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『咲む』に投稿された感想・評価

聴者が観ることは想定にないためか、劇伴の少なさや、ろう者の主人公の唐突な心の動きを理解できずに置いてけぼり感。
映画のメッセージとは裏腹に壁があることを実感。
看護師を夢見る新卒の瑞月は、家族全員が聴覚障害という環境で育ち、キラキラ瞳が魅力的な女性。
父との確執で疎遠だった祖母が住む久仁木村で、お助け隊として村人に斬り込む姿にハラハラするが意外とたくましい。障害に対する見方がバラバラなのは今も昔も変わらないが、当事者の道の切り拓き方に新しい変化を感じる。手話のシーンは無音。
図らずも、聴覚障害の方が多い上映会の最中に地震あり。障害を持って被災したら…等と瞬間想像した。
えみ
4.7
聾者の監督の方が作った、聾者の役者さん中心に演じられた作品。素晴らしかった。当事者でなければ描けない世界がそこにはあった。旧優生保護法や障害者権利運動という言葉や直接的な描写は無いにせよ、障害のある方々が日常的に晒される差別や社会の障害、家族の苦しみ、そして当事者たちが、周りの人たちが共に生きることは幸せで、社会全体の力になることだと気づけた時に見えてくる未来、、、そういったものが単なる綺麗事ではなく、心にスーッと染みいってくる。優生保護法の影響で社会全体が差別を正当化していた時代のことを思うと心が痛く、そして、たまたまマジョリティだった健常者たち中心に作られた社会がいかに不平等で理不尽かを思い知らされる。でも観た後には温かい気持ちになれる、そんな映画。ろうあ協会主催の世田谷区民ホールでの上映会で視聴したが、福島さん?だっけ役のお兄さんが舞台挨拶もサプライズでやってくれた。赤ちゃんのおじいちゃんもスタッフさんでいた。あったかい空間だった。

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