エクストリームマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

エクストリームマン

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アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ(2016年製作の映画)

1.2

『アタック・オブ・ザ・キラートマト』のオマージュ?……??監督は「マーズ・オデッセイ」「アイス・ジョーズ」のスコット・ホイーラーということで、なるほどなぁと。

脚本、演出から役者、小道具、照明に至る
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.8

So, why I am still alive?

アーノルド・シュワルツェネッガーって漫画っぽいよね→じゃあ、漫画みたいな演出で、顔芸で。という。さすがポール・ヴァーホーヴェン。最高の顔芸&バイオ
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

I know, I know you probably believe that.

あからさまに差別するのと、「もうそのように決っている/ルールでは◯◯になっている」と控えめに押し返そうとする態度、
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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1(2017年製作の映画)

2.3

はじまりは、いつも月曜日。

予算の制約なのか、TVシリーズの素材をリミックスせざるを得ない系劇場アニメ映画が昨今多い中で、昨年公開された『ゼーガペインADP』はかなり頑張っていたというか、有り物の素
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帝都大戦(1989年製作の映画)

2.4

10億かけて10億しか儲からなかった映画の続編だからか、順当に規模縮小され、ルックのスケールも下がっている。ほぼ嶋田久作の顔芸映画。

前作は実相寺昭雄の実験場と化した帝都で、狂った絡繰人形あり、スト
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パラダイム(1987年製作の映画)

2.8

ジョン・カーペンター版エクソシスト……なのか?一切悪霊払わないから違うか

サタン(液状)の復活を阻止すべく、なんとなくデータを取り続ける様がシュール。科学による信仰の強化を図るやつかと思いきや、神父
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.1

No one understands the lonely perfection of my dreams.

※ネタバレしてます。

『ダーク・スター』で宇宙船内を駆け回っていた風船まがいの何かが、
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.6

「それ、もらうよ」

昨年に引き続いて、黒沢清の新作が今年も観られるなんてなぁ。それも、是枝裕和の新作(『三度目の殺人』)と同じ日に公開とは。フェイバリットな俳優松田龍平が主演なのは勿論最高で、『アイ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.7

Wars are not won by evacuation.

上映時間短くなってるから何か変わったのかと思ってたけど、やっぱりノーランはノーランだった。まぁそんな簡単に変わるもんじゃないよなー。
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.2

ポール・ヴァーホーヴェンの新作!意外にも初フランス映画らしい。

主人公:ミシェル(イザベル・ユペール)の圧倒的なパワーで突き進む物語。自身も周囲も病みきっているのに、真っ直ぐブレないところが凄いとい
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.4

「訴訟経済?」

映画出だしの福山雅治では、面会室で微笑んでは吠える役所広司に太刀打ち出来る気がしなかったし、現に出来ていなかったように思う。ただ、6回目の面会で重盛がついに爆発して、ただその勢いの向
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.4

"Till death do you part."

※ネタバレしてます。

ロック版オペラ座の怪人。笑顔のまま腹掻っ捌くようなブライアン・デ・パルマ節全開。本作では笑顔のまま魂抜き取っていく。

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インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

3.6

日本の田舎とクトゥルフは相性がいい。

というか、日本に限らず、田舎はどこも陰鬱でじめじめしている(印象がある)ということなのかもしれないけど。

タイトルの通り、ラヴクラフトの『インスマウスの影』を
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美女と液体人間(1958年製作の映画)

3.0

『教授と美女』ならぬ、美女と液体人間。『ギルダ』感もある。

変身人間シリーズだと、やっぱり圧倒的に『ガス人間第一号』が好き(『マタンゴ』も含めていいなら、拮抗するかも)だけど、こっちも今観ると味わい
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.6

アニメ版の酷さを反芻しつつ。

やっぱり、奥菜恵の存在感で成立している気がする。勿論、それ以外の部分もちゃんと作ってあるからこそなんだけど。物語的にも映像的にも余白を多めに取っていることが、奥菜恵の下
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

Was he slow?

エドガー・ライトの新作。サイモン・ペッグもニック・フロストも出ていないなんてなんだか寂しいけど(『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』もそうだったか)、サイモ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.0

I can save today. You can save the world.

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で唯一のみどころだったガル・ガドットのワンダーウーマン、その
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.0

岩井俊二的な“間”を終始殺すようなシャフト的(新房昭之的?総監督って何)演出と、小細工の“SF”的小道具(あれはSFではないと言いたいけれど)がどうにも。ゴミみたいなCGのカット(冒頭、自転車で登校す>>続きを読む

ザスーラ(2005年製作の映画)

2.7

Dude. You're meat.

監督がジョン・ファヴローで、ティム・ロビンス、クリスティン・スチュワート、フランク・オズ(声)が出ているのに、この微妙さは何だ。『26世紀青年』で主人公の最高相
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マーシャル博士の恐竜ランド(2009年製作の映画)

2.0

He went to a better place.

ウィル・フェレル主演、海猿症候群(切迫してる筈の場面で延々喋る)映画。ブラッド・シルバーリングのキャリアも完全に殺したっぽい、この映画。これで3
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

Can't you just be a friendly neighborhood Spider-Man?

※ネタバレあり

スパイダーマン3度目の実写映画化。過去2シリーズ5度の映画化だと、やっぱ
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.9

We will never beat him. We will never be rid of him.

アメリカの近代史に燦然と輝く伝説、マクドナルド創業の物語……創業?

訪問販売のセールスマン
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.7

This planet IS hell!

結局アーサー王は誰だったの?

※以下ネタバレします。多分

昨今のアーサー王熱は何なのかよくわからないけど、マイケル・ベイが映画にぶち込んでるってことは、
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嗤う分身(2013年製作の映画)

4.2

You don't exist anymore.

主人公:サイモン(ジェシー・アイゼンバーグ)を追い詰めるためだけに緻密に組み上げられたような世界。ガラガラの電車で「そこは俺の席だ。どけ」と冒頭で主
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シャークネード4(2016年製作の映画)

1.9

It wouldn't be Texas without a chainsaw massacre.

モスマン観て、シャークネードよりひでーやと思ったけど、やっぱりシャークネードの方が大概酷い。基礎的
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蛾人間モスマン(2010年製作の映画)

2.0

こういうの観ると、シャークネードシリーズはダメな低予算テレビ映画界では別格の面白さなんだなと。

この手の「ルールあり」なモンスターとかスラッシャー全般に言えるけど、そもそも対象とされる犯罪行為(今回
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.8

Now all we need... is skin.

闇のパズルゲーム映画第2弾。闇のゲームの負けた方の罰ゲームのみでできているような内容。前作の主人公カースティ(アシュレイ・ローレンス)は、辛く
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スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー(2017年製作の映画)

3.0

vs じゃなくて with じゃね?

……っていうのは、この手のシリーズでいつも思うことではある。ゴーカイジャーとギャバンの時みたいに、序盤で(勘違いから)敵対していれば、まだ"vs"感がなくもない
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ガールズイントラブル スペーススクワッド エピソードゼロ(2017年製作の映画)

3.0

囚人服がホットパンツってどういうことなの?

あぁ、坂本浩一の作品か、というくらいには、トレードマークになっている気がする→女キャラのホットパンツ。シズル感も十分で、イズムが出ていた。予算と尺から逆算
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.7

Welcome to a new world of gods and monsters.

5000年前のエジプトって砂漠じゃなくね?みたいな、そういうこと言うやつは出ていってくれって感じで、エンタメ
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ピクセル(2015年製作の映画)

2.8

本作に登場する「ゲーム」はガワだけでゲームと呼べるものではないので、必然的に話運びも着地もふわっとしてもやっとしたものになっている。ミシェル・モナハンがヒロインで、ショーン・ビーンがちょい役で出ている>>続きを読む

魔法少女リリカルなのは Reflection(2017年製作の映画)

2.6

改めて、浮き彫りになる奇妙さ。元々のTVシリーズにあった歪さ(それが本作と他とを峻別する“個性”でもあったわけだ)が、映画という短距離走チックなメディア、というか表現形式に移ることで濃縮還元されて爆発>>続きを読む

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

2.7

Im not even suppose to be here today!

この手のバディモノというか、ティーンが暴れまわる系(青春?)の映画で、ここまで何も起こらない、というか、起こっても大した
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第7章(2014年製作の映画)

2.9

episode.12 大いなる遺産

シリーズの終章というより、寧ろ長編の序章。首都決戦をパト2の差分として描く以上、ふざけた雰囲気は必然的に「正義」だとか「平和」だとかに追い遣られて霧散してしまうわ
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章(2014年製作の映画)

3.0

episode.10 暴走! 赤いレイバー
これまた伝統の暴走レイバー回。そしてテロリスト:蜂野一郎(波岡一喜)再登場回。といっても、半分くらいは塩原と泉野が民宿に泊まって飯食っての場面だけど。RT-
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章(2014年製作の映画)

3.2

episode.8 遠距離狙撃2000
カーシャ主役回。政争に巻き込まれる特車2課の反復でもある。スナイピング合戦が仮に起こったとしても、そんなアクロバティックな展開にはならないでしょ(なっても『ハー
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