やまモンさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

やまモン

やまモン

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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.5

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①アメリカの刑事物、日本の刑事物、日本のヤクザ映画が渾然一体となったハイブリッド作品である。

②バブル時代の日本の混沌とした活気の中に、アメリカ人が連想するベタな
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第三の男(1949年製作の映画)

4.0

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①戦後間もなくのウィーンが舞台。19'9年作ということで、時代的のほぼリアルタイムの作品である。

②当時の破壊されたウィーン。しかし、古きよき時代の残り香も消えて
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キャロル(2015年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①1950年代のニューヨークを舞台とした物語である。

②ファッション、音楽、クルマ、街並み等、当時の雰囲気が美しく再現されている。

③レズビアンの問題と言うより
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①様々な示唆にとんだ作品である。心に刺さりました。

②第二次世界大戦における英国の暗号解読に関する実話を元にした物語である。

③何かしらの偉業を成し遂げることが
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①パターソン市のパターソン氏の日常の物語である。

②展開に起承転結のようなものは特になく、1週間の日常が繰り返されていく。

③しかし、平凡で似通っていても、1日
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①ダヴィンチ・コードの続編である。

②いつもキリスト教をdisっているが、西洋史はかなり好きな分野なので、このようなシリーズはときめくのである。

③秘密結社や都
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.6

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①ロン・ハワード監督作品。テンポ良くストーリーが展開していき、エキサイティングが持続して飽きさせない。

②内容を理解するには西洋史やキリスト教に関する最低限の知識
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.6

自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①ゲイの少年を主人公とした、実話に基づく物語である。

②LGBTの問題に切り込んでいく作品かと思いきや、実態はキリスト教原理主義に対する批判と警鐘をメインテーマと
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.8

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①日本人女性が経営しているフィンランドの食堂を舞台にした作品である。

②小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、個性派女優が3人出演している。

③とにか
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新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

3.5

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①中年の恋愛をテーマにした作品である。

②ストーリー展開は容易に予想できる。意外性はない。

③ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしい。ちょっとした仕
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①夜のパリを舞台にした、ウディ・アレン監督のおとぎ話作品である。

②人は皆、現代を退屈で無味乾燥なものと考え、過去に憧れる習性がある。

③しかし、現
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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

3.6

記録のみ
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①歌のシーンは誰しもが目にしたことがあるであろう、石原裕次郎の若き日の代表作である。

②ストーリー展開や演技は雑である。

③石原裕次郎の存在感と時おり
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アメリ(2001年製作の映画)

3.6

記録のみ
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①衣裳や音楽がいかにもフランス的な感じである。

②内容は、絵本の世界の実写化みたいな雰囲気である。

③特に前半は観るのに根気が必要かもしれない。

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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①タイトルはオメデタそうですが、実際の内容はメンタルにズッシリとくる感じである。

②ハッピーエンドではなく、救いようもなく重いストーリーがかえって心を
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ゲート・トゥ・ヘヴン(2003年製作の映画)

3.4

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①空港に住み着いているアンダーグラウンドな人々を描いたコメディー作品である。

②ストーリーはよく分からない部分もあり微妙であった。ラストも本当に幸せに
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.7

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①スカーレット・ヨハンソンの圧倒的な透明感に惹き付けられる。彼女もまだこの頃は若い。

②衣装やセットにも存在感があり、当時の北部欧州にワープ。

③静
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.7

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①松田優作の日本人離れしたアクションは一見の価値あり。手足が長い。動き速い。身体デカイ。

②若き日の風吹ジュンも美しい。

③ストーリーは、主人公の動
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①キーラ・ナイトレイ、初めて認識したが、素敵である。素朴な感じの美しさと癒される歌声が印象的であった。

②それぞれの登場人物のキャラクターが明確に表現
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トラック野郎 爆走一番星(1975年製作の映画)

3.5

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①トラック野郎シリーズの第2作である。

②シナリオの構成は前作と変わらない。

③一番星の恋と男気を楽しむ、安定した作品である。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①ホラー映画を撮る人たちを撮るホラー映画の舞台裏を描いた作品である。

②予備知識はいらない。むしろ突然見た方が色々楽しめる。

③作品の構成も面白く引
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トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

3.5

記録のみ
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①トラック野郎シリーズの第1作である。

②ストーリー展開は寅さんと同じで、漢だけど色々と不器用な菅原文太が失恋する。

③でも、菅原文太は失恋した女のた
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

【夢追いびとに乾杯を】

この度、劇場で観賞するという待望の機会を得たので、すこし奮発してドルビーシネマにて観賞してきた。

当然と言えば当然なのであるが、やはりスマホとは桁違いの音と映像。

人生と
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①素敵な作品である。

②人は皆、過去に戻りたいとか、人生をやり直したいという願望を持つものである。

③確かに過去をやり直せば未来は変えられる。しかし
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緋牡丹博徒 二代目襲名(1969年製作の映画)

3.6

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①緋牡丹博徒シリーズの第2作である。

②相変わらず、富士純子の凛とした美しさが際立っている。

③遠賀川の川筋者には、筑豊の歴史が感じられる。

④前
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.6

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①基本的に前作と同じ路線のハッピーハッピー陽キャな明るい作品である。

②ほとんど出てこないメリル・ストリープの存在感が何故か全体的に漂っている。

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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.8

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①ミュージカルが好きな人向け。

②登場人物がみんな陽キャで一点の暗さも感じさせない。陽キャの祭典のような作品である。

③ABBAのキラキラ感。

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①外見にハンデを持った少年が、周りの人間や環境との関わりの中で成長していく作品である。

②人は誰しも悩みやコンプレックスを抱えている。完全な強い人間な
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

3.9

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①1950年代の盛り場の様子や、男女の人間模様を知ることができる。

②新珠三千代演じる女性の倦怠感を漂わせつつも生活力がありエネルギーに溢れている感じ
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緋牡丹博徒(1968年製作の映画)

3.6

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①緋牡丹博徒シリーズの第1作である。

②若き日の富士純子が初々しくも凛とした美しさを余すこと無く魅せている。

③この富士純子を現代の同年代の女性と比
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

記録のみ。笑
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①思考停止しながら、単純に笑える、イノセントな作品である。

②はっきり言って、悪のり以外の何者でもない。

③現代のそうそうたる顔ぶれの俳優陣やガク
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二百三高地(1980年製作の映画)

4.0

記録のみ。
自宅にて鑑賞

(簡易レビュー)

①日露戦争当時の日本の置かれた状況と戦争目的、そして何故旅順攻略が実行されたのかが、分かりやすく表現されており、理解を深めるのに適している。

②戦況の
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.2

記録のみ。
自宅にて観賞。

(簡易レビュー)

①イップマン先生は男の中の男である。

②ドニー・イェンのカンフーアクションは素晴らしい。

③マイクタイソンは、ダイコンだけど流石の迫力というか存在
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.3

【哀愁の戦車野郎】

ロシア発の戦車アクション映画。

置かれている状況はシリアスなのに、何故かそれを感じさせない、奇妙な明るさを作品全般を通じて感じさせてくれる、素晴らしいエンタメ作品でした。

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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.7

【天地の間に我あり】

カリフォルニアの荒れ地にオーガニック農場を作っていくドキュメンタリー。

本当に良いものを食べたいという動機が、いつしか生態系が完全に再現された、偉大なる小さな農場へと結実して
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

【生き抜くということ】

ジュディー・ガーランドの最晩年に焦点を当てた作品です。

彼女は、若い頃からの心身の酷使によって40代後半にして既に廃人の一歩手前。この物語の半年後に亡くなっています。

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名もなき生涯(2019年製作の映画)

4.8

【路傍の石か】

信念に忠実であることの難しさと尊さ、そして家族に対する愛情の大切さに胸が打たれる作品でした。

人間の生きる価値って何だろう?
と考えたときに、それは、その人が生きた証だと思います。
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