「仁義なき戦い」から始まる実録路線の最終章にして集大成。映画の出来としても素晴らしいが、その外で起きた事件があまりに凄すぎてよりとんでもないことに…。映画は、その外の事なんて無視して構わないなんて言>>続きを読む
なんか途中から哲の話じゃなくて、ドサ健と奥さんの大竹しのぶさんの話になっちゃってる。勝負より、二人の切ない愛の形が中心になっていくんだけど、大竹さんの演技が本当に素晴らしい。やっぱり綾を表現できる女>>続きを読む
アニメ映画化されたので原作視聴。本当にちょっとしたテレビ映画だった…。これで劇場アニメを作ろうとしたのは無謀だろう、常識的に考えて。
レオーネと双璧を成すマカロニの巨匠コルブッチの傑作と聞いて鑑賞。楽しくて愛せるキャラがくりなす漢同士のキャッキャッ感の後に待っているものは…、まさに男泣きのラスト!。邦題はどうかと思う。
本作を>>続きを読む
町山さんの映画ムダ話を聞いて鑑賞。白黒無声なことが不気味な世界観と調和していて実に良い。それにしてもこんな昔に上手いどんでん返しがあったんだなぁ~と感心させられる。あと、カリガリ博士がかつて存在した>>続きを読む
アホも貫き通せば実を結ぶ。正気とは思えないアイディアを実現させ、見事にヒットに続けた監督のファンサービス的な3。なにせあの、1と2の主役がコンビで登場!、そのうえメタ構造も引き継いでいる。作品単体の>>続きを読む
ブレードランナーに続いて困る名作SF映画のリメイク作品がきてしまった…。ビジュアルは時に目を見張る物があるけど…って感じでした。できるだけ核心部に触れず、フワフワしたレビュー書きます。(ネタバレあり>>続きを読む
全然重苦しくもない、カラッと明るく特攻部隊を描くアルドリッチ監督の漢ぶり。最後の大銃撃戦はもうわけわからん快感がある。しかし、史実を元にした同じような特攻部隊の「シルミド」のほうが遥かに熱くて、トン>>続きを読む
数々の良作を出してきたこのシリーズでもトップクラスの作品。三隅監督らしい(子連れ狼とかは除く)、人情の機微と日本の景色を切り取るセンスが光る。ただ、シリーズ全体にも言えるけど、もっとストーリーが締ま>>続きを読む
ここには空っぽで何もない。
意味も価値も感情も。正義も悪の線引きも。
空っぽな世界に相応しい虚ろな人間は、空っぽのまま生きたり死んだりする。
その境なんて大した意味はない。どうせ世界は空っぽなの>>続きを読む
流石の有名シリーズ。機関銃のごとく繰り出されるギャグに次ぐギャグ。ただ、冒頭のギャグが次々に連鎖するのが一番面白かったかな。作ってる人達も楽しかったろうなぁ~。こういう映画なんで日本にないのかなぁ?>>続きを読む
銃やナイフを使わない格闘シーンは絶品!。しかし、シナリオ骨法的に言うとコロガリとカセが甘いからイマイチ燃えない。キャラと物語にノリに乗ってる状態でないと、いくら凄い戦闘シーンがあってもあまり意味がな>>続きを読む
大傑作「パラノーマン」のライカがおくる、日本を舞台にした新作と聞いて喜び勇んで見に行きました。結論は、「パラノーマン」以下、「コラライン」以上、即ち大傑作じゃないけど良作。あと、海外の作品でここまで>>続きを読む
「ロリコンを殺す映画かよぉ!」な素晴らしいロリ映画であり、猫映画であり、キャプテンアメリカ映画である。即ち、これ以上なにを望むっていうんだ!。
あらすじや予告を見る限りだと、涙涙の感動親子映画、>>続きを読む
平山夢明先生と監督のトークショーまで含めての評価です。渋谷にふらっと見に行ったら、偶然トークショー付きの回で驚愕した今日この頃。そして、その瞬間が最大で、作中ではそれを超えるものは残念ながらなかった>>続きを読む
本作を見て「ララランド」や「雨に唄えば」といった作品は大好きなのに、他の古いミュージカル映画がイマイチしっくりこないのかわかった。
ニューシネマが誕生した経緯を見ても明らかだけど、神話的だった黄>>続きを読む
成功と失敗を繰り返すデパルマの代表作のひとつ。アンタッチャブルってアルカポネのことじゃないのね。
正直けっこう傷が多い作品。凸凹野郎共がチームを組んで巨悪を討つ、といえば凄く面白くなりそうなのだ>>続きを読む
「イーストウッドが語るワーナーの歴史」で、ニューシネマのところになって、代名詞の「ボニクラ」こと本作の有名なクライマックスシーンが流れて、その凄まじさに惹かれ視聴。
全体的にはコメディーチックな>>続きを読む
めっちゃ長~い!。5時間くらいあるから一気に見るのは無理。時間が空いたらちょびちょび見よう。しかし、映画史に関するドキュメンタリー映画で一番面白くて、資料的な価値充分。こんなに貴重な監督や俳優の映像>>続きを読む
日本初のカルト映画と言えば本作なので視聴。どんなに凄い作品なのかと思ったら意外と軽い感じ。ギャグなシーンもあるし、たった100分ほどの作品。
横溝さんらしい、本格じゃなくてあくまで猟奇趣味といっ>>続きを読む
60年代のハリウッド崩壊から再生までの10年間、わずかの間に花咲いたニューシネマの世界。汚く、着飾らない、痛切で、リアルで監督の想いが込められた作品群。万人の安定剤ではなく、自分のための映画だと少数>>続きを読む
私の見たかった「シンゴジラ」が今ここに。町山さん×春日さんの対談を見て興味を持ち視聴。日本の映画界を変えたオールスターキャスト、スタッフの一本。
監督 森谷司郎、脚本 橋本忍、撮影 木村大作、美>>続きを読む
時代劇の大映、世界の大映が贈る「ゴジラ」の対抗策、その名も「大魔神」。しっかりした勧善懲悪、正しい上映時間、見事な時代劇描写、素晴らしいモンスターのデザインと楽しい要素充分。それにしても清げな乙女の>>続きを読む
やったぁ!。「スパイダーマンホームカミング」に続く楽しいヒーロー映画の誕生だぁ。もうウジウジしてるだけでシリアスぶってるヒーロー映画の時代は終焉へと向かうであろう。
とにかく楽しい作品。CG多用>>続きを読む
「イコライザー」に続く必殺仕事人作品。あっちと同じくシリーズ化して欲しい。
基本はシンプルな悪に天誅を加える作品だが、シンプルで押していった「イコライザー」よりツイストが効いている。見てて思った>>続きを読む
流石の演出力!。だてに低予算で大ヒット飛ばしてねぇぜ!脚本は巧妙ってわけじゃないし、シチュエーションとしても無理があるんだけど見事に成立させてしまう。
ホラー映画のポイントは、ワッ!って大声で脅>>続きを読む
本作を見て改めて感じたのは、町山さんの「自由な解釈なんてナンセンス」という話。本作を見てると、「シャイニング」についての幾つもの解釈が提示されるけど、どれも基地の外の人の戯言にしか聞こえない。文章か>>続きを読む
ん~これは困ったぞ。ネタバレ無しにレビュー書くのも困難な感じなので、詳しくはコメント欄に書きます。興行的にもこれからな作品ですし。
お金持ちの家出お嬢さんと新聞記者が旅をする内に…、ってこれ「ローマの休日」じゃん!。勿論ラストとかは違うけど、ダルトン・トランボこれ参考にしてるんじゃない。アカデミー賞作品だから当然知ってたろうし。
「君の名」を見てる時と同じ感慨があった。即ち、ノレねぇ…!。全然乗ってないのに物語というジェットコースター走り出しちゃった感じ。
正直みんなこういう映画好きねぇ…。映像が綺麗な感じで、ちょっと冷>>続きを読む
脚本には穴ありだけど、流石はシリーズ最終章。映像の力は流石と言わざるを得ない。
シーザーの勇姿の素晴らしさは言うまでもなく、そのうえ今まで以上に映像が素晴らしい。序盤は特に次々と舞台を移動してい>>続きを読む
あなたは無実の罪で突然で逮捕されたらどうしますか?。カフカの不条理劇「審判」のように不条理な現実。ダーク橋本忍全開の作品。「母なる証明」の反転版といった内容。それにしても今の日本は物騒で、昔は良かっ>>続きを読む
これは「ロッキー」や「聲の形」と同じ物語。自分を失った男が、苦難を乗り越えて真の自分自身へと成長する物語。
人間において大切なことは、目的意識、自己承認、そして環境の三つである。本作のジェイクも>>続きを読む