アァーーーーーーさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男(2014年製作の映画)

2.3

一応、JB大好きです。

なんか、映画全体の焦点がどこにあるのかがよく分からん。
母への愛情か、親友ボビーヘの友情か、それとも孤独に打ち勝つ事か。
仰々しくタイトルをつけて年代を行き来したり、伏線を作
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午後の網目(1943年製作の映画)

5.0

1940年代にもう完成されている。

何故だ。 

1940年代の映画なのに今年見た映画の中でダントツ首位。

ってか、この映画を超える作品に出会えるのか心配になるほど新しい。

「人間はすでに作り上
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.7

80年代を"金曜ロードショー"と"日曜洋画劇場"を見て育った身としてもこの映画だけは何故か見てなくて、若干同作の「2」の印象が絵に浮かぶ程度のまま生きてきました。
なので、同世代からマッドマックスの話
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中国女(1967年製作の映画)

-

全然意味わかんないけど凄い
っていう毎回のゴダールの感じ。

特に今作は政治思想の話なので、政治評論家とか政治オタクとかじゃないと話の流れは理解できないんじゃないでしょうか?
この作品を語ってる大学生
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.8

ジョーペシがどんな演技してたか気になって見直した。

意外といろんなの覚えてた。

こういうビッグな映画は好きか嫌いかだけな話で、何回でも見て楽しめるし、評価が下がる事がないような気がしてるけど、今の
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

4.6

初めからビンビンくる!

ゆったりとした場面転換にアジアンな音楽。
一発目でベルナルドベルトルッチのシェルタリングスカイを思い出す。

そして俳優。
いきなりちょっと老けたジュリエットビノシュが出てき
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(1974年製作の映画)

4.9

これはスゴイ!

作風と緑と茶色の色合い、部屋や鏡の描写、そして突如回想シーンの白黒の鮮やかさやスローは、個人的にタルコフスキー最高傑作の「サクリファイス」に限りなく近い。
そして子供視点からの実写戦
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.7

最後まで飽きないで見れました。


一点だけ。
ジュードロウが警察を家の中に入れようと判断したのは何故?
弟だって分かってた?
それとも絶対にバレない保障があった?

北の橋(1981年製作の映画)

4.8

ジャックリヴェットの作品としては「セリーヌとジョリーは船でゆく」に続いて2本目。

この作品も同様、前半、個性的な女性二人がたまたま出会って共に行動するって設定や、妙な素人臭さ全開の演技とか、街中の撮
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ビフォア・ザ・レイン(1994年製作の映画)

4.2

周りの友人からの評価も高かった作品。ようやく見た。

非常に感覚的な映画で、会話も謎な部分多し。
前半はその感覚的な映像と描写にやられましたが、第三部と最後がイマイチかも。
マケドニアの状況とかしらね
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乾いた花(1964年製作の映画)

4.5

これはいい。

人を殺してムショから出てきたヤクザもんが賭場で知り合った謎の女との交流と恋愛を描く。

全編に渡りカット割りやカメラワーク、描写がスタイリッシュでカッコいい。
オープニングタイトルが出
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マイキー&ニッキー(1976年製作の映画)

4.5

これはマニアック過ぎる。
だが高く評価したい映画。

何てったってジョンカサヴェテスとピーターフォークが主演である。

カサヴェテスはインディ映画の王。
即興演技、即興演出など、本当のリアルさを求めて
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

4.5

大林宣彦監督特有の、人物の動きで場所が細かく変わるカット割り、演劇風の台詞回しや登場人物がイキナリカメラ越しに観客に解説を始めたり、町おこし的な要素や解説、突然差し込まれる空想を現実化した回想や妄想シ>>続きを読む

白痴(1951年製作の映画)

3.2

顔芸が過ぎるわw

「よござんすね!」とかw
思わず「ブッ」と吹いてしまう箇所多し。

はじめから登場人物の多さと、尺に収まりきらないのか、文字による説明がされた瞬間に中々見続ける厳しさを感じた作品。
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.7

とにかくナタリーポートマンが凄い。

映画のジャンルもエロ、サスペンス、ドラマ、狂気入り乱れながら、独特のテンポとカメラワークが芸術的で、CGの使い方や最後終わり方も完璧。
バレエの世界ってそういう感
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カポーティ(2005年製作の映画)

4.1

1967年の映画「冷血」は素晴らしかった。

今でこそ"理由なき殺人"を題材にした映画や実話も多いが、「冷血」ほど、犯人の深層心理に入って、その理由を漠然と叩きつけてシンプルに終わりまで見せた映画は記
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.1

クライムサスペンス、アクション、カーアクション、SF、ヤクザもん、サイコ系...
CGの使い方がイヤらしくない。


脳の使われてない機能をドラッグにより覚醒させる映画。
音も編集も素晴らしく、唸って
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はじまりのみち(2013年製作の映画)

3.4

「24の瞳」も「楢山節考」も見てたのに、同じ監督って事すら、この映画見るまで知らないでいた。

この映画自体は、
日本映画によくありがちな「とりあえず泣かせとけば勝ち」的な内容で、サラッと流して、飽き
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ヴィトゲンシュタイン(1993年製作の映画)

4.7

英国哲学者の一生。

友人の勧めで鑑賞。


気の利いたセットやロケは一切なし。
しかし斬新な小物や家具、音とキャストだけでストーリーは追える。
低予算で作られたというが、調べれば30マンポンド(約6
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

4.9

やっぱり黒澤明は凄い。

見てないタイトルに手をつけ続けても全く駄作にぶち当たらない。

黒澤明は時代劇バージョンと近代バージョンの2種類が存在しているが、
この作品は近代バージョンの最高傑作「天国と
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.9

狂っとる。


ここまで先の読めない展開なサスペンスは初めて見た。
しかも1965年の映画って、、


しかも、ホラーの要素や、ファンタジーの要素、コメディの要素まであって、カメラワークやオフレコの差
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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991年製作の映画)

3.9

教育テレビ並の進行で被爆地長崎の昔と今を語る内容と、
サムライの居合斬りの様なタイミングで迫るカット割りの素晴らしさや、照明と合成、自然の捕らえ方、
その両極端な内容に終始違和感を感じながらも、
日本
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醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

4.8

こりゃ傑作だぞ。
なんでこんなに評価が低い!

この時代特有の終わりの呆気なさに、これほどまで「もっと見たい!」と思った感情はない。

この前見た溝口健二の映画同様、
フィルムのノイズや古さ、
バック
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けんかえれじい(1966年製作の映画)

3.3

喧嘩シーンにビーバップハイスクール、ジャッキーチェン映画を感じた。

「殺しの烙印」にも通じる、
撮影の照明の当たり具合、統一感とかは、やっぱ好きだなぁ。。
転校先でイキナリバババッと挟み込まれるカッ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

-

映画をちゃんと見始めた当初に、
この映画を見た時の衝撃は半端じゃなかった。

ただ、当時、その、
物凄い数式で割り出した様な配置とカメラワークの動き、
また見たことのない色彩感覚に、
ただただ圧倒され
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時をかける少女(1983年製作の映画)

4.9

限りなく5点に近い4.9。

ジョジョの奇妙な冒険
第四部のキラークイーン
アナザーバイトダスト。


輪廻転生。


そしてSF。



大林宣彦監督の特徴分かってきたけど、
俳優のわざとらしい演技
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.4

ナチスドイツ占領下のパリの話。

みなさんが書いておられるような「豪華キャスト」に全く気づけないまま最後まで見ちゃった。


三時間は結構キツかったが、
まあ、リマスター版なんだろうけど、内容どうより
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天国の日々(1978年製作の映画)

4.3

友人曰く、こう言う人達を
「季節労働者」
というらしい。


結局金が人を幸せにするんだなぁ、、とシミジミ。


バッタのシーンが凄い。
引き込まれる感じはさすがだが、
ツリーオブライフを期待してみる
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西鶴一代女(1952年製作の映画)

-

ベネツィア国際映画祭受賞。
あのゴダールが敬愛する監督。

との事で見ました。


まあ、、
借りた時から感じてましたが、
個人的に「時代劇」「古語」ってのが苦手なので、
「んー見れるかなぁ、、」
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JFK(1991年製作の映画)

5.0

ケビンベーコン
ジョーペシ
シシースペイセク
ゲイリーオールドマン
ジャックレモン
トミーリージョーンズ

物凄い俳優陣が、このシナリオに納得して出演した事が素晴らしい。

映画も最高。
是非若い人た
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

4.3

病み上がりの社員が会社に復帰しようとしてるのを、会社側がクビにしようとしている。
その会社の社員であるあなたが、その同僚をクビにする方に賛同してくれたら会社側から全社員にボーナスが出るとしたら??
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野のなななのか(2014年製作の映画)

-

初大林宣彦監督。

カラフト、戦争、原発、葬式、三世代、芦別、中原中也...

日本人は罪と罰と言う認識をもちづらい。


カメラワークや合成、
演劇的なセリフ回し、
がジェットコースターの様に展開す
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

3.9

カンボジア内戦を調査しに来たジャーナリストの話。
実話らしい。

歴史的な背景をある程度知ってないと理解できないのか、ただ単純に前後関係が飛び飛びな箇所が多くて説明もないから分かりにくいのか。
戦争映
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