Sachikaさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.4

突然落ちてきた隕石によって、徐々に平穏を奪われていく家族。
圧倒的な極彩色の光。
彼らが変わってしまったのは その光か、耳鳴りか、鼻をつく匂いからか、それとも普段飲む井戸水からなのか。
宇宙からの「何
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マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.7

上流階級の令嬢に恋をした、貧しい船乗りの青年マーティン・エデン。
愛が知性への野心を掻き立て、言葉を紡ぐ事を知ったマーティンは、貪欲に文学の道を志す。
しかし成功と絶望は紙一重なのかもしれない。
成功
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.8

イギリスの郊外で静かに暮らす80代のジョーンは、突如MI5に逮捕されてしまう。
容疑は第二次世界大戦中に、ソ連へ情報漏洩をしたスパイとして。
取調室で徐々に明かされていく過去の真実は、実の息子でさえ知
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ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.6

自分の店の隣に IKEAの超大型店舗ができたことで、閉店に追い込まれてしまった高級家具店の店主ハロルド。
妻にも先立たれ、自殺も失敗した彼が思いついたのは、IKEAの創業者・カンプラードの誘拐。
彼は
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.2

愛する夫Cを亡くした妻M。
彼女の元に、Cはシーツをかぶったゴーストとして戻ってくる。
愛する妻にも気づかれず、触れられず、そっと彼女を見守り、ただ彼女の帰りを待ち続けるC。
愛の形も、この世への未練
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.8

幼少期に起こった神父からの性的虐待は、大人になった今でもトラウマとして、彼らの心を蝕む。
過去の加害者・プレナ神父が、未だに子どもたちに聖書を教えていることを知った過去の被害者達。
二度と被害者を出さ
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.0

様々な理由で「好き」と口に出せない、高校生たちの不器用な恋愛模様。
自分に自信がないから、家族だから、自分を守りたいから、友達の好きな人だから…。
誰も傷つく事がないように隠していた 4人の思いが、次
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謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス(2016年製作の映画)

3.6

現在公開中の『プラド美術館』でも触れられてた、ボスの「快楽の園」
沢山の不思議な生物と難解な描写、どこかエロティックなのに、ファンタジーにも恐怖にも感じるボスの代表作。
この作品に魅入られた人々が作品
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.7

あの夏、1980年代のソ連。
共産主義の厳しさの中で、西側の音楽に影響を受けた、彼らのアンダーグラウンド・ロックは生まれた。
ロックスターを夢見る青年ヴィクトルと、それを導くロックスター・マイク。
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.8

1961年、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドの乗った飛行機がアフリカで墜落。
原因不明の事故として処理され、長年謎に包まれたままだった、ハマーショルドの死。
この「墜落事故」を追ううちに、私たち
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プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

3.5

スペイン・プラド美術館。
歴代のスペイン王族達が集めた絵画のコレクションは、彼らの娯楽や欲望であり、スペイン王国の圧倒的な経済力や繁栄を表す。
そして今ではスペインの全ての国民の宝である。
数百年の歴
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.6

モネの連作「積み藁」
キュレーターのハリーは、この作品の対の絵を欲しがっている 大金持ちのコレクターに向け、華麗な贋作詐欺の計画を立てる。
作品の持ち主役にカウガールのPJを用意し、綿密な計画を立てる
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

いい大学に入り夢を叶えようと、クラスの誰よりも努力してきたマジメちゃん達。
しかし卒業前日、卑下していたクラスメイト達にも、優秀な未来が待っていることがわかる。
それなら高校最後の思い出作りに 弾けち
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ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

4.0

結婚して40年。
忙しい夫の為に家事をすることを人生の仕事にしていたブリット=マリー。
夫の浮気が発覚し、家を離れた彼女がたどり着いたのは、小さな村で子どもにサッカーを教えること。
何もかも新しく触れ
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死の谷間(2015年製作の映画)

3.0

核汚染により壊滅した世界で、ひとりぼっちで生きるアン。
豊かな自然、強い信仰心、消えた家族。
そこに避難場所を探して、科学者ジョンが現れる。
諍いはあるものの上手くいっていた2人。
このまま2人で生き
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

香りをかげば誰もが幸せな気分になれる不思議な花、リトル・ジョー。
花の研究者であるアリスの家族、同僚に起こる不可解な変化。
花に魅せられた人々は、見た目は何も変わらないのに、まるで「違う人」の様。
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劇場(2020年製作の映画)

4.2

下北沢の寂れたアパートの小さな部屋で、好きな人が両手を広げて待っていてくれる。
「ここが一番安全な場所だよ」そう言って微笑む。
くだらないことに笑い、笑ったかと思ったら怒っているといい、そして自分の脚
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

押しては返す波のように、人生には良い時も悪い時もある。
だけどそれでも自分のために、誰かのために、前を向いて歩み続けなくてはいけない。

ただそこには恋人や家族、友人、寄り添ってくれる人が必ずいるから
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気球の8人(1981年製作の映画)

3.5

『バルーン奇蹟の脱出飛行』のインタビューを読んでいたら、過去に同じ題材の作品が、ディズニーで映画化されていたと読んで。
主演はジョン・ハート。

ストーリーはほぼほぼ同じ。
ただ『バルーン〜』はシュタ
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

脊椎の痛みから映画監督としての栄光も、生きる気力も失ったサルバドール。
「痛み」とは身体だけの物ではない。
出演者との蟠りの残っていた作品の「リバイバル上映」という、過去との繋がりが舞い込んで来た事を
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.9

いい父親が欲しかった、自分を愛してくれる父親が。
子役として幼い頃から活動し、大人になった今でも、その存在と記憶がいつしかトラウマとなり、オーティスの心を蝕み、アルコールに溺れていく。

物語は事故を
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

4.2

1979年東ドイツ。
西側へ逃れることを夢見る二組の家族が、気球を自分たちの手で作り、空から越境を目指すという、実話を基にしたストーリー。
いつ通報されるか、だれが敵なのか。
シュタージが間近に迫る不
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透明人間(2019年製作の映画)

3.7

夫からの重度の束縛や支配に耐えられなくなったセシリアは、妹の手を借りて自宅からの脱出を決意する。
逃亡先の親友の家から出る事もままらない状況から一変、夫が自殺をしたことを知る。
新たな人生を歩もうとし
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グッド・ワイフ(2018年製作の映画)

3.7

1980年代メキシコ。
経済危機が国を襲う一方で、アッパークラスの人々はお構いなしにパーティー三昧。
そんな裕福な夫を持つ、セレブ妻たちのリーダー的存在のソフィア。
一点物のドレス、みんなが羨むプレゼ
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

パキスタン人の移民一家に生まれた青年ジャベドが抱える悩み。
人種差別、父との確執、将来の夢、世間への鬱憤。
ジャベドは自分の言葉や思いを文字にし、人には見せずに隠していた。
そんな彼に、クラスメイトが
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.2

NYを舞台に繰り広げられる、若者の移り気な恋愛模様。
美しいNYの街並みと共に、物語はドラマチックに変化し、降り出した雨の雨音によって沈溺するように、ウディ・アレンの世界に魅せられて行く。
これからも
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

アメリカ・シンシナティ。
大寒波の影響で、凍死者も出るほどの寒さがこの街を襲う。
そのため緊急用のシェルターはどこも満杯になり、行き場をなくしたホームレス達。
彼らが寒さを凌ぐ場所にとえらんだのは、日
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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.6

故郷や家族のもとをはなれ、独りで暮らす偏屈な老人・エルネストは、歳と共に視力も衰え、届いた手紙を読む事もままならない状態。
ひょんな事から出会ったビアという女性に、手紙の代読と代筆を依頼する所から、暖
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今宵、212号室で(2019年製作の映画)

3.7

長い結婚生活の中で、性に奔放なマリアは密かに若い男性との浮気を繰り返していた。
しかしそれが夫のリシャールにバレてしまい、彼との距離を置くため、自宅の向かいのホテルの212号室に、一晩宿泊することに。
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.4

生まれ育った環境で、人間の本質は決まるのか。
生みの親を失い、過激な白人至上主義者に育てられたブライオン。
スキンヘッドに全身のタトゥー、幹部としてレイシストの集会やパレードを行い、他人種の人々を排除
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.8

事故の影響で7人の人格を持ってしまった僕は、月曜から日曜までの決まった曜日の1日を過ごす。
火曜日の僕は図書館に行きたかったが、火曜日はいつも閉館日。
本を読み、色々な趣味を持ち、自由に過ごす他の曜日
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アフリカン・ウエディング(2013年製作の映画)

3.9

南アフリカ。
高級住宅街で人気歌手の兄の陰で、アーティストとして認められたい白人男性・ファニー。
車を派手に塗装・改造し、自身の作品を作り出しているが、庭師の黒人以外は誰も認めてくれないのが現状。
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アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

4.2

突然思い立った様に、コレクションしていたアンティークの数々を、自宅の庭で売り出し始めた老婦人・クレール。
彼女は自身の死を悟っていた。

見かけた友人の計らいで、久しぶりに実家に帰ってきた、娘のマリー
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

クラスメイトの家で行われるパーティーでの「キスゲーム」で、何とかして好きな子とキスがしたい!でもキスってどうやるの?から始まる、おバカコメディ。
「キス やり方」をネットで調べればいい事なのに、ダッチ
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プリンセス(2014年製作の映画)

3.6

女の子は誰だって、一度はプリンセスに憧れるもの。
ピンクのドレス、ティアラ、馬車、甘いお菓子。
ちょっとぽっちゃりな、プリンセスを夢見る女の子と、愛情たっぷりのお父さんのお話。
わたしも幼稚園児の時、
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