エンドロールで流れていた“ローハッピーエンドロール〜、少女のまーまでー死ぬ〜”ってフレーズが耳に残っている。
多分、今の自分が見ても好きになれない映画だろうと思った。
結局好きにも嫌いにもなれず観た>>続きを読む
オイ!そこのお前!!貴様だよ貴様!!!
クスリばっかキメねーで、魂だけで踊れやクソ!!!!
時は1974年。場所はイングランド北部のパッとしない町(主人公に言わせれば、クソみたいな町)。
学校でクラ>>続きを読む
マチルドは、学校やクラスメイトにも馴染めない女の子。
詩や物語を書いたり、空想することは大好き(学校に馴染めない子って、そういう子が多い気がする)。
マチルドのお母さんは、思考がとっ散らかったりいきな>>続きを読む
世界初の女性パンクバンド、「ザ・スリッツ」の誕生から解散、再結成、そしてボーカルのアリ・アップの死を、元メンバーや周辺にした人物の証言や現在の姿も交えながら追ったドキュメンタリー映画。
現在だと、男>>続きを読む
1960年代のロンドン…スウィンギング・ロンドンとは何だったのか。少しでも洋楽やアートやファッションに興味があればなんとなく触れたことがあるこの時代を、当事者である俳優、マイケル・ケインが案内してくれ>>続きを読む
確実に映画においてけぼりにされた。
この映画とともに同じ歩幅を歩くことができなかった。なんかくやしい!
でも、全く嫌な気持ちにはならなかった。
まず、最初にタイトル「地獄」がメラメラァ〜っと出たかと>>続きを読む
寧子や津奈木を見ていて不愉快だった。
特に寧子に関しては、姉ではないが甘ったれてんなよと他人事のように感じていた。
けれど、やっていることは過剰ではあるが彼女を見つめていくにつれ、同時に自分を見てい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
6年くらい前に初めて観たときは、自身でも引くくらい感情移入して観終わったあと、当分悲しみに打ちひしがれていた。
今日も打ちひしがれちゃう?と少し不安になりながら鑑賞。
2回目は、初回よりかは冷静に観>>続きを読む
戦争に関わるくらいならアタマイカレタほうがいいんだよってことなんだよね、言いたいことは。
反戦映画でもフランスだからか色合いがガーリー。ラデュレの世界みたい。
コクリコちゃん、チュールをヒラヒラさ>>続きを読む
わたしは、信友さんのようにあたたかい心で母を見守れるだろうか。
とっても不安だ。
監督である一人娘の信友さんの声がすごくあたたかい。
お父さんの声は金子信雄みたい。褒めてます。
お母さんは、快活だっ>>続きを読む
「ボタンダウンシャツの似合うスタッフが、新しい笑いとニュアンスの映画を作りました」…みたいな文言が収録されていた予告編に出てたけど、当時は本当に若者が「ぼくたちの映画だ」って思ったのではないか。
意>>続きを読む
ずっと観たかった映画。
ただ、期待しすぎたものってだいたい、期待はずれだったって結果になってしまう。
ジュリーは確かに退廃的なかっこよさは感じられた。シャワーシーンや女装姿も、今の残念なジュリーを思>>続きを読む
ハイスピードカメラで撮影した世界各地の風景(ニューヨークのレストランとか渋谷スクランブル交差点とか奥多摩の林とか)と、それぞれの地点のデシベル表示と、静寂や騒音について研究したり一言ある方々の発言をつ>>続きを読む
女子高生あみこの日常のお話。
こけしのような頭のあみこ。
レディオヘッドを聴いている自分は凡庸で貧弱でないと思っているあみこ。
戦闘服のような制服を着て、そのまま自宅でレトルトパスタを食べてるあみこ>>続きを読む
自殺に苦痛はない
気分が変わるもの
やるもやらないも私の勝手
あんな美しいメロディにのせてなんてこと言ってんだよ…。
映画を観る前から、そんなマッシュのテーマ曲が好きだったので鑑賞。
冒頭と、歯科>>続きを読む
1960〜80年代の新宿の街並みを見るのが好きなので、鑑賞したかった作品のひとつ。
でも、新宿の街並みより、主人公の竜二…脚本も手がけた金子正次の人柄にたっぷり魅了された92分であった。
声も笑い>>続きを読む
写真家、ソール・ライターの作品集を見返したくなる映画。
彼の写真同様、魔法みたいな50年代のニューヨークの街並が映画の中にあったから。
ケイト・ブランシェットの、ブロンドヘアとキツく美しい眼差し。>>続きを読む
主人公ソルは、救いがないスクルージみたいだった。
ソルは周りの人からナザーマンさん、ナザーマンさんと名を呼ばれ、気に掛けてもらっている。
自分なら、名を呼ばれるのはとても嬉しいから呼んでくれた人の話>>続きを読む
やっぱり、かっこいい。
そして心に染みる。
なおかつ痺れる。
トラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)の日記での言い分。鬱屈、鬱屈、鬱屈。
銃を構えたときの片目を瞑った表情。
モヒカン、モッズコート。>>続きを読む
想像以上に、キッツイ映画だ。
目を背けたシーンもあった。
もう1回観たい気持ちもあるが、当分いいですって気持ちもある。
観賞後、身体が痺れていた。
右手の中指から小指の3本とか、よくわからないところ>>続きを読む
完結篇まで観て改めて思ったこと。
東京五輪や大阪万博の時代に、広島では街中で…子供の前でも発砲やそれによる流血が見れちゃってたんだなぁ。実録だし。
原爆ドームをラストシーンに選ぶのは平和への疑問なの>>続きを読む
前作の延長線という感じ。
山守(金子信雄)、打本(加藤武)の存在感は相変わらず狡い。
広能(菅原文太)と武田(小林旭)は、対立する組にいるけれど、関係性が好き。
2人の会話を聞いてるとき、なぜか羨ま>>続きを読む
人間ドラマ強め。
登場人物と団体が多くなり少し話についていけなくなった。
とりあえず金子信雄の嘘泣き、田中邦衛のヘタレ感は安心して笑って観れた。
加藤武の表情も最高。
小林旭の入院姿にキュンとした。>>続きを読む
村岡組と大友組の最初の抗争シーン。
めちゃくちゃ面白い。
山城新伍が上島竜兵みたいだった。
北大路欣也があんなギラギラだったとは。
目力は今も衰えてないけど。
成田三樹夫の渋さ、千葉真一のかわいら>>続きを読む
見応えあり過ぎてお腹いっぱい。
冒頭の闇市のシーンだけで役者たちの熱と力で有無を言わさず引き込まれた。
以前、DVDで観たときは菅原文太のかっこよさに惚れ惚れした。
しかし今回の鑑賞では、「金子信雄>>続きを読む
自分にとって何を一番に信じるのか。
何が正しいとするか。
それを太い芯として、ブレず、しっかりと立たせてないと本当にやっていけない人間の芯と芯のぶつかり合いを見た。
「誰よりも自分を信じ疑え」
ラ>>続きを読む
これは、かつてトイ・ストーリーを観ていた、そして大人に成長したかつての子供たちのための作品だった。
筆者は全シリーズを今年に入ってから全て観たが、こんなにも大人を勇気づける作品ということが嬉しかった。>>続きを読む
長すぎない時間。
必要最低限のBGM。
とぼけた笑い。
色々とちょうどいい素敵なコメディだった。
終始笑いっぱなしではなく、観てるこっちが気を抜いたところで笑いを提供してくるから笑い疲れもなし。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2から間髪いれずに観賞したので、CGの技術向上にまずびっくり。
そして、子供のアンディをビデオで映す冒頭のシーン。
もう、わたしたちが知っているアンディが遠い過去になってしまっていることを思い知らされ>>続きを読む
アルのビルからの脱出、日本行きの飛行機からの脱出など、壮大な脱出劇が盛りだくさんで前作以上にワクワクした。
「ウッディのラウンドアップ」のゴキゲンなテーマ。
ウッディの「オペ」シーン。
バズとバズの>>続きを読む
本物のこじらせシングルライフを送る筆者から言わせれば、エイミーはこじらせてない!
そしてミニワンピースから覗く胸元と太ももが眩しかった。
クビになっても、アーロンとの関係が雲行き怪しくなっても、自分か>>続きを読む
タイトルの出し方、赤と黒の台本、家族愛。
観ていてどうしても「カメ止め」を思い出してしまう作品だった。
復習代行屋の戌井親子の存在がなんだかホッとした。小柚ちゃんのファッションも素敵。
そうそう、>>続きを読む
不思議なタイトルでずっと気になっていた作品。
大人が夢見る物語だった。
廃校だった家で、キャベツのステーキ、食べたいな。
思ったよりあっけなく終わった印象。
衝撃のラストシーンと言われているシーンも、確かに「え?なんで?」と思ったが…マルジュがただただ不憫。
でも、この映画はアラン・ドロンの美しさを堪能するだけでも十分>>続きを読む
選手、スタッフ、観客の
顔、顔、顔。
様々な表情や躍動する身体を映し切った映像は、市川監督に「これが人間なんだ」と言われているようだった。
競技もメダルも大事だが、「人間」こそ見て欲しい。
自転>>続きを読む
楽しかった。
ミュージカルとしても、ロードムービーとしても。
ミュージカルが苦手な人の気持ちもわかるけれど、やっぱり楽しく歌って踊っている人を見るとこっちも楽しくなるなぁと改めて思った。
三吉彩花>>続きを読む