また学校シリーズ。ワン、ツーは学校が舞台とした教師と生徒の物語だったけれど、スリーは学校で出会った大人たちの恋愛と生活が主軸。
これ、学校シリーズじゃなくてもいいんじゃない? と思ってしまうが、やは>>続きを読む
真相がモヤッとしたまま終わるので、いろんな解釈ができそうな作品。萩原聖人は、あまり面白みがない俳優という認識だったけれど、ライターの炎で催眠をかけるところは、なんかエロくて良いと思った。
ラストは伝>>続きを読む
バレエとの別れを決意したセルゲイが踊る「Take Me To Church」、、、体を起こしたあたりから涙があふれた。全身から発せられる痛み、苦しみ、歓び、懺悔、渇望、彼の感情に押し潰されそうになって>>続きを読む
なんか、しんどかった、、、。愛犬家殺人事件をベースにした、とあるけど、繁殖という名目で金を集め、トラブルになった相手を殺して、風呂場で解体して、ドラム缶で焼き、山中に散布する、という意外はオリジナル脚>>続きを読む
実在の人物、、、しかも地味な副大統領が主人公の映画、、、しかしテンポがよく、最後まで飽きることなく楽しめた。
イデオロギーをもたず、政治の舞台で成り上がることしか考えてないクソ政治家ディック・チェイ>>続きを読む
香川照之、とても気味悪くて、いい。カメラワークや照明など演出次第で、もっと気味悪くもできただろうと思うが、日常の風景のなかに、ふうっと差し込むように、この人物のこの言動があることで、絶妙な違和感を醸し>>続きを読む
安定の学校シリーズ。心に残る言葉がたくさん出てきた。教師は、子どもたちに何かを与えるんじゃなくて、子どもたちから教えてもらって、それを返してあげるんだ。教育とは、教師に都合のいい生徒をつくるものではな>>続きを読む
え! ここで終わり?! 犯人は???
思わず叫んでしまった。
マーサも、クリスも、不動産屋も、ガス屋も、警官2名も、みんな怪しい。みんな言動が、どこか気になる。いろいろ推測しながら見たけれど、答え>>続きを読む
見るんじゃなかったと後悔するほど怖いというか恐ろしい。なんども胃が痛くなった。いったいどういうつもりでこんな映画をつくったのか。
「ルーカス」と呼んでも泡だけが浮かんでくる湖。ひとつしか出されないコ>>続きを読む
逆さまに掲げられたモノクロの星条旗。描かれた白と黒は決して交わることがない。星条旗を逆さまに掲げるのはエマージェンシーサイン。つまり、白と黒が対立したアメリカは危機的状態にあるのだと示している、のだと>>続きを読む
画面の隅々まで美しい。台詞もクサくない程度に美しかった。キラキラと陽光に輝く自然のなかで、古代ギリシャの彫刻のような少年と知的で精悍な若者が恋に落ちる。美しい。
一歩踏み出してからのエリオの色気は凄>>続きを読む
若者馬鹿者が次々と殺されてくやつ。なにか悪いものがいる洋館に閉じ込められるやつ。聖水で悪魔祓いするやつ。死に方にウィットがあるやつ。いちばん怪しくないひとが犯人でしたってやつ。隠し扉の向こうに秘密があ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
殺した相手の脳を調理する、というなかなか猟奇的な設定に惹かれたのだけど、そこには特段深い理由はなく、取り憑かれた人間の癖や願望と絡まって、悪意が放出されただけ、ということと理解したが、そこでまずガッカ>>続きを読む
これ実話?! すげーヤツがいたもんだ!
産みの親に拒絶されたり、酷い交通事故にあったり、なかなか悲惨な目に合っているのに、序盤から、なかなかどうして笑わせてくれる。さすがジム・キャリー。
鮮やかにテ>>続きを読む
内容は薄いけど、楽しくて笑える。そんでもって、たぶんみんながナタリーを好きになる。
親の刷り込みって本当に厄介なもんで、「あんたに映画みたいな幸せな恋愛なんかできるわけない」なんて言われてしまうと、>>続きを読む
暗い。息がつまる。救いがない。最初から最後まで、つらかった。
アンドレアの態度を見たときから、「息子のしたこと」、その真相は読めたけれども、頭に血が上ったハイメはそれに気づかない。
警察には任せて>>続きを読む
偶然発見して視聴。『パッドマン』よりも女性のリアルな声が聞くことができて、ラクシュミの偉業がインドに与えた影響を再確認できた。インドの女性、がんばれ。
人種のカテゴライズでは黒人、セクシュアリティでゲイ、音楽で黒人クラシック奏者、、、ドックはダブルマイノリティどころでなく、トリプル以上のマイノリティだった。しかも、当時の典型的黒人社会に触れずに生きて>>続きを読む
期待しないで見たけれど、素直に面白いと思った。ゾンビ映画は好きなので、前半はほとんど爆笑していて、終盤のゾンビブレーキでは抱腹絶倒だった。
しかし、夫婦の絆、親子の愛、利己的な人間の愚かさなど、非常>>続きを読む
夜間学校には行ったことがないけれど、こんなに生徒ひとりひとりと真っ直ぐに向き合ってくれる先生がいる学校なんてあるんだろうか。「なんていい先生なんだ、、、」、何度呟いたことか。
読み書きや計算を教える>>続きを読む
希和子に対する恵理菜の気持ちは複雑で難解。最後の最後まで、よく分からなかった。
でも、最後の最後で分かったような気がする。自分を守ってくれる存在として無償の愛をくれたひと。その愛があったと確認できた>>続きを読む
そもそも偽善者ってなんだろう。自分が善だと思って発言したことを、実際に行動に移さなければ「偽善」なのだろうか。私は、心から生まれた「善」の言葉は「善」だと思う。偽善は悪だというように思われているけれど>>続きを読む
とても清々しい映画。友達たちも家族も職場の同僚も近所の人も、結局みんないいヤツばかり。
同性愛は異常とか地獄に落ちるとか、明らかな差別的発言をしなくても、異性の恋人をつくれとかいうのも失礼だし、ゲイ>>続きを読む
誰よりも美しくなければならないモデルは、ほかの美しいモデルたちを食い物にして、栄養にして、美を磨き、心を鍛え、のし上がらなければならない。ということかな。
心が弱く、食ったことを後悔し、自らを高みに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もともとエマ・ストーンが好きではなかったのだけど、本作を観て嫌いになった。なんて身勝手で嫌な女なんだろう、、、はまり役だった。
豪奢な宮殿、煌びやかな衣装、ジワジワと高まる緊張感、程よく差し込まれる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とにかくエグいしグロい。ゾンビ映画を微笑みながら見られるわたしだけど、ウゲーッと目を逸らしたくなったくらい。
フルートが上手で真面目で純潔なヒロインが、人喰い族に捕らえられても、笛を吹いたことで最終>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どーゆーことーっ!!? て叫びたくなる映画。まぁ、こういうことなんだろうなと解釈するも、なんだかしっくりこないというか、、、。
謎の日本人がキリストの言葉を吐くということは、彼はキリストであるってこ>>続きを読む
サム・クックのことは、知れば知るほど好きになる。その唯一無二の歌声も、穏やかな話しかたや身振りも、高校時代からの恋人と結婚したことも、黒人差別に対して毅然として立ち向かう姿も、、、ぜんぶぜんぶ眩しいほ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
コメディっぽさすら漂う序盤の軽いノリ、義父に性的虐待を受けたトラウマが爆発してハーローがキングコブラを惨殺するシーン、妙に晴れやかに「俺はポルノの世界で生きていくぜ」と息巻くショーン。どういうテンショ>>続きを読む
「ロックをやるなら笑われる覚悟しろ」「なんでもハンパはだめ」。ダラダラと20年もバンドをやってるわたしにとって、ハッとするような言葉がいくつもあった。とにかく、ピュアにバンドをやろうとするボーイズがま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
レッドフォードのほうはもちろん、名作だと知っていたが、ストーリーは知らないまま見始めた。登場の瞬間からパーティの打ち上げ花火のように、儚げでド派手なギャツビー。その危うさから悲しい結末が予感されて、初>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
兄弟のように誰よりも近くにいる親友なのか、誰よりも近くにいて愛しい気持ちを積み重ねてきた恋人なのか。近くにいるからこそ、ゲイ同士だからこそ、その関係をどう呼ぶのか、距離の取り方と保ち方が分からなくなる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分がゲイなのかもしれない、という気付きを受け入れられずにいる男の子の、鬱々とした毎日をゆっくりとスリリングに描き出した作品。父親の死も、自らのセクシュアリティも、好きでもない女とのセックスも、虚ろな>>続きを読む
悪魔や魔女は、わたしが仏教徒だからか、あまり怖いと思えない。この作品も、本体が姿を現わすまでは怖かったのに、いう感じだった、、、ので、心穏やかに最後まで見ることができた。
かくれんぼ事件や夜中に脚を引>>続きを読む
いや、疲れた。泣いたり笑ったり怒ったり、次々に展開していくストーリーに心をもっていかれた。
誰かのために。愛する妻のためからインドの全女性のために、その想いだけで、蔑まされても、家族に見放されても、>>続きを読む