FHTさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.2

試写にて。

ゴッホ関連の映画は多々あるが、今作がゴッホを1番近くで感じられる作品ではないだろうか。

ブルーとイエローのフィルターを少し足しスモークとコントラストを少し強くした感じの映像加工がゴッホ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.8

2年待った甲斐があった!!

やっぱITは特殊。ホラーなのにジュブナイル映画なんだよなー。

本作を楽しむ為に絶対子供時代のITも観てください。 本作はいわゆる後編なので、続きから始まります。あらすじ
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.5

とにかく色艶やかでとても美しい映像。
コントラストが強いって訳でもないのにイキイキとした色彩に目移りする暇もなく視界を覆い尽くす。

妖精のパワーを奪うあの粉も残酷に美しく舞い散った。


今作のテー
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オタク・レボリューション(2017年製作の映画)

3.2

こういうジャケットビジュアルの安心感。
アメリカコメディードラマにありがちな全員個性派揃いの作品。

スクールカースト系映画だけど、下位のミンディ、ジョディの2人は親友であり支え合っている。
日本のこ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.3

登場人物で誰も悪い人が出てこない洋ホラーって珍しくないですか?


今作はみんないい奴ホラームービーです(幽霊さん除く)

この作品のキーとなる "暗い場所でしか活動できない幽霊" が面白い。
電気を
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セルラー(2004年製作の映画)

3.4

電話系映画📞の王道!

犯人の特徴は?と聞かれたらジェイソンステイサムと答えるべきだった...笑

テンポ感がとても良い。
緊張と脱力をうまく使っているので、サクッと頭に入って来る。

主人公のライア
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

4.3

あなたがこの作品を観て何かを感じ取る事が出来たなら、このストーリーの中の1人になり、その終わりに何かを得ただろう。


74分ワンカット。
少ない移動でここまでのストーリー展開を作れるのは凄い。
そし
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

2.8

こんな父親嫌だランキング上位に入るこの作品。

スティーブン・キングの作品、小説だったら面白いんだろうなーと思うが、映像化するとどうもシュールになってしまう。


主人公一家は新しい家に引っ越してくる
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デビルシャーク/エクソシスト・シャーク(2015年製作の映画)

1.0

赤いギャラドスだ!!

いや...違う... デ...デビルシャーク!!?

Z級映画を久々に鑑賞

デーデンデー デーデンデー デーデンデー デーデンテー タラリロ🎵 じゃねーよ!笑

BGMがジ
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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.5

2を観る前に復習。

悪の姿を持ち正義の姿も持つ。それがマレフィセントの人生。


2つの王国があり、その1つの国(ムーア国)にマレフィセントが、そしてもう1つの国にステファンが住んでました。この2国
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ラストミッション(2014年製作の映画)

3.8

ケヴィンコスナーのバースデーソングが聴ける!?
スパイアクションと見せかけたヒューマン映画だ。

悪性膠芽腫という病気にかかり、余命宣告をされたイーサン。

CIAスパイの仕事も辞め、久々に自宅に戻る
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

彼はとんでもない家を作りやがった!!


長い時間をかけてジワジワ精神を不安定にさせていく。そんな映画です。


この作品は途中退出者続出!とか口文句で話題になりましたが、気持ちはわかります。

本当
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IT/イット(1990年製作の映画)

3.4

そろそろ公開前なので。

リメイク版しか見てなかなったのでこちらも鑑賞!

90年代独特の雰囲気があって、怖さというより解決に向かい立ち向かう描写が多いのでホラーミステリーというカテゴリに当てはまるか
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.0

冒頭、主人公が血だらけで職務質問されてるシーンから始まり、フラッシュバックしていくのだが、観終わってもここが大事なシーンとは思えず、ここを冒頭に持ってきた意図が読みきれず残念。



あらすじ

ただ
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機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

4.3

【ジオン軍】
生き残ろう。生き残っていつか心から笑おう。
理不尽な現実こそ、僕らを苦しめる本当の敵だ。

笑いたい...心から...

【連邦軍】
あばよ... 同じ消耗品の兄弟達...

生き残った
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フラットライナーズ(2017年製作の映画)

2.8

ジャケットヴィジュアルがホラーなのか?
と思わされましたが、至って真面目な映画でした。 真面目の定義は人それぞれですが。

死んだ後の数分間、脳は生きている。
その時何が見えるのか、記憶は?
と、興味
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.8

インド映画特有の成り上がり系映画!

ラップと共に言葉の大切さ、人と向き合う逞しさを教えてくれる、そんな作品。

HipHopは他のジャンルの音楽と少し違い、ダイレクトに言葉をぶつける音楽であり特有の
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.7

ネトフリ限定作品。

王道を行くと見せかけて...ぶっ飛んだ寄り道をした結果...かなりトリッキーな作品に!

ホームアローン➕スクリームという感じで面白い作りになっている。

⚠️この作品に出てくる
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.7

言わずと知れた名作。

なので多くは語りませんが、この作品は身も心も通じ合って隣にいるのにすれ違ってしまう究極のもどかしさを描いた最高傑作ではないだろうか。
ここまでくると神様のイタズラにしか思えない
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プロジェクト X(2012年製作の映画)

4.0

フォロワーの方が面白そうな作品観ていたので鑑賞!

プロジェクト X

中島みゆきの地上の星が流れそうなタイトルだが、流れるのは黒人ヒップホップだ。


衝動でしかない作品。
それはまるで麻薬。
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.7

イザベル・ユペール主演のグレタ公開前にこっちも観ておこうと思い鑑賞。

冒頭、自宅で黒尽くめの男にレイプされるシーンから始まる。

ここのシーンが本編へのウォーミングアップというところか、、このシーン
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.7

バイバイマンとか言うシュールでポップな名前のせいでなかなか台無し笑

"その名を口にしてはいけない"

"その存在を考えてはいけない"
という制約に乗っ取られた人の概念と戦う恐怖。

ヤツが来る。。
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.6

生命の力を感じる1作。

タリバン政権下のイスラム主義が占める街タブールでの出来事。

過度な女性差別で苦しむ家族を写した物語。

どういう差別かというと

⑴ 女性だけで外を歩くな

⑵ 写真を持ち
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

チャプター2から数分後の話でスタートするのでいきなりクライマックスだ!

つまりシリーズを観てる方にとっていきなりメインディッシュからスタートすることになる。

たまらんですねー!
今作はシリーズファ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

聖印を交わした相手の助けは必ず呑まなくてはいけない。

聖印の掟を破ったジョナサンは火炎銃?みたいな銃で家を燃やされる。
あんな綺麗で大きな家だったのに。
因みにジョナサンは綺麗好きなのかね。家の家具
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

最新作の為に見返し。
本作は仕返し。誰が韻を踏めと!笑



ババヤガ=ブギーマンというジョン・ウィックという作品における謎。
ババヤガというのはスラブ民話に出てくる"妖婆"ですが、ブギーマンというの
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

まず始めに、この作品を観て思った事を書いてます。
パンフレットで第三者の提示をすり合わせる前に自分が感じた事を発言します。


善が悪に変化するのは、この世の中が不条理だからだ。

これを無くすのには
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.7

ある日主人公のサマンサは、友人達とドライブをしていたら事故に遭い死んでしまう。

そして気がつくと、その日の朝に戻っている。

そんなループの渦に巻き込まれたサマンサの物語。


同じ日を繰り返してい
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ナッツ!ブリンクリー博士の奇妙な運命(2016年製作の映画)

3.2

EDの人にヤギのナッツ🥜を移植し治療する医者がいたそうな。。
そんな医者ジョン・ブリンクリーのドキュメンタリー映画だ。

この作品の良いところは写真や映像がない断片をアニメーションで制作しているところ
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.3

歴史の一つに刻まれた真実の事件。
この作品を観て、今を生きているうちに1人1人考えて欲しい。

人種差別での暴動。その暴動の中での話。
暴動を起こしているのは全ての黒人ではなく、一部の黒人だという事。
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.1

アメリカ、フランス双方の文化の違いを感じる作品。

元モデルのアリエルと、芽がまだ出てない小説家ブライアンの(ラブ)ストーリー

街の片隅でタバコを吸うアリエルに目を釘付けにされたブライアン。

ブラ
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セブン(1995年製作の映画)

3.7


この作品のテーマは対比ではないだろうか。それにうまく"7"というものを絡ませて面白くしている。

ミルズとサマセットのコンビ。この2人の対比が招いた悲劇。

ある日、奇妙な連続殺人が起こる。
殺人現
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.7

何度も見返して面白くなっていく映画。

原作を知らずでの鑑賞なのでまだまだ抜けているページはありますが、作品の面白さがわかったのでやっとレビュー。

この作品、文学部は好きそう。

地獄は頭の中にある
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.4

メイ怖くないもん!!とメイちゃんの意地っ張りのように画面にしがみついて鑑賞。

ホラー?ミステリー?サスペンス?カルト?

主人公のジョングは警察官。コクソンで事件があったとの通報で朝から現場へ駆けつ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマで鑑賞
前方の席で観ると映像媒体は少し粗めに見えますが時より見せる星空がまるでプラネタリウムにいるみたいでした。

SF映画ですが、SF要素は薄いかも。人と人の争いがメイン。

SF映画
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.7

人の生き様が伝わるドキュメンタリー

こういったものにめっきり弱いぼくだが、今回もまんまと動けないくらい泣かされました。

人の生き方はそれぞれあるけど、ぼくの生き方は彼と似ていて、何かに挑戦したい。
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