FHTさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

mellow(2020年製作の映画)

3.0

特に大きなテーマというものは提示されず、自然と物語が進んでいくことで繋がってくる共通点。

誰かを想ったりする前の過程がメインで描かれている。 "誰かの為に何かしたい"と思ったり "誰かに何かをあげた
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ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵団/ブラック・ウォリアーズ オスマン帝国騎兵隊/デリラ オスマン帝国騎兵隊(2018年製作の映画)

3.5

未体験ゾーンの映画達2020 作品


オー ムラドよ!

オスマン帝国の歴史をファンタジーアクションに仕立てたような映画。

まずこの作品の監督が "オスマン" カヤって所で高評価!笑

これを見る
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ザ・リトル・ストレンジャー(2018年製作の映画)

3.5

レニー・アブラハムソンの作品はROOMしか知らなかったけど、それ以降の作品。
日本公開はしてたのかな?

彼の作品の描き方好きだな。

少し頭を使うけど、映像+小説という感じで、細かな答えを映像には写
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コンナオトナノオンナノコ(2007年製作の映画)

3.3

めちゃめちゃリアル。

家庭を持った上で "母親 "としてどう振る舞うか。僕の考えでは家庭を持つ=自分の人生を家庭に捧げるような気持ちではいるが、それが出来ない主人公はまだまだ甘いのかな。それともそん
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ティーンスピリット(2018年製作の映画)

2.0

ある意味鑑賞者のリクエストに答えたような作品。

\\俺たちはエルファニングを観に来たんだ//

そういう人に是非観て欲しい映画だ。

どういう意味かというと、飽き飽きするズボラな脚本にうんざりなんだ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.1

青山シアター様のオンライン試写会にて一足お先に観賞。 いつもお世話になってます。

ミステリー映画の極み。
アガサクリスティー等、どんでん返し系推理小説がお好きな方は必ずヒットします。
そして文学への
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映画 中二病でも恋がしたい Take On Me(2017年製作の映画)

3.5

中二病少しかじってる人ならクスッとしてしまうシーン満載。

いつもシャワーしかしない僕ですが、今日は時間もあるし久々に湯船に浸かりゆっくりとしている間に何かラフに観れる作品をと思いセレクト。

正直め
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下女(1960年製作の映画)

4.5

ポン・ジュノ監督がリスペクトしている故キム・ギヨン監督の代表作。

映画 " パラサイト " でも大きくイメージを残した " 階段 "
その階段をうまく使った一作。

そして "下女" には階段の他
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

3.0

冒頭荒れ果てた街で銃を構えながら食料を物色するシーンから始まる。
タイトルロゴが出てくると急にティーンズ感ある日常へ。しかもちょっとチャラ属性の方。
主人公はキャシー(クロエモレッツ)
家族構成は父母
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

現代社会の労働に対しての対価や制度を問題視し、インターネットショッピングや高齢化社会が進行している今を支える配達業や介護職が低所得な訳を知りたい。

全ての行動においての理想にたどり着けない。家族のた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

あけましておめでとうございます。本年度もよろしくお願い申し上げます。

今年もたくさんの映画を楽しもうと思います。

新年一発目は 「 パラサイト 」

先行上映 ネタバレ禁止命令が出てるので、多くは
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.4

ネトフリオリジナルアニメにも出てきたサーミ族という人種。

蓋を開けてみれば、スウェーデン北部にあるラップランドに住む人々の事だった。

サーミ族は主にトナカイの世話をしテントで暮らすような習慣があり
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.7

エンドロールの曲がシガーロスでテンション上がりました!

ヒックとドラゴンの始まり。

敵、害獣だったドラゴンが、ヒックという少年によって、ドラゴンと共存する世界を作り出す物語。

ありきたりなストー
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.6

長編映画1作目とは思えないような細部までこだわり通した傑作!
アリ・アスター恐るべし!


音のこだわりが強いので、この映画を鑑賞する際はイヤフォン、ヘッドフォン必須です! この音何? から繋がる恐
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.1

この邦題を除いては完璧に近い。

東ドイツ、西ドイツで二極化していた時代に起こったドキュメンタリー映画。

第二次世界大戦が終わり、敗北したドイツに訪れた社会主義と民主主義の派閥。

政治に関心を持つ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

2.9

この作品はノンフィクション映画です。

これを大衆映画というカテゴリーで捉えるのならば、退屈の一言に過ぎる。

ラストを衝撃的にする為とは言え前半控えめすぎ。


余りにも情報が無いまま、淡々と"無実
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わんわん忠臣蔵(1963年製作の映画)

3.4

原案構成に手塚治虫が参加しているアニメーション作品。

作画はかなりディズニーぽさがある。
犬の躍動感とか、仕草とかこの年代の動きをしていて最高!
トム&ジェリーはレジェンド級ですが、それに近いような
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象の背中(2007年製作の映画)

3.5

本当人間は不器用。

自分に後が無くなった時にしか自分の本心を伝えられない。

未来があるという事で想いを正直に伝えられないというのであれば、未来は決して明るいものでは無い。

人生は後悔の繰り返しと
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.8

何も考えず派手なアクション観たい方はオススメ!

マイケルベイ監督爆破シーン得意だね。
冒頭のカーアクションでの会話劇が面白い。子犬引いちゃダメー!! セーフ!!
みたいな小ネタ挟んで飽きさせずに楽し
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.2

先行試写にて

この時代には等しくない設定を潔く持ってくる姿勢は凄いと思いました。仙台の街並みが美しい。

脇役が多く、過去の回想、なりすましの人物等、かなり散らばってますがその辺は意識せず観ることを
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.3

いつか見よういつか見ようと後回しにしてましたが、良いきっかけがあったので鑑賞。

パッケージビジュアルとは反して家族の絆が作品の主となっていてビックリ。

序盤のアーチェリーの大会に出てる娘を応援する
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good people(2019年製作の映画)

3.9

独り身には刺さる!!

誰にも見せない自分の中で渦巻いている愛に対しての心の揺れだとか、現実と理想の葛藤だとか、自分の中の真実を現実の中で探し追いかけるような恋愛映画でした。

愛を求めるのではなく、
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.6

絶対予告や予習をせず観るように!!

思春期の女性が抱える不安や好奇心を少ないセリフでうまく表現している作品。不安やストレスが募って呼吸が浅くなる感じとかリアルでこっちまで苦しくなる。

実はトラウマ
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フライング・ジャット(2016年製作の映画)

4.7

今年一か!? と思わせるくらい盛りだくさんの内容で大満足!インド映画もここまできたか!!

一緒に行った人と終わった後声合わせていったのが「監督ヒーロー物好きすぎやろ!」
ってくらい色々なヒーローのオ
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女は女である(1961年製作の映画)

5.0

久々ゴダール作品観ると面白い。

この作品はいわゆるラブコメ。

ゴダールは女という生き物をよく研究してると思う。どの作品も女性らしく映し出されるから凄い。

タイトル通り女は女である。といったストー
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.7

人の一生を美しく描いた作品。

不器用すぎるシュヴァルは郵便配達員として黙々と仕事をする。自転車など使わず徒歩で手紙を届ける。
約30年間務めた彼のルートへの累積距離は約23万キロにも及ぶ距離だった。
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

たった1人寄り添ってくれるだけで、人生は大きく変わる。

たった1つ気付いてくれるだけで、人生は大きく変わる。

それとは逆に

たった1人離れていくだけで、人生は大きく変わったり...

たった1回
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.5

ゲスト出演 ミニオン

この映画王道のストーリーだけどいろんなオマージュも含まれている。

冒頭で語られる
"あるものを使用し60分間で人類を滅ぼした" と語られる。そして生き残った人類で世界再生と共
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ベリー・バッド・ウェディング(1998年製作の映画)

3.1

理性を失うと人は狂ってしまう。

狂う狂う狂う狂う

ブラックコメディーな部類だけど、コメディー要素はそこまで強くはない。

人を殺してしまった。。
ヤバイヤバイ!
誰か来た!
ヤバイヤバイ
見つかっ
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

3.8

毎日ポストを確認する楽しさ📮

僕はそんな時代には生まれてないが、ジャンプの懸賞ハガキを送った時、毎日毎日当選商品を待ち構えていた時はありました。当たりませんでしたが。


1986年作品。
手紙に書
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.4

スカーレットヨハンソンとアダムドライバーの演技力に圧巻。

男×女として恋をしたではなく
人×人として恋をした形。

究極の愛。尊敬しあい、理解し合える事の美しさ。

結婚から離婚に至るまでのプロセス
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列車旅行のすすめ(2019年製作の映画)

4.2

とんでもない新人が現れたぞ!!


ラテンビート映画祭にて。
これは新たな時代を駆け抜ける監督が出てきたなと思わさせる作品。アナログ技術で最新のモーションを。知恵を振り絞った撮影クオリティー。80年代
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.1

圧倒的パーティームービー。
誰かと観るにはもってこいの映画。

冴えない現実世界の人達が、ゲームで理想のキャラクターを選択したら実際にゲームの中でそのキャラクターになれるなんて夢のよう。
僕もドウェイ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.7

レビュー200本目!
ちょっと前に午前10時の映画祭にて鑑賞。

昔観た時は、ただただマチルダ可愛い!レオンカッコいいで終わってたのですが、久々に観てこの作品がこんなに面白くなった理由がわかりました。
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覆面系ノイズ(2017年製作の映画)

3.0

コミックに忠実な故に無理矢理設定が多く。一人一人のキャラクターもベターで面白みが感じられない。

漫画だといいんだけど、実写映像として観るのは少ししんどかった。

単調のストーリーならもっと心の中を覗
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.4

爽快なアクション映画を期待してたのだが、内容がかなり難しい上に読み取りづらく、置いてけぼり感は否めない。

ドイツ、ベルリン崩壊の事実とは関係のないもう1つの架空のストーリー。

キャストが最高でシャ
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