72点。基本的には京都大火篇の感想と同じ。そちら参照。ただ物語の最期だけあって、より限定される事態しか起こらないのでアクション以外の見所はさらに減っていた。
というか基本的に京都大火篇と合わせて一本>>続きを読む
93点。タイムトラベルできる男の子が女の子を口説いて〜、といういかにもSF的な設定だけど、その理論は超杜撰だし、恋愛と普通の生活を良くしたいだけの平凡な主人公なので全くSFでもファンタジーでもない。ち>>続きを読む
87点。にやにやし、音楽を堪能し、多幸感を味わい、グッと深く染みいるお話の持って行き方。久しぶりに映画館で釘付けになっていった感覚。
フォーシーズンズに個人的な興味はないし、ミュージカル原作という時>>続きを読む
80点。現時点での最高峰CGを堪能。だけど何よりも脚本が本当に良くできていた。
完全にSFだけども【戦争の起こる理由】をちゃんと描いてる。両種族はもちろん、猿たちの中にも、人間たちの中にも、それぞれ>>続きを読む
86点。最高に楽しかった!見た目はよくある宇宙のヒーローものなのになんだこの多幸感。言われ尽くしてる音楽もそうだが、何よりバランスが素晴らしいのだなと思った。
ハリウッド大作で画は超リッチなのに、ゆ>>続きを読む
70点。市川由衣の迫真さはとても伝わってきた。この話は【男】をほぼ無として描いているように思う。リアクションもほぼ無く、男側の意図を描こうという気はあまり無い。そういう状況にいる【女】の話に特化してい>>続きを読む
68点。想像よりも地味でストレートな作品だった。もろにエネルギー問題のリアルな部分を正面から描いている為、未だ結論づけられない題材を語っている弱さがある。そこにガス・ヴァン・サントなりの作家性があまり>>続きを読む
69点。とても不思議なバランスの映画。前半と後半でまるでトーンが違ってくる。シーンの飛び方も青春ってそうなのかもと思わせるリアリティ。
ベタすぎる展開から始まる話は後半へ向けて「愛と犠牲」に関する多>>続きを読む
68点。4本付き合い総評。結果的に言うと最後までハネず。絵柄や声には慣れてきたけれども脚本がイマイチ。STAND ALONE COMPLEXの3作目(sss)にも思ったけど、話の本質を原作に近づけよう>>続きを読む
73点。やってることは面白いけど、このフォーマットで2時間はつらい。hip hopに興味もないのでルック的には10分で飽きた。
こんなに美術や演者も(エキストラの端々まで!)頑張ってるのに、低予算感>>続きを読む
70点。思ったよりもかなり無声映画的で、思ってたよりも相当複雑な時間軸構成で、ほんとうに踊らないインド映画。
踊らないうえ、尺もインド映画にしては短いのは世界向けなコンテンツという意味でとても良い。>>続きを読む
68点。最近おおいPOV視点映画で、何も全部それで押し切ろうとしなくていいのに、といつも思う。映画の企画自体がそれで成立している『ブレア・ウィッチ〜』とか『クローバーフィールド』はともかく。普通に劇映>>続きを読む
71点。予告を見て「うわ気持ち悪っ。今更3DCGでやる意味わからんわ!」と思ってましたが、僕が間違ってました。いまこの手法で焼き直す意味はとてもあったと思います。
ドラえもんの世界観は【「箱庭」で起>>続きを読む
67点。少女の内面の成長を内面的描写でやるという、地味な上にクセが無い映画だった。百合っぽさの薄さも監督のクセのなさでもあり(褒めてない)、駿だったら…と悔やんでしまう。
画やアニメーションのクオリ>>続きを読む
70点。誰も観たことのないチャンバラ殺陣をやってやる!というスタッフキャストの想いと、いままさに動ける旬の役者が合わさり唯一無二のアクション映画になっている。殺陣はいわゆる正当派の殺陣ではない現代アレ>>続きを読む
66点。爆発火薬大爆発車爆発最高。とことん大バジェットを活かし、火薬と爆破を増やしまくったCGたっぷりな心意気には賛同します。
が、話が退屈で退屈で。ガチャガチャずっと長く戦ってて、こいつら今何やっ>>続きを読む
71点。二階堂ふみの映画。怪演。快演。狂いすぎてないのが良い。
主役の二階堂、浅野ともに、まんま居そうな感じの自然感は凄い。台詞の途中で一瞬咳でつまるとかって、なんで浅野忠信がやるとあそこまで自然なん>>続きを読む
70点。全てのカットに潜むものを見つけたくなるような不条理で難解な物語…?と思いきや、そもそも謎解きしようとか、邦題にだまされるから混乱するだけで、もっとフラットに「映像の意味」を考えていけばもっと面>>続きを読む
70点。辛辣迷惑おばあちゃんが美少女に若返る、って、うわー、ベタベタなコメディ映画だなーと思って観てたら、最後の一点でやられた。そこのワンポイントにひたすら向かっていく映画。なので必然的にパワーも爆発>>続きを読む
81点。IMAX3Dにて。とても誠実に真面目にちゃんと“ゴジラ”したな〜って感じ。見た目のCGや画の凄さには感嘆しつつも、新しいもの観たって感じは無い。とはいえ怪獣映画として突っ込みどこも含めてとても>>続きを読む
69点。問題作にして、周りのうるさ型映画ファンの評判もすこぶる悪いのでハードル下げて観た結果、まあまあ楽しめた。
中島監督作では『下妻物語』が一番好き。自分の心が狭いせいか、作を追うごとに色んな“鼻>>続きを読む
80点。IMAX3Dにて。タイムループものの面白いツボは押さえてる上に、理屈系SF映画としても、ガジェット戦闘映画としても、トム・クルーズの笑える格好良さ映画としても楽しめた。前半のテンポの良さとブラ>>続きを読む
70点。最高にキュートなおじいちゃん。モーリス・センダックのドキュメンタリー映画(『みんなの知らないセンダック』)を思い出した。そして、何よりも、映画人の魂を見た。もの作り全般のクリエーターではなく、>>続きを読む
68点。前2作よりも良かったのは、やっと9課のメンツが揃ってきてチーム感が出てきたとこが一番。話もいわゆる攻殻っぽいし、楽しめた。素子の恋人話は原作には結構あるので違和感はない。しかしborderシリ>>続きを読む
68点。評判悪かったので期待せず、なのでまあ…良かった。とにかく全ての登場人物に、もっと他にやることあるでしょ!もっと他にできることあるでしょ!!とずっと突っ込める映画。
話の風呂敷の割りに小さい規>>続きを読む
86点。スパイク・ジョーンズ監督が描く、コンピューターとの恋物語@近未来。何よりも美術・衣装・そしてライティング含む撮影の画づくりがとても美しくエモーショナル。音楽のセンスもやはり違うな、という感じ。>>続きを読む
78点。グランドホテル形式の群像劇かと思ったら良い意味で裏切られた。
主役の二人がホテルを中心に、架空のヨーロッパを股にかけて追いかけられ、追っかけ、謎を解いたり、ヒューマンな話になったり。ジャンルの>>続きを読む
71点。シリーズはファン。基本的な軸に「才能を持つ者(失う者)の悩み」と「マイノリティ差別・人種差別」がある物語なのが強い。2も、評判の悪い3も、ファーストジェネレーション(FG)も好きだ。
未来と>>続きを読む
67点。第一章のときのレビュー以上に言うことが見つからない。というか同じ。点数も同じで。
エピソード2は今までの中では一番良かった。3はつまらない。ま、もろもろ突っ込むのも野暮というものか。
78点。とにかく全ての役者陣と、その人物造型、つまり実在感をもってそこに存在させた細部にわたる演出、が素晴らしかった。特に管田将暉と池脇千鶴の存在感は抜群だった。
「愛」と言ってしまうのはとても陳腐>>続きを読む
68点。矢口監督作ならではのウェルメイドな職業裏側もの&田舎っていいよねもの。想像の範囲は全く越えないけど、丁寧な作り、役者陣の良さなど、とても面白く見れた。
中でも伊藤英明が遠くからカメラ側の軽ト>>続きを読む
70点。ウディ・アレン監督作はめちゃくちゃ好きというわけではないが、近年だと『ミッドナイト・イン・パリ』はとても好きな映画。アレン監督はいくつかのアプローチを持っていて使い分け、映画を作って(量産して>>続きを読む
78点。若手ながら名手、ジェイソン・ライトマン監督作。確かに今までのフィルモグラフィーを考えると、今作は人を見る毒っ気が少ない甘ったるい話。
しかし主役の男女の複雑な心境を、語りすぎず丁寧にスムーズ>>続きを読む
69点。3Dならではの爽快感!ちゃんと飛びながらキメポーズをとってくれるケレン味!現代版リアルより設定!など悪くないリブート版スパイダーマンだが、やはり同じ話また見せられてる感は強い。
実父がらみの>>続きを読む
76点。行方不明の子供を捜す父親がだんだん狂気に…。筋としてはシンプルだが緊迫感を持続して見せきる演出力と役者力。ポール・ダノはやや狂った役やらせると最高です。
カットの割り方も考え抜かれて(そうな>>続きを読む