「不貞=悪」と強く条件付けられた夫の概念の檻は、階段から落ちた愛する妻に近寄ることすら不可能なほどに彼を縛る。強いショックのため一時的に概念から自由になり和解したように見えるものの、「忘れよう」と決…
>>続きを読む戦争を真っ向から批判するのでは無く、所作や風景の中に忍び込ませた小津映画紀子3部作を確立する前の一作。
主人公28歳の時子(田中絹代)は戦争に行っている夫修一(佐野周二)が戻ってくるのを待って子供…
夫の復員を待つ妻が、病に伏せる幼い息子の病院代を作るため身をひさぐも、そのために夫婦がそれぞれ思い悩む。戦後混乱期の暗澹たる現実がのしかかる一編。
売春という題材もさることながら、北添佶摩もびっくり…
日本における女性の人権の低さを如実に示す小津安二郎監督の1948年作品で、男性の加害性をこれほど醜悪に描くのは小津作品でも珍しいように思う(「浮草」にもちょっと出てきたけど)。戦後間もない日本で貧し…
>>続きを読む・小津映画で初めて暴力シーンを見たかもしれない。階段から突き飛ばすシーンにおいて突き飛ばすこと自体よりもその後の棒立ちする佐野周二の方が恐ろしかった。
・この間見た『東京暮色』で有馬稲子が前髪を作っ…
私ランキング小津史上最高。
監督〜!こんな映画作ってたんかい。
こんなにTHE昭和!
女が生きづらい社会ど真ん中!
男が女に求める理想と現実の乖離!
高度成長期なのに市民の生活は貧困!
みんなが理…
小津安二郎の戦後2作目の夫婦のドラマ。
夫の復員を待つ妻が幼い息子の入院代を工面するために体を売ってしまった矢先、夫が戻り夫婦の苦悩が始まる物語です。
小津自身が失敗作と認めたことや、らしからぬ暴力…
松竹株式会社