個人的にチャウ・シンチーのギャグは汚かったり、残酷だったりして、笑えないものが多い。本作もそんなネタばかりなんだけど、カレン・モクがジョン・ウー(『男たちの挽歌』など)のガンアクションとチン・シュウト>>続きを読む
安定のエドガー・ライト監督、サイモン・ペグ主演・脚本、ニック・フロスト出演作品。
相変わらずバカを描かせたら世界一。VFXの使い方もうまい(今回は少なめだけど)。
てっきり酔っ払いたちのドタバタを通し>>続きを読む
ひじょうにテンポ良く、設定を織り込みながらストーリーが進むので、約2時間にかなりの情報量が凝縮されている。もちろんマクロスシリーズのテーマである「歌」、「恋愛(三角関係)」、「戦争(可変戦闘機)」も緻>>続きを読む
モーニングショーの舞台裏をコミカルに描いているのだが、なかなか臨場感があっていい。
中井貴一演じるベテランメインキャスターの悲喜こもごもは笑わせてくれる。なにも悪いことをしていないのに、奥さんに浮気を>>続きを読む
原作は未読なのだけど、主人公スコット・ピルグリムが健気な女子高生ナイブスをあっさり捨て、ラモーナに乗り換える身勝手さはちょっと・・・・? 若者たちの、熱しやすく、冷めやすい、虚ろな心情を描いているのか>>続きを読む
最初はちょっと話がわかりづらい。開始30分くらいでようやく基本ストーリーが明確になってくると、がぜん面白くなり出す。深夜の公道のカーチェイスも迫力がある。
でも原田知世の主演映画なのに、ストーリーのメ>>続きを読む
『GANTZ』、『図書館戦争』シリーズなど原作物を実写化しヒットさせた佐藤信介監督だけあって本作の映像クオリティはけっこう高い。原作を忠実に再現しているカットが多いのにも感心。
後半はかなり脚色してい>>続きを読む
『アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦』(2003年)から9年ぶりの新作。メインからわき役まで大半のキャスト再出演が嬉しい。よくぞ集まったものだ(ただ単にみんなヒマだったのかもしれないけど)。
冒頭>>続きを読む
これはいい意味で裏切られた。
両さん(香取慎吾)のドタバタアクションコメディかと思いきや、なんと下町感動ストーリーであった。
ゲストヒロインは深田恭子。両さんの小学生時代の憧れの同級生で、旅芸人一座の>>続きを読む
渡辺典子の角川映画主演3部作の配給収入は
『晴れ、ときどき殺人』(1984年5月26日公開、東映セントラルフィルム)3億9000万円
『いつか誰かが殺される』(1984年10月10日公開、東映) 5億>>続きを読む
西暦2020年。文明を破壊された世界で、人間対サラマンダーの壮絶な戦いを描く。
サラマンダーは今観てもけっこう迫力がある。出演者もギラギラしているクリスチャン・ベールとジェラルド・バトラー、狂気の戦士>>続きを読む
アメリカン・パイシリーズ第3弾。いよいよ主役のジムとヒロイン、ミシェルが結婚するという、シリーズ最終作にふさわしい展開となっている(後にスピンオフや同窓会編が製作されるけど)。
安定どころか今までより>>続きを読む
安定の阿部寛主演作。
そこそこ笑えるギャグを交えながら、張り巡らされた伏線を回収していく脚本はお見事(原作は未読)。
でも、阿部が偶然スキー場で知り合う人々全員が事件にかかわってくるのはどうなのか? >>続きを読む
これは良い掘り出し物。
気は優しくて力持ちのフレッド・フリントストーンと、その親友バーニーは、採石場の恐竜クレーンのオペレーター。ある日、彼らは小さなエイリアン、ガズーに付きまとわれるようになる。ガ>>続きを読む
《あらすじ》
夏休み。女子高生・守屋敦子(渡辺典子)は父・洋一(斎藤晴彦)を何者かに拉致されてしまう。父の残したフロッピーディスクを何者かが狙っているのだ。敦子はブティックの店長・高良和夫(古尾屋雅人>>続きを読む
《あらすじ》
ルーシー(サンドラ・ブロック)はシカゴの鉄道の改札嬢。美人で性格もいいのになぜか独身。ある日、片思いしていた客のピーター(ピーター・ギャラガー)が線路に落ちて気絶したので病院に付き添った>>続きを読む
落ちこぼれの警察犬シューシャインが悪人バーシニスター博士の開発した薬品を浴びて、スーパードッグになってしまった!
俺の好きそうなプロットで、スーパーマンのパロディをやってるんだけど、脚本も演出もはじ>>続きを読む
『アキラ』がサイバーパンクで、『スチームボーイ』はスチームパンク、つまり大友克洋はウィリアム・ギブソンをパクってるだけだろ。
それはともかく、総製作費24億円、製作期間9年、総作画枚数18万枚のデジ>>続きを読む
15年ぶりに再鑑賞。
素晴らしい!
アニメで鳴らした庵野秀明特有の映像、カットが実写でも活かされ、いい意味で金のかかった自主映画を観ているようだ。
アニメ版の各BGM(パッパパパヤ、パパヤパ~ワ~>>続きを読む
前作から20年。同じ登場人物が大勢出ており、それぞれ見せ場があるのは嬉しい。当たり前だけど、みんな老けちゃったなあ。
前回出番の少なかったブラキッシュ・オークン博士(ブレント・スパイナー)は今回は大活>>続きを読む
本作は風刺から下ネタまであらゆる笑いを破壊的ギャグに変換してブチかましてくれるコメディ人形劇。
数分に一回飛び交うやばいネタや描写は爆笑間違いなしだ。
とくにクライマックスで主人公が世界各国の首脳陣の>>続きを読む
TOKYO MXのキネマ麹町で鑑賞
評判が悪いので期待せず観たら、個性的なキャラ、ダイナミックなアクション、シンプルなストーリーはそこそこ楽しませてくれた(原作のゲームはよく知らないんだけどね)。>>続きを読む
これは傑作!
買物依存症のレベッカ(アイラ・フィッシャー)が持ち前の明るさと文才とバイタリティ、そして運で突き進む爆笑ラブコメ。
レベッカが欲望の赴くままに買物しまくったり、
借金取りから逃げ回った>>続きを読む
《あらすじ》
コールガール殺人事件を目撃した北里産業会長、北里浪子(浅香光代)は、犯人に娘の可奈子(渡辺典子)を殺すと脅されたため、無実の人間に罪を着せ自殺に追い込んでしまった。数ヵ月後、浪子は脅迫状>>続きを読む
《あらすじ》
ニューヨークの出版社で働く40歳のマーガレット(サンドラ・ブロック)はカナダ人のエリート編集者。彼女は労働ビザの申請を怠ったため、国外退去を命じられてしまう。キャリアを失いたくないマーガ>>続きを読む
安定の矢口史靖監督作品。
ジャケットを見ると、操縦士田辺誠一とCA綾瀬はるかのドタバタラブコメディと思うことだろう。
ところがこの二人はほとんど絡まない。
じつはこの映画は操縦士、CA、グランドスタッ>>続きを読む
初期の真田広之の主演、準主演作は『宇宙からのメッセージ MESSAGE FROM SPACE』、『忍者武芸帖 百地三太夫』、『魔界転生』、『吼えろ鉄拳』、『燃える勇者』、『伊賀忍法帖』、『里見八犬伝』>>続きを読む
原田知世の初々しさと大林宣彦のロマンチシズムが見事に結晶化した角川映画。大林は故郷、尾道を舞台に、原田知世に幻想の少女像を重ね、あらゆる撮影技法を駆使して、恋を描く。それも決してかなうことのない恋だ。>>続きを読む
もし大林宣彦監督の映画で1本だけお薦めを聞かれたら、迷わず本作を挙げる。お化け屋敷をまるでおもちゃ箱のをぶちまけたかのようなイメージで、残酷に、そして美しく描く傑作ホラーファンタジーだ。女子たちが次々>>続きを読む
名作と言われる『地獄の黙示録』、『プラトーン』などでさえ睡魔に襲われる俺には本作は苦痛であった。
荒い画質に迫力ある銃撃戦はリアルで重苦しい雰囲気と緊張感を生みだしているが、すぐに飽きる。なによりドラ>>続きを読む
ホラー映画ってSFと紙一重で、奇想天外で面白そうな設定が多いんだけど、たいていは、
・ドラマがつまらない
・ただ怖がらせるだけ
・スプラッターシーンだけやたら凝っている
・話の辻褄が合わない、
・難解>>続きを読む
主人公の大統領補佐官チャーリー・シーン、首席補佐官ドナルド・サザーランドは一目で善悪のわかるキャスト。
殺し屋は後に『アバター』のマイルズ大佐、『ドント・ブリーズ』の盲人などで有名になるスティーブン・>>続きを読む
《あらすじ》
十字軍の騎士二人が戦争で人を殺すことに嫌気がさして中国へと逃亡。二人は落ちぶれるが、中国皇帝の後継者争いに巻き込まれた皇子とその姉の用心棒となることで、戦士の誇りを取り戻し、自ら罪をあが>>続きを読む
前半は、‘7~80年代のB級SF映画へのオマージュなのか、いがみ合ってばかりいる人間達の愚かさを訴えているのか、とにかく展開が遅くて観ていてイライラしてくる。同年公開の『ダイ・ハード4.0』みたいに説>>続きを読む
ファミリー向けアドベンチャームービーはやはり面白い。
数分ごとに次々と事件が起こり、ハラハラドキドキしっぱなしなので全く退屈しない。しんみりするシーンもいいタイミングでちょこっとある。
もちろんハッピ>>続きを読む
エディ・マーフィのネゴシエーター(交渉人)と言うからマシンガントークで犯人を煙に巻くアクションコメディかと思いきや、シリアスだった。
しかも冒頭から、交渉するふりして人質立てこもり犯を振り向きざま撃ち>>続きを読む