あまのかぐやさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

あまのかぐや

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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.8

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大みそか~元日にかけて、まさかのインフルエンザで休日診療に飛び込みました。外出もできないし親戚の予定も全部キャンセル。こりゃ家に籠城で朝から晩まで映画三昧かな、ほくほく、なーんて思いましたがとんでもな>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.0

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マイケル・ムーア監督の過激で皮肉な視点や物言いに笑ったり、溜飲を下げたり、あるときは「ほほう」と感服したり・・・今作もタイトルからして「マイケル・ムーアがタブーを斬って斬って大暴れ!」な内容かと思った>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.8

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先に「ハンニバル」のレビューをあげてしまいましたが、原点はこちら。ハンニバル・レクター博士が世間に初お目見えの記念すべき本作。何度見ても引き込まれる、そして唸らされる名作。
そして「名作」の名に箔をつ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

4.6

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あまり評判は良くないようですが、わたしはシリーズでも結構上位にくるぐらい好きな作品です。

ずーっと前から好きで好きで。でもあまり周りの評価は高くないし。これだけ気持ち悪いくらい「好き」を主張するのも
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私は貝になりたい(2008年製作の映画)

4.0

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この作品、昭和版「私は貝になりたい」は、たぶんリアルタイムではないと思うのですが、なぜか記憶にあって、フランキー堺さんが主演やってる以外は誰だか知らない俳優ばかりでした。テレビ版だったか映画版だったか>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

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当時、「レクター博士のルーツ、日本にあった」というような、怪しげな日本アピールした劇場予告やテレビスポットをみた限りではイヤな予感しかしませんでしたが(ウルヴァリンサムライでこのイヤな予感再び)実際ロ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

シンゴジラと、それからこの映画。今年強い印象を残した二つの作品に共通することは「しなやかで強い日本」。

こちらの強さは、言ってみれば、悲しい出来事、悲しい過去があっても、それを忘れるでなく礎として凛
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.3

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ご家族でもカップルでも気楽に楽しめる、そしてハリウッド映画らしいかっこよさもぞんぶんに味わえる娯楽作品。ルパンでさえエッチで家族と見られないといってる人にもお勧め。おとうさんおかあさんみんな揃ったお茶>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.3

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R指定ながら韓国映画歴代ナンバーワンってどういうこと?と思ったけど、それほどまでに国民の鬱憤って溜まっていたのね。

いや、これは面白かったですな、最高。(というと政財界スキャンダルやワイドショーねた
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.0

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泥酔時の大失態を動画に撮られ曝され、ネット上で苛められていた女の子ローラ・バーンズが拳銃自殺をする。その後、そのいじめをしていた子たちたまたまスカイプに集まった日が彼女の命日で。チャットに乱入した謎
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.0

盗んだコップカーで走りだす15の夜の少年たちを狂気のケヴィン・ベーコンがどこまでも執拗に気持ち悪く追いかけてくるサスペンスかと思ったら、そんな感じでもなかった。

金髪長身のほうがトラヴィス、茶色の髪
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.7

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ものすごく気持ち悪い作品でした。

香川照之の怪演は、想定の範囲内でしたが、予告篇で娘(「ソロモンの偽証」のあの子だ!)が「あのひとほんとうのおとうさんじゃありません」って言ってるから、まぁそういう話
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

4.6

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以下、トム・ハーディに興味ない方には面白くもなんともない感想になってます。よってスコアもそんな感じになってます。

最近、MMもレヴェナントもチャイルド44でも、あとそうそうハイウェイも…とにかく出演
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.1

ハリーポッターは1作目で挫折、戦線から早々に離脱してしまった私。

➡︎チケット買うときのわたし。
ハリポタ完結したあとにスピンオフでまた一儲けしよう、みたいなファンタジーもへったくれもない、心の汚れ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.0

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これだけB級のサメ映画が量産されて、いまやネタとなってるぐらいだもん、ちょっと真面目に作ってるってだけで「うん!これは良いサメ映画!」と評価されるハードルの低さ(笑)

というのはさておき、よくできて
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ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.1

オープニングクレジットで長々と見せるチキンナゲットのリアルな製造工程。えーと、鶏を捕まえて首を絞めて、頭を(以下略)

こうやってコンベアで製造されているものですし、ましてやどこの国のどんな環境で作ら
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.5

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昨年のラグビーW杯2015大会。
日本代表が、世界中のだれも予想していなかった大金星を獲った相手が南アフリカ「スプリングボクス」でした。あのモスグリーンのジャージの大きな選手たちが、赤と白の横縞の、ま
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ミュージアム(2016年製作の映画)

2.0

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観た日の、精神的なコンディションがひじょーに悪かった。もう少し心が健やかな日にみればもっと前向きなレビューになったかもしれない。

オールドボーイ以来、わたしのなかのチェ・ミンシク祭りが止まらなくて、
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.0

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これは良いリメイクだと思いました。





オリジナルを知らずに観ると受ける衝撃、オリジナルを知ったうえで観てもなおひきつけられる展開。

韓国オリジナル版を知っているからこそ「どーすんねん、これど
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トールマン(2012年製作の映画)

3.5

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おおぅ…そういうことかぁ。

どのレビューも冒頭に「ネタばれ読まずにまずは観て」と書かれているので、ちゃんと言うことを聞きましたよー。信じてよかったFilmarks。





 
廃れた炭鉱の町、コ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

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初めて観たのは、韓国映画を、まだほとんど観たことない頃でした。

監督も、主演も、今でこそ私の中でかなり刷り込まれた名前ですが、当時はそんなこと意識しないで観たと思います。

「クムジャさん」を観たあ
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ゾンビ・ストリッパーズ(2008年製作の映画)

2.9

ちょっとおなかにズシンと残る映画がつづいたので、そろそろ軽めなのが観たい。

それは、去る11月29日のこと。

いいにくの日ということで、この日借りたのが「ゾンビストリッパーズ」と「ゾンビスクール」
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

4.0

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最近になって観方が変わった映画その2。

23年前の作品です。

マイケル・ダグラス演じるDフェンスと名乗る男。暑い夏のさなかにもシャツのボタンを上までとめネクタイをきっちりしめた厳格で几帳面なビジ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

アメリカ大統領選挙後に観て、改めて観方が変わった映画。その1。

白人の典型的なアメリカ人と移民たちの間の感情の溝を見せつけられる前半。

実際、いままではこのあたりの複雑な感情を秘めたお国事情、わか
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ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

2.0


先日、WOWOWのスパイ映画特集のひとつにこれが放送されていたので「これみたことないわ」と、録画セットしてしまいました。

第二次世界大戦前の陸軍士官学校が舞台のオープニング。

スパイ映画っぽくも
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.7

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タイトルだけなら「ハートウォーミング系」かと思ってました。しかし、はたと気付く。監督、パク・チャヌクや、これ…

オープニングの、まるでPVのような美意識炸裂の映像が「イノセントガーデン」のぬるぬるし
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こわい。
前半と後半でまるっきり違う緊張感をもって進む展開に脱帽。

包帯ぐるぐる巻きで帰ってきた整形手術がえりの母。これほんとにママなの…?という子供目線の心理ホラー。
後半は、何を考えているんだか
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幸福の条件(1993年製作の映画)

3.0

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エイドリアン・ライン監督の映画は、理想や願望、欲望、美しいところも醜いところも、観たいところを観たいまま形にして見せてくれる。うっとり。だから好き。とても好きだった。

女には、特にわたしのように業の
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ユナイテッドシネマの無料鑑賞券が手元にあって、何を観ようかとタイミングをはかっていましたが、公開前からのオットのたっての希望で「ジャック・リーチャー」になりました。

わたしは、前作を観た結果、オット
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なぜかうちのオットが前々から「トム・クルーズ作品ではコレがいい」と激押しなので、ようやく鑑賞。

現在公開中の「ジャック・リーチャ―」に間に合った。

元軍人で、いまは退役した流れ者。なににもどこにも
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ブラッド・クリーク(2009年製作の映画)

2.9

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昔、ウェントワース・ミラーが大好きで彼が主演の海外ドラマ「プリズンブレイク」にドはまりした時期がありました。兄役のドミニク・パーセルが「今後は映画にも進出」「ジョエル・シューマッカーのホラーアクション>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.0

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これはヒドイ・・・!
  
以上!













・・・で終わらせたい。感想書くために思い出すのも胸糞悪すぎて。サスペンスというかホラーというジャンルな。
内臓や血糊ドバドバはないけど、人
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ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(2012年製作の映画)

3.5

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アリシア・ヴィキャンデルの顔と名前を知ったのはいつ頃だったでしょう。

時には可憐にも、時には老練した不遜なやり手女にも見え。なんとも説明つかない、でもなぜだか凄くひきつけられる演技を知ったのは、新星
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.4

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ハリウッドで名を馳せ、本国へ戻ったポール・バーホーベン監督の2006年の作品とのこと。

夜中にぼーっと眺めていたはずが、ものすごいエネルギーにひきつけられるまま2時間半の大作を見切ってしまいました。
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

2.2

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この映画がヒットしたのは、絶妙な場面で切って「さあ真相は?!」って仰々しい振りが良かったのだろうか。

原作未読。
宮部みゆきさんの原作であるからにはたぶん深いテーマが込められているのでしょうが、あく
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

休日の一日かけて前編後編一気に走破!ながい!

原作未読です。

う〜ん、どういう心持ちで見たらいいのかな、これ。

かなり長い小説だったような気がしますが、その要素をどれだけ盛り込んだのか。時間いっ
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