改名した三島こねこさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

ハウスシャーク(2017年製作の映画)

1.0

20XX年、世界は核の炎に包まれた!

ここまで徹頭徹尾ツッコミ所のあるシナリオを構成した脚本には一周回って拍手喝采。良作のクソ映画と讃えたい。クソ映画なのに長いところも加点対象。
基本的にお下劣コメ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.2

これぞブラックジョーク映画。不謹慎だけど人やゾンビが死ぬたびに爆笑してしまう。とくにウディ・ハレルソン演じるタラハシーはコメディリリーフとして秀逸。

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.7

他シリーズのゾンビシリーズと異なりゾンビが走らないのが非常に印象的。かといって怖くないかといえばそうではなく、閉鎖空間に500体という物量で攻めてくるのでゾンビモノとしての迫力は十分。犬もゾンビィにな>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

インド映画といえば某マクロスや某シンフォギアのように急に歌うやたら明るい調子の作品というイメージが強い。本作も開幕直後はそんな調子だ。
しかしコメディ調でありながら映画として欠かせない主人公達への難関
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.2

ステイサムの知らないところで事態が雪崩のように悪化していく様はアクション映画とはまた違った面白みがある。
ステイサムの活躍ではなく悪人達のドタバタ劇のほうにこそ注目したい。結末からして続編製作があるの
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.8

これまで真面目に視聴したことがなかったので三度目の視聴をしたが伝説的映画の評価に納得。どんなことを映画でやってはいけないかというのがよくわかる反面、娯楽鑑賞としては大学の新入部員作品レベル(演技は高校>>続きを読む

ソウ2(2005年製作の映画)

3.4

第1作のあの超限定的条件下でのスリルを期待してみると肩透かしをくらったように感じてしまう。舞台は前作と比較するとひどく開放的で、またスプラッタ寄りの描写が強い。
終盤にかけてはジグソウ作の舞台よりも人
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.4

この作品の登場人物とも言える存在はマッツ・ミケルセンただ一人である。他にも数名の人間は描写されるが、それはあくまで舞台装置に過ぎない。

心奪われる銀世界が時として牙をむくという事実を、こうも誠実に描
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ランボー(1982年製作の映画)

4.4

続編の世評の下地になったランボーの無双活劇というのが視聴前の予想。しかし視聴後は発表当時の社会風刺作品として喝采を送らずにいられない。

当時の官憲の負の側面を開幕から若干やりすぎなほどに描写すること
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フラグタイム(2019年製作の映画)

3.2

この作品を雑にまとめるのであれば

前半『メバエ』
後半『エクレア』

全編『エクレア』や『電撃大王』の百合作品を期待していると痛い目に合うが、『百合姫』の百合作品に慣れているのであれば楽しめよう。
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

本作は設定考証をそこまで気にしない人間であっても、作中の矛盾に首をひねらざるをえないものになっている。

何故、サラ・コナーが1984年時点で別時間軸に移行しつつあるのにジョン・コナーの存在に矛盾が生
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ターミネーター2の正統な続編という謳い文句に恥じることのない高揚感を与えてくれる良作。

カーチェイス。

形状記憶合金。

工場での決戦。

そしてアーノルド・シュワルツェネッガー

ターミネーター
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青鬼 ver.2.0(2015年製作の映画)

1.4

拷問禁止条約参照

絶望的にヒロインがかわいくないというかアヒル口やめてくだちい

卓郎がだんだんいい人になっちゃうのは昔から

ニキータ(1990年製作の映画)

3.5

ニキータが野生的な美をから理性的な美へと徐々に変容していく様が一番注目すべきである。しかし国家という理性の権化ともいえる装置でも彼女の奔放な本質を破壊するには至らないというのが今作の主題であるようだし>>続きを読む

青鬼(2014年製作の映画)

1.8

"アンナチャン!""シュンクン!"

青鬼映画としてどうなのか…
そもそも青鬼の舞台が…

たけしの怯え方はギャグとして一流

ターミネーター4(2009年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ターミネーターのナンバリング作品としてみると駄目。過去の栄光は去りました。
2と3で未来のデータチップ廃棄したはずなのになぜスカイネットはコナーとカイルを認識していたのか云々の設定が気になってしまう。
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エグザム(2009年製作の映画)

2.8

物語の序盤から結末が読めてしまったのは密室における疑心暗鬼モノにつきまといがちなものとはいえ非常に残念。
設定自体はとてもよかったし、デスゲームではない状態で疑心暗鬼モノにできたのは良。とはいえ尺の都
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残像(2016年製作の映画)

3.5

娯楽目的で見るべきではない

資本主義-共産主義という二項対立構造を真っ向から否定している作品。プロパガンダ映画ではない。

ターミネーター3(2003年製作の映画)

2.9

シリーズモノでやってはいけないことの見本市

敵のカリスマは大事ですね

T-1000を比較対象にしなくても…合掌

スノーデン(2016年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー映画として非常に秀逸。
脚色が加えられただろうかという描写も作中のとあるシーンを除けば心当たりはなく、しかしその一点と終幕の驚愕の演出が映像としても楽しませてくれている。最後のスノーデ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.6

スリラー映像作品にも関わらず作中の主な色彩が赤と緑というのは素晴らしい。非常に鮮やかな作品であるように感じる。グロ表現がそれなりにあるが耐性があれば苦にはならないはず。

途中からスリラー映像というか
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.6

協会のステンドグラスや中世の宗教画に四方を囲まれたカットが続くため作品全体に神的な雰囲気が漂っている。美学や神学に関心がある方にはオススメしたい。
作中の論理展開も"If""Maybe"という仮定推論
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MEGALODON ザ・メガロドン(2018年製作の映画)

2.5

米海軍のPVとしては良

サメ?…なんかUターンしてましたね

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.3

非常に映像が美しい。
冒頭の口上のとおりに映画全体を通して雰囲気はおとなしいものになっている。娯楽というよりは映像鑑賞目的で視聴するが吉。

パージ(2013年製作の映画)

2.5

設定自体は良。限定的にではあるが犯罪行為が合法化するという世界観はいくらでも話が創作できそうでぜひ増えてほしいところ。世界観を解説する前半部も社会風刺的で素晴らしい。

もうひとついい点をあげるならリ
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メメント(2000年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

信念-疑惑-狂気

復讐譚という仄暗い熱に浮かされるのは一瞬。三者三様のレナードの物語は次第に齟齬を顕にする。すべての章に演者の思惑の糸が張り巡らされる中、最終防衛線ともいえる『刺青』と『記憶』を縁に
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公はカスパロフじゃないです

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

ジャケットから期待した漢のワイルドな生き様作品ではなかったというガッカリ感はなく、むしろごくごく平凡な若者二人の最期の時が美しく記憶に残る。

海。

麦畑。

銃撃戦。

ライムにテキーラ。

様々
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

2.5

題材はそれなりにいい
ただしいかしきれていない
人物描写も非常にあまい

シリーズモノらしいので今後の肉付けに期待したいところ

マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

近未来SF作品としての設定考証は上々
終盤の展開がSFとして許せるかどうか

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.3

T-1000型は映画史に残る名悪役。

今作を100%楽しみたいのなら前作は必修なのだが、2だけでもまず4.0点はつけてしまうだろう。シュワちゃんもおそらくこの頃が全盛期。

3〜新起動は好みがわかれ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.6

鬱映画として賛否両論あるのだが、セルマの人生の物語としては聖歌をもって葬送するべきであろう。
彼女の愛情は理解されずに足蹴にされ、どうしようもなく報われなかったのだろうけれど、彼女は最後まで息子への愛
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