このレビューはネタバレを含みます
西川美和作品はなんとなく覚悟して見ないといけない気がしていて、つい先送りにしていた作品。
役所広司の演技を見たのはいつ以来だろうか?
すごい演技、という印象はもちろん持っていたのだが、いやはや素晴>>続きを読む
等身大と思える人たちがいて、紡がれる物語。
季節があり、想いがあり、手探りで生きている人生がある。
障子の穴が空いたところに部分的な紙を貼るシーン、、、
小さい頃、実家がまだ古くて障子が結構あっ>>続きを読む
知人か友人かは忘れたが、面白かったよ、と言われて気になっていた映画。
ここかしこに、いい演技や、いいシーンがあるのだが、面白い、と思うことは全体的になく、素直になれない二人の恋の駆け引きがぶっ飛んで>>続きを読む
やはり、コーダあいのうたを先に見てしまっているので、すべてにおいて比較してしまう、、、
コーダに比べて、色々とざっくりではあったが、要素は詰め込まれていたので、ラストの家族のシーンは、じんわりと来る>>続きを読む
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浮気してしまう女性
子供を望まない女性
妊娠を喜べない女性
そんな、往々にして世間からガッカリした目で見られてしまう女性たちを、悔い改めさせる、のではなく、本心を押し殺させる、でもなく、「やっぱり子>>続きを読む
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井上雄彦、凄いな、、、
気負って、大袈裟だったり過剰になりそうな気もするのに、終始自制しているというか、演出に確固たる哲学を感じた。
宮城リョータ視点のシナリオ、音楽、モーションキャプチャーを使っ>>続きを読む
ラジオでゾフィーの上田航平の紹介に興味そそられて、家族で見る2023の初映画で見てみることに。
「ここまでやっていいの?!」が連続のディズニーの自虐ネタに子供も大人もクスクス、ゲラゲラ。
一世を風>>続きを読む
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この作品は、ダメな母親による、殺人できちゃう息子の育て方、というハウツー映画、とでも言えばいいだろうか。
料理番組のように、「最初にこれらの材料を混ぜまして30分ほど寝かせます、で寝かせたものがこち>>続きを読む
数年前に見て、とても面白かった記憶があったが、当時まだ小さかった子供は何となくしか覚えていないということで、再び見てみることに。
改めて見てみたが、やはり面白くて素晴らしい作品だった。
子供たちも>>続きを読む
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何が足りない
対ゴジラ、対使徒。
印象としては同じ。リアリティを出すことで、実際に現れたらこうなるか感はよく出ていた。が、にしては物足りない。というか、現実感を意識し過ぎたせいか、しつこさが否めない>>続きを読む
2回挑戦するも、睡魔に負けてしまい最後までは辿り着けず、、、
またいつか誰かと話題になった時にでも再挑戦しようと思う。
スコアは暫定の中間値で。
3回目の挑戦でも半分を超えることが出来ず断念、、、
誰かの熱いプッシュや、続編の評判で再挑戦する時が来るのを待ちます、、、
アマプラで無料だと勘違いして、家族で見るぞ!とアイコンを選択したら、なんと有料?!無料なのは前回作だったことに家族からブーイング。ここまで来てたら引き下がれない、ということで、課金して見ることに。>>続きを読む
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父親の手話に何度も笑わされてしまった。
手と腕、表情、そして体全身で表現する手話がこんなにも表情豊かだとは!
手話は、日本語、英語、その他多くの言語の中のひとつなだけだと思えた。
(それぞれの言語>>続きを読む
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行き交うのは車ばかりで、歩道を歩いているのが変に思えてくる国道
休日なのに人気のまばらな駅前の商店街
大型の商業施設が立ち並び、そこに集う人々
置かれた瓶ビール、寝ている主人公にかけられていた浴衣>>続きを読む
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私は知るべきことをどれだけ知らないのだろう
知らしめようとしている人、叫び声をあげている人、誰にも言えずに生き続けている人
そんな人たちによって微かに、そして小さく上げられた記事や書籍、ニュースや>>続きを読む
山あり谷ありの人生を、観光バスのバスガイドのようにガイドされながら見せられる感じ。
観客の「どうなるの?」を先回して、次は山が参ります、次は谷が参ります、と見せられている感じで、いちいち水をさされる>>続きを読む
思わぬ展開に戸惑わされる。
でも、惹きつけられてしまう。
登場人物たちに。
映画でこんなに笑わさせられたのはいつ以来だろう。
全体的にはシリアスな雰囲気がベースなのだが、時折挟んでくる不意打ちの>>続きを読む
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新海誠ワールドへの苦手感が一掃された!
こじんまりした、良くも悪くも細部の人、という印象が、物語の展開のダイナミズムによって解き放たれたというか。
アニメーションのタイムラプス
ドアの開きしめの超>>続きを読む
生きながらえることよりも誇りを選ぶという生き方。
名誉も誇りも捨ててでも生き延びることを選ぶという生き方。
死生観を考えさせられる。
どの民族も自国の誇りや武勇伝を聞きたがるし、顕示したがる。>>続きを読む
こんなにも遠くて深い友情があったとは!!!
南北分断という歴史的悲劇を、至上の舞台として活かし、重厚な物語を生み出す。
韓国のその創造力に、何度目かわからないほどの敬服。
先の大戦から現代に至る>>続きを読む
アメリカが怖い
国を超えた正しさとか、政府の不正を暴く勇気とか、そんな類の感動ではなく、こんなにも世界を圧倒しようとし、してしまえているという現実。
その脅威を感じ、素直に対抗を試みている各国。>>続きを読む
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ラストの実母との再会は、涙があふれてきた。
いい映画だった。
実母と兄への想い
そのトリガーとなったのがあの揚げ菓子というのも良かった。
しかし、実母への焦がれる想いを抱くこと自体が、育ての親>>続きを読む
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冒頭で家庭の事情と人間関係の崩壊っぷりが描かれている。
粘っこくて狭くて小さい
30人近い行方不明者を出している容疑者を追うのが刑事二人?
刑事が嘘くさい。
吉田の弟チンピラ達が嘘くさい。
脅し>>続きを読む
1980年代イタリア
フランス的なのか、イタリア的なのか、普段見慣れている映画とは違った感覚。
各カットがふわっとしているような、各カットに持たせる意図や意味が薄味の調味料のようなそんなカットの連>>続きを読む
映画をよく見る二人の知り合いが、二人とも良かったと言っていたのもあって、かなり期待して見始めた。
去年あたりから、日本のドラマや映画と、アメリカが主の海外のドラマや映画との差が気になってしまう。>>続きを読む
自分の判断が、大切な人の人生を台無しにしてしまうかもしれない、、、
その胸を締め付ける苦しみが、切ないほど描かれていた。
メアリー役の子供の演技が素晴らしい!
生きるということ
いつの間にかリファレンスを参照することが、当たり前のようになっている。
標準程度に真面目で、平均程度に堅実に。
間違ってはいないし、どちらかというと共感と安堵を与え与えられてい>>続きを読む
自分のおじさんのことを思い出す。
陽気で面白くて愛嬌があるけど、社会が求める生き方が苦手というか。
山田洋次監督の作品は、そんなに沢山見てるわけではないが、作り手のエゴが出ないように作られているよ>>続きを読む
この映画はなんなんだろう、、、
フランス在住のユダヤ人の少年と父。
そして売店のおじいさん。
その日常にふと紛れ込んだかのような感覚。
物語が作られているハズなのに、パリのどこかに存在しているん>>続きを読む
何がいいのかわからない、、、
何気なく過ごしていたごく普通の青年たちが、勇気を出したことで英雄になった、ということは良いことだし、素晴らしいことなのだが、一本の映画として見せられた時のこの気の抜けた>>続きを読む
映画業界の中で定評のある、と思われる、橋口監督作品
人は落ちるとこまで落ちると覚醒剤に手を出す
という、しっくり来ないどん底の描き方
冷たい熱帯魚もそうだったが、日本の屋内とその美術
ホームレ>>続きを読む
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タイトルが出てくるときの唐突感はあったが、雨の表現の凄さは圧巻。
天気の巫女という設定で、少年も空に行けてしまうんだ、、、と都合が良すぎる感はあったが、まあ、そういうものなのだろう。
人柱
少年>>続きを読む
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ラスト前、急激に違和感を覚える。
仲間と別れ、新たな道を選んだウッディ。
この時は、えっ?! みんなを捨てちゃうの? 別れちゃうの?
と思ったのだが、さらに驚いたというか、違和感を覚えたのは、そ>>続きを読む
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凄く良かった
息子が友達と一緒に校門に現れた時の母親の反応
最初に友達になったジャックの演技
難病の弟を持った姉の居場所
友達内での探り合い、駆け引き、力関係
親友とのすれ違い
どれも演技>>続きを読む