コメディとしては疑問符も当時の雰囲気に味 昭和モノクロ映画で外れることはまずないが、本作は今一つ。 コメディも何作か…
山口淑子主演のラブコメ、松竹製作 オープニングのバックが富士山ではなく地球儀、これ初めて見た気がする 【あらすじ】 …
黒澤明、溝口健二と並び日本を代表する巨匠・小津安二郎の名作。父と娘の互いを思いやる気持ちが胸を打つファミリードラマ――― 妻を亡くした曾宮周吉は娘・紀子と2人暮らし。婚期を逃がしかけている…
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一人娘が年頃になり自身も定年となったので心境を知りたいと長年敢えて避けていた小津安二郎作品。 自分自身黒澤明作品の方が…
余白の多い作品。 名作と言われるのはよくわかります。 壺のシーンや風景カット、最後のりんごを剥くシーンなど、シャレード…
雨宮時子は、夫・修一(佐野周二)が外地へ赴いているため、健気にミシンを踏んで生計を立てていた。苦しい毎日ではあるが、息子・浩の成長ぶりを夫に見てもらう日を心の支えにした生活であった。ある時…
小津安二郎の「長屋紳士録」に次ぐ終戦後2作目。耐え難いほどに心に傷を負った若い夫婦がそれを乗り越えていこうとする夫婦…
妻の売春というヘビーなテーマだが、相手の男が不能だったことで 意外にも小津的テーマが浮かび上がる構造 田中絹代の自分直…
戦災の焼け野原で迷った孤児を、文句を言いつつ面倒を見る長屋の心ある人々を描いた作品。飯田蝶子、河村黎吉、笠智衆といった大船を代表する俳優たちが結集した、小津監督の戦後第1作。
◎小津流下町人情噺 飯田蝶子と愉快な仲間たち 2023年5月の<第76回カンヌ国際映画祭クラシック映画部門>でワール…
最初に「ヴェンダース、小津を語る」が上映される。 これが有意義なお話。 海外では1970年代まで溝口、黒澤、大島作品を…
飾り職人の為吉が酒を飲んでいると、同居人である大道占師の田与が、7、8歳の男の子・幸平を連れて来た。その子は親にはぐれて田与についてきたのだという。田与は向かいに住む荒物屋のおたねに強引に…
・誰もいない座布団に話しかける男。戦争の影、人の不在、強烈な寂しさを、長屋でのやりとりが覆い隠している。長屋は戦争で荒…
2024年260本目 出会いと別れは突然に シンガポールから帰国した小津安二郎監督の戦後復帰作 焼け野原で迷った孤児を…