イチロヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 50ページ目

イチロヲ

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ずべ公番長 夢は夜ひらく(1970年製作の映画)

3.5

矯正施設を仮退学した少女(大信田礼子)が、暴力団により退去を迫られているキャッチバーを支援する。東映「ズベ公シリーズ」の第1作目。ゲスト歌手として藤圭子が出演している。

「女子学園の少女たちが仮退学
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宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

3.5

全宇宙の掌握を企む支配者を打倒するべく、各惑星に散らばる8人の勇者が結集する。「里見八剣伝」の舞台を宇宙に移している、日本産のSF映画。アメリカで封切られた「スターウォーズ」を迎撃するため、突貫工事で>>続きを読む

八月の濡れた砂(1971年製作の映画)

3.5

放蕩を続けている男子高校生が、強姦被害者の少女を介抱しながら、人生の意味を模索していく。夏の湘南を舞台に、シラケ世代の日常を綴っている青春映画。「不良少女 魔子」(蔵原惟二監督)との併映により、ロマン>>続きを読む

鬼畜(1978年製作の映画)

4.0

内縁の妻(岩下志麻)により、幼い兄妹の育児を押し付けられた男(緒形拳)が、無抵抗な子供たちに虐待行為を与えていく。松本清張の同名小説を映像化している、サスペンス・ドラマ。

大人の身勝手な行動に巻き込
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天城越え(1983年製作の映画)

4.0

天城峠を越えようとする家出少年が、遊廓から追放されてきた夜鷹(田中裕子)に心惹かれていく。松本清張の同名小説を映像化している、サスペンス・ドラマ。川端康成「伊豆の踊子」に対するアンチテーゼ的な位置付け>>続きを読む

伊豆の踊子(1963年製作の映画)

3.5

自分探しの旅を続ける書生(高橋英樹)が、巡業中の踊り子(吉永小百合)と相思相愛になるのだが、家柄の相違により多難な恋路を強いられてしまう。川端康成の小説を映像化している、青春恋愛映画。1974年度の山>>続きを読む

北国の帝王(1973年製作の映画)

4.5

長距離鉄道の無賃乗車を常習している浮浪者(リー・マーヴィン)が、百戦錬磨の鉄道員(アーネスト・ボーグナイン)に宣戦布告する。1933年の不況時代を背景にして、タダ乗り犯と鉄道員の熾烈な闘いを描いている>>続きを読む

マジェスティック(1974年製作の映画)

3.5

スイカ農園を運営する元傭兵の男が、路頭に迷っているメキシコ移民を雇用しようと努めるのだが、レイシストの横槍を口火にして、ギャング団に狙われる立場にされてしまう。チャールズ・ブロンソンが不条理に立ち向か>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.0

地球防衛軍の歩兵部隊に入隊した青年が、人類を脅かす存在となった巨大昆虫群の陣営へと乗り込んでいく。民主主義が崩壊した近未来を舞台にしている、SFアクション・ムービー。ハインラインの小説を原作に取ってい>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

4.0

ナイトクラブで給仕をしているデカチンの少年が、ベテランのポルノ映画監督から資質を見いだされたことにより、一躍スターダムに伸し上がる。1977年から1983年までのアメリカ・ポルノ業界を舞台にして、関係>>続きを読む

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

4.0

不動産王の巨大オフィスに勤務する青年が、同ビル内の研究所からギズモを救出するのだが、予期せぬトラブルにより凶悪なギズモと分離させてしまう。第1作目から6年後に公開された続編。メインキャストは前作と同じ>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

3.5

平凡な結婚生活を切望しているカタギの男(渡哲也)が、元組長の借金苦を付け込まれたことにより、極道の世界へと引き戻されてしまう。ヤーさんの世界からの脱出不能状態を描いている、任侠映画。

デビュー1年目
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亡霊怪猫屋敷(1958年製作の映画)

4.0

結核もちの妻を休ませるため、古屋敷へと移住してきた医師(細川俊夫)が、その土地にまつわる怨霊(五月藤江)の伝承を聞かされる。ヒュードロドロの様式美を堪能することができる、純和風の怪談映画。

屋敷に移
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不良番長 骨までしゃぶれ(1972年製作の映画)

4.0

敵対組織によるダイヤの密輸工作に割り込んだ愚連隊が、ダイヤが入れられたアタッシュケースの争奪戦を繰り広げていく。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第16作目(最終作)。最終作だが、1974>>続きを読む

不良番長 一網打尽(1972年製作の映画)

4.0

浅草見世物小屋の花型芸人・お百(宮園純子)が、江戸幕府に輸送される金塊強奪作戦に加担する。宮園純子主演による人気シリーズの第1作目。68~69年にかけて全3作品が製作されているが、続編ものではない。>>続きを読む

不良番長 のら犬機動隊(1972年製作の映画)

3.5

トルコ嬢の斡旋業や裏賭博で生計を立てている愚連隊が、新型の覚醒剤を横流ししている製薬会社と裏組織の存在を暴いていく。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第14作目。

前作までのコメディ要素
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不良番長 突撃一番(1971年製作の映画)

4.0

ブルーフィルム製作で一儲けを企んでいる愚連隊が、四国の高松を根城にしている挺心会により妨害工作を受けてしまう。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第13作目。

前半部は、愚連隊が自殺したメ
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不良番長 手八丁口八丁(1971年製作の映画)

4.0

あらゆるペテンで食いつないでいる愚連隊が、建設業者による費用の着服計画を暴いていく。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第12作目。

愚連隊メンバーとして、地井武男、フラワー・メグが登場。
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不良番長 やらずぶったくり(1971年製作の映画)

4.0

南房総の漁師町へと逃げ延びてきた愚連隊が、漁民の保証金を横領しようと企む、闇組織の存在を暴いていく。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第11作目。

「新宿でペテンに掛ける→仲間が増える→
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不良番長 口から出まかせ(1970年製作の映画)

4.0

大手製薬会社の令嬢をメンバー入りさせた愚連隊が、製薬会社と挺身会による麻薬取引をダシにして、ゆすり作戦を決行する。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第10作目。

前作に引き続き、コミカル
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不良番長 暴走バギー団(1970年製作の映画)

3.5

テキヤでその日暮らしを続けている愚連隊・カポネ団が、土地の横取りを目論んでいる暴力団と衝突する。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第9作目。本作をもって谷隼人がメンバー卒業している。

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不良番長 出たとこ勝負(1970年製作の映画)

4.0

警視庁と暴力団の癒着により行き場を失われた愚連隊・カポネ団が、観光開発に着手し始めた悪徳組織に目をつけられてしまう。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第8作目。

福島県の磐梯熱海温泉街に
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不良番長 一攫千金(1970年製作の映画)

3.5

職を転々としながら生活費を工面している愚連隊・カポネ団が、巨大造船業者による汚職の証拠を入手する。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第7作目。

最初から愚連隊が結成されているわけではなく
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不良番長 王手飛車(1970年製作の映画)

3.5

印刷所への地上げ行為を請け負うことになった愚連隊・カポネ団が、番長の恋愛を発端にして、予想外の事態へと落とされてしまう。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第6作目。

本作の梅宮辰夫は、喜
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不良番長 どぶ鼠作戦(1969年製作の映画)

4.0

新宿を追われて大阪まで逃げ延びてきた愚連隊・カポネ団が、地元のヤクザが経営する寂れたストリップ劇場を立て直そうとする。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第5作目。

本作では、前作までのギ
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不良番長 送り狼(1969年製作の映画)

3.5

売春斡旋業で荒稼ぎしている愚連隊・カポネ団が、性産業の掌握を目論んでいる関東挺心会に抗うべく、敵対していた同業者と共闘の道を歩む。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第4作目。

梅宮辰夫率
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不良番長 練鑑ブルース(1969年製作の映画)

3.5

練馬鑑別所出身の愚連隊・カポネ団が、火種を投げ込みながら漁夫の利を狙っている、関東挺心会に反旗を翻す。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第3作目。

役者陣の芝居に即興性が含まれており、も
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不良番長 猪の鹿お蝶(1969年製作の映画)

3.5

義理と人情に厚いチンピラ(梅宮辰夫)が、一匹狼の女賭博(宮園純子)に支援されながら、関東を牛耳る巨大組織と対立する。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第2作目。凡天太郎の劇画とコラボしてお>>続きを読む

不良番長(1968年製作の映画)

3.5

売春斡旋業を食い扶持にしている愚連隊が、巨大組織を相手にしたカツアゲ行為を画策する。梅宮辰夫が主演を務めている、不良番長シリーズの第1作目。

泰然自若とした番長(梅宮辰夫)率いる愚連隊を主役に据えて
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スキャンティドール 脱ぎたての香り(1984年製作の映画)

4.0

新感覚のランジェリー喫茶を開店した女性(小田かおる)が、下着メーカーの開発部長を名乗る男(上田耕一)と接触する。女性用下着に魅せられた人々の群像劇を綴っている、日活ロマンポルノ。NCP共同製作。後の大>>続きを読む

ルージュ(1984年製作の映画)

3.5

元恋人(火野正平)の報復行為により、強姦の様子をビデオ撮影させられた女性(新藤恵美)が、被害者への突撃取材を企画している記者(北詰友樹)に癒やしを求める。底辺部に堕ちた男女の慰め合いを描いている、日活>>続きを読む

ロリータ妻 微熱(1984年製作の映画)

3.5

幸せな新婚生活を築いている19歳の若妻(山本奈津子)が、個別の道を歩んでいた旧友(山口千枝&十朱純子)と一緒に、性生活の在り方を考えあぐねていく。未熟な夫婦のセックス観を描いている、日活ロマンポルノ。>>続きを読む

私の中の娼婦(1984年製作の映画)

4.0

死別した妻(水木薫)の遺骨を抱えて、小さな漁師町を訪れた中年男性(大林丈史)が、町内を放蕩する謎多き夫人(田坂都)に、生前の妻の姿を重ね合わせていく。「男と女の化かし合い」を題材に取っている、日活ロマ>>続きを読む

団鬼六 修道女縄地獄(1984年製作の映画)

3.5

過去の火遊びを精算するべく修道女となった女性(高倉美貴)が、修道院を運営する文筆家(宇南山宏)の目に留められてしまう。修道女の性的覚醒を描いている、日活ロマンポルノ。団鬼六原作。

性的欲動の処理方法
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団鬼六 縄責め(1984年製作の映画)

3.5

父権主義者の夫(仙波和之)により、愛のないセックスを強要されている夫人(高倉美貴)が、純情な青年(井上はじめ)との密会をつけ入れられてしまう。性的抑圧に喘いでいる若妻の性の目覚めを描いている、日活ロマ>>続きを読む

夕ぐれ族(1984年製作の映画)

4.0

愛人を仲介するサービス「夕ぐれ族」を運営する女性(松本ちえこ)が、登録者となる男女の悲喜を垣間見ながら、愛人騒動の渦中へと落ちていく。自由恋愛にハマっていく男女の姿を描いている、日活ロマンポルノ。長尺>>続きを読む