zoeさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ハンガー(1983年製作の映画)

3.4

デヴィッド・ボウイが出演してるということでビビりながらも鑑賞。なのに肝心のボウイは前半過ぎたらもうほとんど登場しなくて、しかも序盤10分~15分ほど画面が静止して場面が飛んだので彼の登場シーンすごい少>>続きを読む

水を抱く女(2020年製作の映画)

4.2

深海を思わせるような色をしたジャケットとそこに映える彼女の赤毛、そしてどこか意味深なタイトルに惹かれて鑑賞しました。

評価は高いわけでもなく低いわけでもないという感じだったので特に期待はせず鑑賞しま
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卒業(1967年製作の映画)

3.9

今年の春頃に観た『(500)日のサマー』で知った今作。あれからずっと気になっていて、やっと鑑賞できました。ロマンス映画だと思って観始めてしまったけど、ロマンス映画と言うのは違う気がする…個人的には青春>>続きを読む

パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.7

リリー=ローズ・デップとルイ・ガレルの共演ということでずっと前から気になってた作品。あまり期待せずに観て正解。でも、コメディとして観ると結構おもしろいかも。

鑑賞後に知りましたが今作、ルイ・ガレル初
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クリスマス・カンパニー(2017年製作の映画)

3.4

大人向けでもなければ、子供向けでもないって感じの微妙なクリスマス映画でした。アメリでお馴染みのオドレイ・トトゥが出演しているということで鑑賞してみたのですが、登場シーンが少なく、ちょっと残念でした。>>続きを読む

セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.7

くすっと笑えるシーンが多くて、予想以上に良かったです。フランスのコメディ映画はあまり観たことがないので他と比べたりはできませんが、個人的には結構面白かった。

結婚って大事だから、これくらい大騒ぎにな
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サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

3.8

子供も大人も楽しめるクリスマス映画。感動して、心が温かくなる。次観るときはクリスマスに家族や大切な人と観たいなと思いました。

孤独や寂しさから始まる物語だけど、優しさと愛に溢れていて、未だにサンタを
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.7

前々から気になっていて、母からも「おもしろいよ~」と聞いていたので鑑賞。予想通りのおもしろさで、可もなく不可もなくという感じ。

別につまらない訳ではないんだけど、ざっくり言うとジュリア・ロバーツの美
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皆殺しの天使(1962年製作の映画)

4.1

タイトルに惹かれてレンタルした作品。まず“難しい”と感じました。正直、私の未熟な思考力・理解力では追いつかなかったですが、鑑賞後に解説を読んで、そのなかでも納得できたのが『分からないことを分からないま>>続きを読む

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.8

ルイス・ブニュエル監督作品初鑑賞です。『皆殺しの天使』のを先に借りたんですが、後から借りた今作がブニュエル監督のデビュー作だと知って、こちらを先に鑑賞しました。サルバドール・ダリとの共作で、言葉では説>>続きを読む

小さな兵隊(1960年製作の映画)

4.0

アンナ・カリーナが映画初出演を果たした作品。個人的には『勝手にしやがれ』よりも、こちらのほうが好きでした。今作のほうが圧倒的に陰気で、様々な意味で痛々しく感じました。

ブリュノ(M・シュボール)は写
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

気になる監督の作品をデビュー作から順番にゆっくり観ていこうと思い、まずは『女は女である』でその存在を知ったジャン=リュック・ゴダール監督の作品から。

こちらと『小さな兵隊』を同時に借りていたのですが
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリー映画『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』を観て、エゴン・シーレに興味が湧いたので彼や彼の絵に関する他の映像作品がないか調べたときに見つけた映画。題名の通り、彼の代表作のひとつ>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

ずっと気になってた作品をやっと鑑賞できました。期待を上回ることも下回ることもせず、という感じでしたがちゃんとおもしろかったし、楽しめました。

正直ストーリーは盛り上がりに欠けますが、個人的にはウェス
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クール・ワールド(1992年製作の映画)

3.6

ずっと前から知っていたけど、今回が初鑑賞。ストーリーはまるでB級映画だけど、アニメーションの完成度が高く、90年代の雰囲気も詰まっていて、充分楽しめました。当時はまだブレイク前だったブラッド・ピットで>>続きを読む

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.5

かなり久しぶりに韓国映画を鑑賞。想像通りの面白さだった。アクションだけど、韓国映画でよくある血だらけの暴力シーンなどはなく、他と比べるとまだ全然観ていられるレベルだった。と言ってもやっぱりアクションも>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.2

こちらもコロナの影響で映画館で鑑賞できなかった作品のひとつです。鑑賞後、やっぱりこれは映画館で観たかったな~と改めて思いました。再上映されるといいな。

物語の展開は予想のつくもので、ありがちな気もし
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召使(1963年製作の映画)

4.3

ジョセ・フロージー監督作品初鑑賞です。鑑賞後に解説を読んだりして、やっと分かったことがあったり、ひとつの言葉に含まれた意味が理解できたりしました。

バレットによって徐々に破滅していくトニーの姿。可哀
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

監督がソフィア・コッポラ、キャストにはニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニングという豪華なメンツに興味をそそられ鑑賞。邦題を見て、官能的なのかなと思ってましたが特にそういうことでは>>続きを読む

ローラ殺人事件(1944年製作の映画)

4.3

レンタルショップで偶然見つけて鑑賞しましたが、予想以上に良作でした。これ途中で犯人が分かってしまったら面白くないんだろうけど、私は明らかにされるまで犯人も犯行の詳細も分からなかったので面白かったです。>>続きを読む

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.8

ベルイマン監督が学生時代に書いた小説「マリーナ」を自身で脚色し、初めてすべてを自分のものとして作ることが出来たという彼のお気に入りの作品だそう。

たかが10代の恋愛だと、ましてやひと夏の恋など、他人
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

3.6

レンタル開始されてからずっと気になってた作品をやっと鑑賞しました。思ってた感じと大分違ったけど普通に面白かったです。バイオレンスシーンやその他観ていて多少気分が悪くなるシーンがあったのでこの評価です。>>続きを読む

グリプスホルム城(2000年製作の映画)

3.7

Filmmarksでの評価は低めだったのであまり期待はせずに雰囲気だけでも楽しもうと鑑賞しましたが、個人的には予想以上に良かったです。

本作はドイツのユダヤ系風刺作家であるクルト・トゥホルスキーの自
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チアーズ!(2000年製作の映画)

3.5

私の大好きなガブリエル・ユニオンが出演しているということで鑑賞してみましたが、登場シーンが少なめでちょっと残念…
でもやっぱりカッコよかった!

これぞ00年代の青春映画って感じ。予想を越えるものでは
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.6

思っていたより評価が低かったので観るか迷っていたんですが、公開当時から気になってたということもあり鑑賞しました。

フォロイー様のレビューで読んでいた通り、予告編から想像するような内容ではなかったです
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.7

ロイ・アンダーソン監督作品初鑑賞です。淡々と進むから観ていて特に感情の起伏は起きないけど、遠いところにいる自分と同じ様になんとなく毎日を過ごす人たちの、日常の一瞬を見させてもらったような感じ。

テー
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.6

エリア・スレイマン監督作品初鑑賞です。これもまた自分の勉強不足を痛感する作品でした。鑑賞後にいくつか解説を読んで、今作への理解は多少深まりましたが、パレスチナについての知識はないに等しいのでちゃんと学>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.7

アキ・カウリマスキ監督作品初鑑賞です。淡々としていて、全体的に静かな上、感情豊かな登場人物が特にいない。だからこそ現実味があるのに難民問題に詳しくない私にはどうしても身近に感じられない。だけど、もっと>>続きを読む

緑玉紳士(2004年製作の映画)

3.4

配信終了なら…と鑑賞しました。ストーリーは正直微妙でしたが、アニメーションは素晴らしいです。

メガネ屋のグリーンピースが、盗まれてしまった大事なトランクを取り返すために悪魔の世界で冒険するというお話
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.6

息抜きに鑑賞。相変わらずミニオンがかわいいです。

今まで詳しく描かれていなかった、ミニオンという生き物についての作品。ミニオンの歴史やボスである怪盗グルーと出会う前の姿が描かれてる。海外のアニメーシ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

ずっとずっと気になってた作品をやっと鑑賞しました。モード・ルイス、彼女の名前も作品も映画を観るまで知りませんでしたが、こうして彼女の人生と彼女の大切なものや人たちについて少しですが知ることができて良か>>続きを読む

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代(2018年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーはあまり観ないのですが、これは良かったです。クリムトの絵画に関するドキュメンタリーかと思いきや、クリムト自身やその時代背景、クリムトと同じ時代に生きた音楽家や医学者。そして、常に芸術作>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.9

好きな空気感でした。何かは起きるけど起きた感じがしない。それによってストーリーの方向が変わるわけでもなく、全体の雰囲気が変わるわけでもない。現実味の強い作品でした。観賞後に解説を読んでより理解が深まり>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

全体的には良いです。だけどやっぱり共感できないので、同情してしまうだけというか、感動はしない。評価が高いことに頷けないわけではないし、面白かったんですが個人的には今ひとつという感じがしました。もっとコ>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.7

もう完全にヴァンパイアものだと思い込んで観始めたのですが、全然そういう感じじゃなかったです。老けない体になってしまう経緯の設定が結構しっかりしてて、ファンタジーですがそこはあまり気にならずに鑑賞できま>>続きを読む

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

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恥ずかしながら、この作品に出会うまでハーヴェイ・ミルク、彼の存在を知りませんでしたが、こうして彼の生きた人生や彼の政治活動について知ることができて本当に良かったです。鑑賞して、自分の勉強不足を痛感した>>続きを読む