takatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.1

 「スカイミッション」で頂点を極めた感があった本シリーズ。逆にこの後どうすんのかなぁ?、と思ってたが仲間割れというどうかと思う選択をしてしまって勿体ないことになってる。

 このシリーズに限らず、複雑
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武器人間(2013年製作の映画)

4.1

 期待にちゃんと応えてくれる偉い映画。怪人大集合な部分は勿論楽しいのだが、モキュメンタリーとしての戦争映画という発想は思った以上に興味深い。このアイディア、もっと資金を投じてゴージャスにやったら面白い>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

4.1

 一言で表するならゲームみたい!に尽きる。ゲーセンのアクションぐらいの面白さでしかないという感じ。主観視点になればより臨場感や没入感が増すのか?というと、これが全然そんなことない。

 まず、ストーリ
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

4.1

 す、凄いテーマに踏み込んだ作品。「汝の敵を愛せよ」、しかしもしも敵がすでに神によって救われていたら?。ドストエフスキーが描きそうなテーマを現代韓国で描くとは。宇多丸さんの2008年ベスト作品。

 
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.1

 ある意味、タランティーノの異色作。何故なら割とスタンダードな作品だから。豪華キャストとか、ケイパー物の騙し合いといった要素はあるけど、それらはメインではない。では、何がポイントなのか?。それはダグラ>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

「ヒドゥンフィギュアズ」面白いじゃねぇか。「ヒドゥンフィギュアズ」であってそれ以外の何物でもない!。決してそれ以外のタイトルではあるまいて。

 内容は、町山さんの評論で聞いた部分から大きく出てない
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.1

 「赤ひげ」見た直後に見たから、なんか困惑した…。鼻水出るくらい感動させられた山崎努さんが、村人を虐殺してる…。なんだこれ?。

 全体的に「犬神家の一族」以上に、推理ものとしてどうかな…という感じが
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ムカデ人間2(2011年製作の映画)

4.1

 最低の地平線。一般的なホラーやスラッシャー映画の敷居を超えた先にある物は、ただただ最低の一言。エンタメ性や、ブラックジョークや、既存の作品に対するオマージュとか、凝った殺害シーンとか、超越的な殺人鬼>>続きを読む

キング・コング(2005年製作の映画)

4.1

 か、可愛い!。最新のキングコングと原初のキングコングを見たので、「ロードオブザリング」でお馴染みピータージャクソンのオリジナルへの愛が詰まり過ぎな本作を視聴。

 長すぎる問題がある作品なのは最初ら
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裁きは終りぬ(1950年製作の映画)

4.1

大好きな「十二人の怒れる男」の元ネタっぽい作品。この作品の評決の部分のみを取り出して凝縮したような作品が「十二人の怒れる男」なのかも。ただ、本作では陪審員制度そのもに疑問を投げかけて終わるところが、>>続きを読む

HERO(2002年製作の映画)

4.3

まだあんまに映画を見てなかった頃に見て、ジェット・リーって凄い人だなぁ…と感じて幾星霜。今ではジェット・リーは「エクスペンダブルズ」に出て、共演してたドニー・イェンはスターウォーズに出ちゃうというト>>続きを読む

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

4.1

 ゴルゴ13でこれの毛沢東バージョンみたいな話があったな。

スピード(1994年製作の映画)

4.1

 売れすぎてちょっと甘く見られがちなこの頃のアクション映画。しかし、改めて見直すと面白いじゃねぇか…。キアヌ・リーヴスの代表作は、「マトリックス」よりこっちを評価したい。

 「マトリックス」以降(単
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

 ダークナイトは好きだけど、あれはノーランが凄いというよりヒースレジャーの力が大きかった作品だし、他の作品ではあんまり感心したことないし、ライジングはもうアレだったし…、という具合にノーラン懐疑派だっ>>続きを読む

モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.5

 正直大した作品ではない。悪い作品ではないが、ピクサーやドリームワークスの傑作群にどうしても比べてしまうとねぇ…。ただ、娘のメイヴィスちゃんの可愛さは異常!。ゴスっ娘好きなら必見。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.1

タランティーノが開いた新しい映画世界の扉。映画なんて自由なおもちゃ箱、自分の好きな物を好き勝手にぶち込んで良いのだ。そして本作は吹き替えで見るべし。

 タランティーノの代表作として語り尽くされてい
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.4

斬新さも新味もないし、ゾンビの新しい解釈もないし、展開も見たことあるような感じだし、どんなオチなのかも割と読めるし、膀胱もピンチだし…。即ち凡作だろうか?。否、断じて否!。サバイバルホラーというジャ>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.1

 どんでん返し系の小品。まぁ、予想できる範囲内のトリックだけど、悪くない捻り。ただ、皮肉な復讐計画で幕を閉じちゃうより、もしかしたら単なる妄想が始まりだったんじゃ?みたいに匂わせるエンドの方が良かった>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.1

  画竜点睛を欠いた!に尽きる一本。良い映画だけに、この一点を満たしてくれれば完璧って要素を抑えてくれなかったのが惜しい。


 全体的に素晴らしいクオリティーである。ギリシャっぽい故郷の島も、第一次
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上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

4.6

 「怪談」で会社を潰して借金だらけのうえに、「日本のいちばん長い日」から外された小林監督を気遣って、橋本さんが世界の三船に頼んでスタートした企画である一本。そういう諸々の事情を超えて、「切腹」に勝ると>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

斬新なクライムミュージカルカーアクション映画。クールなエンタメ作品以上でもなければ以下でもない良作。


 音楽と映像のシンクロの快感は、一般のミュージックビデオとかよりアイドルマスターのMADで
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

この夏の皆さんご存知ヒーロー映画としてこれ以上は、ちょっと望めないくらい楽しい見事な一本。

 原作ファンというわけでないが、親愛なる隣人ヒーローであるスパイダーマンがついに完成した!といって言いく
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.1

お、重い…。こんなに重厚な作品は久々に見た。そして、こんなにナチス許せん!、滅すべしという気持ちにさせられる作品も久々である。

 まさに名作といった風格のある映像、キャラクター、ストーリーの格式高
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

3.8

 大傑作「パラノーマン」のライカがおくる、ストップモーション映画の最先端をゆく恐怖と不思議の世界の物語。

 「パラノーマン」に比べると、ちょっと怖い不思議なおとぎ話という程度でストーリーやキャラの魅
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GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.7

 有名だけどなんとなく見てなかったガンツシリーズ。本作をいきなり見たけど、まぁ充分入ることができました。だいぶゲーム的な設定なのでわかりやすい。

 ストーリーやキャラといった一番重要なポイントはそん
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.1

 久々に良質な小品といえる作品に出会ってしまった。映像、俳優、ストーリー、この三つが優れている、これこそまず良い映画の条件だろう。本作はこの条件をしっかり抑えているし、単純に善悪で割りけれない奥行のあ>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.1

 し、渋い…。こんな渋くて地味目な作品が今時作られるとは。80年代以降ハリウッド映画は10分おきに見せ場を作る方式になっていたったが、70年代くらいまではそんなことはなかった。本当にクライマックスの辺>>続きを読む

(1985年製作の映画)

4.1

 橋本忍さんの自伝にあった野村監督?の「黒澤さんは、世界のクロサワになんかならかきゃ良かった。」という言葉を思い出した。

 「黒澤さんは、世界の~なんて持ち上げられ、偶像視されて映画に必要でない芸術
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

 こういうタイムトラベルが関わる謎を巡る物語って正直あまり興をそそらない。謎が解けることにそこまで快感を感じないタイプなので、感情を揺り動かすようなドラマと結びついてないとイマイチトンチ話の域を出ない>>続きを読む

ジャッカス3D(2010年製作の映画)

4.1

 世の中は、理不尽で辛い事ばかりである。でも、こういう物を見ると何ていうのかな、まだまだ世の中捨てたもんじゃないって思えるよな。

BLAME!(ブラム)(2017年製作の映画)

3.7

 シドニアと同じ組合せのフルCGアニメ。シドニアは、まぁまぁ好きくらいでそこまで関心のある作品ではないが、本作の方がビジュアル、設定、キャラなど面白くなりそうな要素を感じた。本作は一本の映画としては全>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.1

 ヒタヒタと響くBGM、真っ白の残酷、異形の創造、三つがの要素が揃ってサスペンスホラー映画として屈指の名作に。


 本当にどうやって作った、撮影したのか?と不思議なくらい見事な出来栄えのクリーチャー
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.1

前作はイマイチだったけど、評判が良いので見てみたが…。本作を一言で表するなら、寝転べ!である。

 アクション映画史上、こんなに寝転ぶ映画があったろうか?。柔道の投げも多用するのだが、それ以上柔術の
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.1

 久々にハリウッドアクション大作で見ごたえがあるやつに出会った。映像やストーリーといった細部以前に、俳優の演技という一番根本的な所がしっかりしている作品には説得力がある。特にシーザー!。CGキャラクタ>>続きを読む