zoeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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この神聖なお転婆娘(1956年製作の映画)

3.8

ミシェル・ボワロンの本格的な監督としてのデビュー作。ブリジット・バルドー演じるお転婆な女の子“ブリジット”が主役の、ミュージカルをアレンジしたコメディです。

Filmarksでの評価はまあ普通かなと
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

4.2

フリッツ・ラング監督作品初鑑賞。134分の完全版を鑑賞。ラング監督の作品は前々からいくつかクリップしていて、どれから観るのが良いんだろうと長い間迷っていたんですが、母がレンタルしてきたので良い機会だと>>続きを読む

素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.8

アマプラで見つけて、リストに入れていたのに知らない間に観れなくなっていたのでレンタルして鑑賞。特になんの期待もせずに観ましたが心が温かくなる、とても良い作品でした。

どれだけ年を重ねても、色々な経験
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地球へ2千万マイル(1957年製作の映画)

3.3

普段は滅多に観ないSFものを好奇心から観てみました。こういう怪物が登場する古いSF映画を観るのは多分これが初。SF映画自体あまり観たことないからか、どういう感情で観るのが正解か分からなかった。私はどう>>続きを読む

モンスター・イン・パリ 響け!僕らの歌声(2011年製作の映画)

4.0

アニメーション映画を観たのは久々でしたが、とっても楽しめました!英語版を鑑賞。ヴァネッサ・パラディが声優を務めていて、彼女の美しい歌声が聴けるじゃないかと思い鑑賞してみましたが、歌だけでなく、ストーリ>>続きを読む

風雲のチャイナ(1933年製作の映画)

3.5

フランク・キャプラ監督の作品なら…という感じで観てみましたがこれはちょっと私的にはイマイチでした。でも公開当時の時代のことを考えると、こういう映画作るのも公開できたのもすごいなと思う。

中国革命戦争
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タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

3.3

もう全然ダメ。私には無理でした。ラストはちょっと良かったけど、途中で集中力切れちゃったし、観るのやめようか迷ったくらい。

序盤では、将来のことで悩むの分かる~なんて呑気に共感したけど、その後は一切彼
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.9

以前TLで見かけて、題名とジャケの微妙なチープさとは裏腹に結構評価が高めだったのが理由で気になっていた作品。予想以上におもしろかったです。

ベビーシッターとはまた訳がちがう、ナニーの仕事内容。いくら
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.6

70年代のお洒落な雰囲気を楽しむ映画という感じ。ジャケが良い感じで、Filmarksでの評価も高めだったことから期待していたんですが、私には特に響くものがありませんでした。個人的にはストーリーが微妙で>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

3.7

『スプリット』でジェームズ・マカヴォイを好きになってから他の出演作を調べていたときに見つけて、ジャケ写に惹かれた作品をやっと鑑賞しました。

3.6か3.7か迷って結局高いほうにしましたが、なんか、久
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.1

是枝裕和監督作品初鑑賞でした。樹木希林さんが出演してるなら…と観てみました。是枝監督の作品には今まで特に興味を持ったことがなかったんですが、こちらの作品が予想以上に良かったので、他のも観てみようかなと>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

エミリオ・エステヴェス監督作品初鑑賞です。タイトルの“図書館”というワードに惹かれて準新作になったら借りようと思ったけど、パッケージの裏面を読んでみると私が想像していたような内容ではなさそうだったので>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.9

グザヴィエ・ドラン最新作ということで公開当時とても気になっていましたが、割りとベタな恋愛ものだと聞いて、なんとなく後回しにしていた作品。ですが期待値が低くなっていたこともあってか、予想以上に良かったで>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

-

前々からこの威厳的な雰囲気のあるジャケットがとても印象的で気になっていた作品。普通の音楽映画だと思っていたら、公演を収めたドキュメンタリー的な作品で、思っていた感じと違う…とハマれるか心配でしたが、そ>>続きを読む

星になるまで(2019年製作の映画)

3.6

日本で観れるようになるのをずっと待ってた作品。ピピちゃん主演作ということで鑑賞しました。なので予告編も観ず、あらすじすらも読まずに借りたのでこんなに重い内容だとは知りませんでした。

知的障がいのある
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ローマの教室で 我らの佳き日々(2012年製作の映画)

3.4

色々メッセージがつまっているんだろうなというのは分かるんだけど、伝わりにくいというか伝わってこないというか…私が汲み取れなかっただけなのかな…大人になったら分かるのかな…とモヤモヤ。

舞台はローマの
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愛と精霊の家(1993年製作の映画)

3.6

豪華なキャストたちに惹かれて鑑賞しました。メリル・ストリープ、グレン・クローズ、ウィノナ・ライダー、アントニオ・バンデラス、ヴィンセント・ギャロなどなど、こんなに豪華なキャストが共演しているというだけ>>続きを読む

惹かれあいの法則/恋の法律(2004年製作の映画)

3.7

ジャケが素敵で、ジュリアン・ムーア主演ということで鑑賞しました。ありがちだけどめちゃくちゃで、なんだか微笑ましかった。結末が予想できちゃうけど、最後まで楽しめました。Filmarksでの評価は低めだけ>>続きを読む

キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.5

バスター・キートン監督作品初鑑賞です。澤登翠さんによる活弁入りを鑑賞。最初から最後まで楽しく笑える、最高のコメディでした。

花嫁姿の大勢の女性たち一緒になって彼を追いかけ続け、それから逃げ続ける彼。
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雄呂血(1925年製作の映画)

3.8

阪東妻三郎プロダクションの第一作目。こちらも松田春翠さんによる活弁入りを鑑賞しました。

お話はざっくり言うと、本当は善人である主人公がその善意が裏目に出てしまい、世間に極悪人扱いされてしまうというな
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

ここ数日ずっとサイレント映画続きだったので、カラーの作品を観るのがなんだかすっごく久しぶりな気がしてしまいました😂

有名作で、前々から知っていましたが鑑賞するのは今回が初めて。評価が高かったので期待
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浮草物語(1934年製作の映画)

3.7

「喜八もの」シリーズの第二作目。小津監督がジェームス槇のペンネームで執筆した原作を自ら映画化。こちらは戦前版で、後の『浮草』は戦後版のようなので、そちらもいつか鑑賞したいです。今回も松田春翠さんの活弁>>続きを読む

瀧の白糸(1933年製作の映画)

4.0

溝口健二監督作品初鑑賞です。こちらも松田春翠さんによる活弁入りを鑑賞しました。

一緒に過ごした時間はあまりにも短いのに、一緒に過ごした時間よりも離れていた時間のほうが長いのに、あんなにも強い愛が離れ
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出来ごころ(1933年製作の映画)

3.8

大勢が浪花節を楽しんでいるところから始まる物語。客席ではそこらに落ちていた財布が次から次へと誰かの手に渡っては、また畳に放り出されている。

小津安二郎監督の「喜八もの」シリーズの第一作目である本作。
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生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

4.3

小津安二郎監督作品初鑑賞です。松田春翠さんによる活弁入りを鑑賞。最後まで観ればこの題名の意味が分かる、現代にも通じる社会の嫌な部分を子供の視点で描いた素晴らしい作品でした。

子供には子供の社会があり
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結婚哲学(1924年製作の映画)

3.7

エルンスト・ルビッチ監督の第2回米国作品。こちらも澤登翠さんの活弁入りを鑑賞しました。題名から想像するようなお堅い感じは全くなくて、ルビッチらしさ満載のユーモアの溢れるとても楽しい作品でした。

良い
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第七天国(1927年製作の映画)

5.0

素晴らしい作品に出会えました。またひとつ、大好きな作品が増えて幸せです。愛と平和の大切さ、愛する人がいるのことの素晴らしさを改めて感じました。鑑賞後は色んな感情で胸がいっぱいになり、赤と緑と灰色が見え>>続きを読む

奇傑ゾロ(1920年製作の映画)

3.8

🎍謹賀新年🎍
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
2022年こそは一度でもいいから映画館で映画鑑賞がしたいです。

※こちらは2021年に鑑賞した作品です。いつまで経
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.9

樹木希林さんもオダギリジョーも好きな俳優さんなので、「これは絶対に観ないと」と思って前々からクリップしていたら、アマプラで見放題終了するとのことでやっと鑑賞しました。邦画は久しぶり。

始まって早々に
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

タイトルとジャケットの女の子の強い眼差しが印象的でずっと気になっていたけど、影響されやすい私はあらすじを読んで気持ちが重たくなりそうだな…と思い、避けてしまっていた作品。思っていた通り心に何かがずんと>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

思っていた以上にテンポ速くてコメディ要素が強かった。タイムループものってあまり観たことないので他と比較はできませんが、色んなもののバランスが良い作品でした。頭空っぽにして観れるけど平凡な日常のありがた>>続きを読む

アメリカの影(1959年製作の映画)

4.1

ジョン・カサヴェテス監督作品初鑑賞です。レンタルショップで偶然見つけ、ジャケットに惹かれて借りた作品ですがカサヴェテス監督のデビュー作だったのでラッキーでした。

リアルを感じました。アメリカの人種差
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アイドルを探せ(1963年製作の映画)

3.9

ミシェル・ボワロン監督作品初鑑賞です。『殿方ご免遊ばせ』のを一番に鑑賞したかったのですが、いつも利用しているレンタルショップには置かれていなかったので、こちらを鑑賞しました。

まず、『アイドルを探せ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.8

こちらもコロナの影響で映画館で鑑賞できなかった作品のひとつですが、これは映画館で観ていたらビビり倒してただろうな笑

ジャケットとタイトルに惹かれて映画館で観たいな~と思っていたので、借りるまで予告編
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

こちらもコロナの影響で映画館で鑑賞できなかった作品のひとつ。

こういうスタイリッシュな映画すごく好きです。あらすじ以外の前情報は入れずに鑑賞して正解でした。アクションシーンはあるけど多すぎず激し過ぎ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

コロナの影響で劇場で鑑賞できなかった作品のひとつです。私の期待値が高かったせいか、期待以上ではなかったけど面白かった。アクションだけど良い具合にコメディ要素もあって、くすっと笑える。でもやっぱり劇場で>>続きを読む