1950年代を回顧する冒頭のシーンが甘酸っぱい。アメリカのベテラン俳優が一堂に会するという事で、Filmarksのスコアも高く期待して観たたのだが、、、。
一番良かったのは冒頭の回顧シーン。以降は当>>続きを読む
弁当映画にハズレ無し。手作り弁当の文化が豊かなアジア特有のジャンルであり、特にインドでは「スタンリーのお弁当箱」等、良作が多い。日本では渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)主演の「パパの>>続きを読む
詐欺師チームの活躍を描いた作品で、ストーリーは本当に良く練られている。ドラマ版を観ていない僕でも楽しめたし、画面に映し出されるキーアイテムを多少見逃しても、台詞や後半の種明かしで全部拾ってくれる。この>>続きを読む
Netflixで過去作品が一斉にラインナップされていたので、とりあえず1作目を観たのが3週間前。そこから結構時間が経っている辺りに、僕のこのシリーズに対する熱量が微妙なのが滲み出ているかも。
前作よ>>続きを読む
20世紀終盤の終末思想や地球滅亡が割と大真面目に議論されていたムードを知っている世代と、そうじゃない世代では感じ方が違うかも。原作は1962年に刊行された三島由紀夫の小説(未読)。
地球に住む家族が>>続きを読む
噓をつく、金の亡者、力のある者だけに諂う、大事な話の途中でも電話に出る、人の話を聞かない、馬鹿でかい声で笑う、、、、コンビニ等でもたまに見かける絶対に関わりたくないタイプを、アダム・サンドラーが熱演し>>続きを読む
アジアと言えば鍋料理ですね~と白々しく言いたくなってしまう、冒頭の鍋にまつわる強烈なバイオレンス・シーン。
傷害事件で少年院送りになり、その後、出所した次男と、その兄、そして両親の、4人家族の姿をと>>続きを読む
近年は俳優、ミュージシャンとして活動していたデヴィッド・リンチが、久々に監督として携わった作品がNetflixオリジナル作品として登場。
とは言っても、17分の短編であり、出演しているのは彼自身とサ>>続きを読む
ここ数年で「パンとバスと2度目のハツコイ」「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」と立て続けに良作を送り出している今泉力哉監督による2017年の作品。脚本も彼自身によるもので、無名の映画監督が出>>続きを読む
東西分断時代のドイツでデヴィッド・ボウイが録音した「Heroes」が掛かる予告編を見て、これは期待できそうと劇場へ直行。冒頭ではビートルズ「抱きしめたい」のドイツ語ヴァージョンも使用され、とにかくポッ>>続きを読む
パリの名門高校で教師を務める主人公が、ちょっとした言葉のあやがきっかけで郊外の教育困難中学に送り込まれるという、教師版「ホットファズ」みたいなストーリー。
フランスにはこれと似た教師と問題児の交流を>>続きを読む
アラジンと言えば泥棒。泥棒映画と言えばガイ・リッチー、、、という事で決まったのか定かではないが、冒頭のアクロバティックなアクションや、ちょこちょこと物を盗んで王宮の人達を騙していく展開は、確かにガイ・>>続きを読む
2004年に公開された日本版がかなり好きなので、15年後のリメイクとなる本作にはさほど期待していなかったのだが、オリジナルを大切にしつつ、韓国映画らしい要素を加えた好リメイクになっていて、これはこれで>>続きを読む
公開されていた事も知らず、あまり期待していなかったからなのか、実際に観た後の満足感はかなり高い。いやー、こんな素晴らしい映画があったなんて。
稲垣吾郎演じる炭焼き職人を始めとする高校時代の同級生3人>>続きを読む
あいみょんが作った挿入曲を、小松菜奈と門脇麦が演じるインディー・ミュージシャンが歌う。これほどハマる構図はなかなか無いと思えるし、とても期待していたのだが、結果的には予想していた範囲の一番下という感じ>>続きを読む
中絶を否定する立場にあるキリスト教の牧師と、地球の未来を憂う余り褄の出産に反対する環境活動家の男という、相反する立場の2人が話し合うのが物語の始まり。
日本では馴染みのない題材の二乗という感じの作品>>続きを読む
ゾンビとミュージカルを合体させた映画。イリギスが舞台であることや、あまり予算をかけずにアイデアだけで盛り上げていくノリは「ショーン・オブ・ザ・デッド」を思い出させる。
街中でゾンビが増えているのに、>>続きを読む
末期癌の母と、ゲイの息子による交流を描いた作品。監督はアメリカの長寿コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の製作にも携わっていたクリス・ケリー。本作の主人公もコメディー・ライターという設定で、彼自身>>続きを読む
友人が出演しているという事で公開前から気にはなっていたものの、本人の宣伝が何とも微妙なニュアンスで、更に公開後の評判の悪さもあって、ずっと先送りにしていた。
というわけで、ようやく鑑賞に至ったのだが>>続きを読む
1週間ほど前に観ていたものの、敢えて今日までレビューを控えていた。というのも、この作品、阪神大震災がストーリーの背景に大きく関わっているのだ。
桃井かおり演じるケイコがラトビアの首都リガで開催される>>続きを読む
後に、黒人初の合衆国最高裁判所判事に任命される事になるサーグッド・マーシャルの、弁護士時代の活躍を描いた作品。舞台は'40年代で、まだかなり黒人差別が激しかった時代。「グリーンブック」と同じ背景と言え>>続きを読む
普段観ている映画とは全然違う、カー・アクションひと筋の筋肉質な映画。10年以上前に、シリーズのどれかを観た記憶があるけど、どれだったのか思い出せない。
とりあえず、スピード、セックス、金、っていう世>>続きを読む
クメール・ルージュ時代のカンボジアを生き抜いた少女の姿を描いたNetflixオリジナル作品。監督はアンジェリーナ・ジョリー。
実話ベースの作品であるが、当時7歳だった少女の記憶を基にした著書をベース>>続きを読む
2019年の参議院選挙に知人が出馬した際は、選挙運動にも少し参加した。彼女も本作の主役アレクサンドリア・オカシオ=コルテスと同世代だったので、日米でどのような違いがあるのか、もしくは同じなのか、とても>>続きを読む
年明け早々、凄い映画が出てきた。
色んな楽しみ方が出来る作品だと思うので、詳細は触れないでおきたいんだけど、格差社会の比喩、韓国映画特有の胸糞感、エンタメ性、北朝鮮ネタまで飛び出すコメディ要素等、映>>続きを読む
それにしても「アメイジング・スパイダーマン」シリーズは賛否両論。やはり「(500)日のサマー」のマーク・ウェブが監督と言うことで、アクション映画としてより会話劇を中心にしたドラマ色の濃い作風になってい>>続きを読む
軽い、チャラい等の感想が多いようだけど、いやいや少なくともドラマとしてはサム・ライミ版より重厚で会話劇としても見応えがある。
蜘蛛に噛まれて特殊能力を手に入れる下りから始まる事や、主人公がオタクなの>>続きを読む
去年も年明け早々にインド映画を見た記憶があるけど、今年も無性にインド映画が観たくなって本作をチョイス。インド映画100周年を記念して作られたオムニバス作品なのだが、Filmarksのレビュー数を見る限>>続きを読む
ファミリーマートでの出会いのシーンが素晴らしい。忘れ物をしたから2人は出会った。殆ど台詞の無い流れが、その後の物語に於ける大きな伏線となる。いわゆる韓流ブーム真っ只中に公開された映画なのでベタベタのメ>>続きを読む
2016年カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた「わたしは、ダニエル・ブレイク」で老人福祉問題を取り上げたケン・ローチ。今度は引退を撤回して、グローバル経済が加速している現代、世界のあちこちで起きてい>>続きを読む
アイスランドで合唱団の講師を務める傍ら、環境活動家として過激な活動を繰り広げる女性が主人公。舞台となるのは広大な草原で、冒頭はそこからどんなドラマが始まるのかまったく想像が付かないのだが、大量の電気を>>続きを読む
「最強のふたり」の監督&スタッフが製作した新作。今回はフランス郊外の由緒正しい城で開かれる結婚式を舞台に、ベテラン・ウェディングプランナーとグダグダなスタッフが繰り広げるドタバタを描いたコメディになっ>>続きを読む
レビュー数2ケタというのが本当にもったいない、野心溢れる実験作にして感動作。「カメラを止めるな!」と「運命じゃない人」を足して、脳科学の視点を加えた感じ? って、想像できないと思うけど、そのぐらい前例>>続きを読む
公開当初からかなり高評価だったので、いつか観ようと思っていた作品。でも、実際に観てみたら、正直かなり厳しい内容だった。
中国を舞台にしながら日本人俳優でまとめるごった煮感は良いと思うし、「バーフバリ>>続きを読む
夜中の巨大スーパーマーケットの倉庫を走るフォークリフト。そこに流れる「美しき青きドナウ」の調べ。この冒頭のシーンが美しすぎて心を奪われる。
ストーリーだけを追えば、訳ありの青年がスーパーに就職して仕>>続きを読む
元ミュージシャンで、現在は小さなレコード店を営む父フランクと、父譲りの才能を持ちながらも医大への進学を決め、家を出る日が迫っている娘サムの、音楽を通じた交流を描いた作品。
フランクから一緒にバンドを>>続きを読む