風の中の牝鷄の作品情報・感想・評価

「風の中の牝鷄」に投稿された感想・評価

Kako

Kakoの感想・評価

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小津映画の中では唯一露骨に階段が登場する作品(たぶん)。
ストーリーはありきたりだけど、相似形の構図やエンプティショットが小津らしい。
笠智衆って若いんだよなって思い出す。
あらき

あらきの感想・評価

4.0
小津には珍しい暴力と階段(『小早川家』でも出てきていたけど映ってはいなかった)
えな

えなの感想・評価

3.8
戦争で家族がしんだり、戦後物価の高騰で生活がくるしく家族で部屋を間借りしてたり、子供が饅頭食べて食中毒になってしにかけたり、病院の金が払えなくて売春したり、あまりに生活が不安定すぎる。
あまりに生活が不安定なので、旦那から殴られ突き飛ばされ階段から転がり落ちるくらいならすぐ仲直りできる。
そして夫婦としてやっていこうと前向きになれる。
わたしならむり。
小津作品を見始めて2ヶ月、これで18本目、そろそろ観られるものがなくなってきた。
頭では納得してても感情が抑えられないということはわかる、励ます笠智衆が若かった。
●'98 10/〜『小津安二郎監督特集』
(初公開: '48 9/17〜)
配給: 松竹
スタンダード B/W
モノラル
11/30 17:50〜 大井武蔵野館にて観賞
フィルム上映
作品パンフ無し
90周年レトロスペクティブパンフ有り

同時上映:
「父ありき」
Mayashico

Mayashicoの感想・評価

4.0
ホラー。突然の「ちょいと、誰か泣いてやしない?」、怖すぎて部屋の電気つけた。

「いくつだい、君?」
「何て名前だい?」
「いつからやってるんだい、こんな商売?」
実はラブ&ポップの浅野忠信も奥さんが体売ってたことで自暴自棄になって援交JK に説教してたのかもしれない。

そしてまたもや足を引きずる女。
Kazuho

Kazuhoの感想・評価

4.0
笠智衆が恐ろしく若い
階段のシーン思わずして声が出た
さすがにこれに憧れたら現代社会は生き抜けないが何処か参考になると感じてしまう
ちょっと過激な小津

現代を生きる私にはまったく理解の及ばん!みたいな価値観に生きてる人々なのに何故か発生する感動…
鴉

鴉の感想・評価

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「もう、許してやれよ…」と居心地悪い気分で観た。あと、風俗嬢に根掘り葉掘り質問するのはエチケット違反です。人でなしとはこの人のこと。太宰作品にありそうな話である。
雨

雨の感想・評価

4.0
1948年の小津監督モノクロ作品。幼き子をたった一人で育てる時子。戦争へ行きもう4年も帰って来ぬ夫。ある日病を患い息子が入院。金に困った時子は大きな覚悟と必死の思いで体を売ってしまう。この作品は一度は破綻しかけた夫婦を描いた作品だけれど、女の友情の描写も素晴らしい。「ねえ、女に一体何が出来る?」時子は友人に気を使い相談せず一人で重大な決断をしてしまった。苦しい状況を全く相談してくれなかった時子に怒る友人。「一緒に泣いてあげることは出来たかもしれないのに」気を使うことと水くさい事は似ているけど違う。ラスト夫婦が再び固い絆で結ばれるきっかけとなった時子の落下。階段から勢いよく落下し体の痛みを抑えてなお夫に泣いて謝り続ける。脚の激痛を抱えながら階段を一段一段ゆっくりと上る時子。それはまるで戦時中たった一人で幼き子を育てながら生きてきた時子の生き様を見ているようで胸が張り裂けそうになった。あの時代、どこの家庭にもきっとこうした物語があったんだな。
もた

もたの感想・評価

4.0

小津監督の作品の中では、ものすごく異質(な気がする)
意味深な建物のショットなど、(そもそもラストなんかも)意図を察することができなかったところもあるため、もう一度くらい見たいと思うけど、階段落ちのシーンが怖すぎるから、もう観られないかもしれない
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