から登場人物それぞれの人と成りが浮かび上がってくる構成が巧い。「Four-letter Words」のタイトル通り、実にくだらなくてしょうもない会話が繰り広げられるのだけど、偶に当時の世相の“芯”を突いたような内容が飛び出してくるのだから油断ならない。
そして、“嘔吐🤮”と“カレン・カラグリアン”というフィルムメイカー、ショーン・ベイカーの“癖”が、初っ端からちゃんと息づいているのを見れたのが、なんか嬉しかった。
3.1
ショーン・ベイカー監督初期作品①

男子大学生のパーティーの一夜。
女子も2人ぐらいいたけどほぼ最初と最後ぐらいしか出て来ません。
ある真夏の夜アート(フレッド・バーマン)の家で男子大学生達が恋愛、ドラッグ、将来についてなどよく話題が尽きないなぁと関心するほどあらゆる事について酔っ払いながら持論も展開しつつしゃべくる、しゃべくる会話劇。
戯れながらもいさかいを起こし自然体で生々しい会話を通して若者達を温かい目で見つめたショーン・ベイカー監督の長編デビュー作です。

*  *  *

パーティーというか地元の同級生の飲み会🍻
いやいや、会話もやる事も中2かっ!
女子が大人に感じたけど遠距離電話を人の家でしかも長々とかけるのはNG。
友達の家で呑みまくり暴れまくり吐きまくり(一応トイレ)…そして飲酒運転も。
外で大声出すしコカコーラ・ベースボールなるものまで開催されて…( ̄д ̄;)
後片付けがとにかく大変そうなパーティーでした。
大学生という微妙な時期に将来の不安もありながら皆でわちゃわちゃしながら思いを吐露し、自分を解放しながら残り僅かな青春の儚さやほろ苦さがベイカー監督ならではの目線で描かれています。
(補足です…コカコーラ・ベースボールは缶のコーラをボール代わりにバットで打つ遊び?でした)


「窓に穴が空いている」

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