xiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.9


アイルランドからアメリカへ渡った女性のお話。

絵本のような色づかいで、50年代ファッションが可愛くて、大好きな世界観でした。

生きづらいと感じていたアイルランドを出てアメリカへ移ったが生き慣れた
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8


なんとなく、映画の終わりにはどれだけ腐った話でも絶望でも解決策を見つけて欲しいと思ってしまいます。
多分無意識にオチみたいなものがあるはずだと思い込んでいる自分がいます。
そうでなかったとき物足りな
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怒り(2016年製作の映画)

4.0


残虐な夫婦殺害事件から1年。
殺害現場には血でかかれた『怒』の文字。
指名手配犯となったその男は顔をかえて日常に入り込んでいく。
そんな時、疑われていく3人の男たち。
東京で出会ったゲイの恋人。
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何者(2016年製作の映画)

3.5


[人として誰が1番価値があるか]

予告のこのワードに何か引っかかりなんとなく観るのを避けていたのですが観終わってからなるほど、となりました。

就活のためひとつの部屋に集まった5人。
共に笑ったり
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.0



『もうこの辺で失われた人生を取り戻せ』

1人の女性の残酷で素敵なお話です。

ある事故によって29歳のまま年をとらなくなったアデラインはその美貌を保ったまま若く永遠に生きていく。
名前をかえ、写
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0


『居心地のいい不幸よりも幸福を選べ』

自分の死を告げるため12年ぶりに実家へ帰ってきた主人公。
大きな愛で迎える母親。
記憶にない兄を自分の希望だと確信していた妹。
いつもと違う日に戸惑いを感じる
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.8


学園ものの可愛いおしゃれな青春もの映画だと勝手に思い込み観はじめてしまいましたが思ってたより胸がグググっと掴まれた感じが…。
絶妙に捉えられている10代だと思います。
こじらせてるっていうか少し痛い
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カラフル(2010年製作の映画)

3.5


「もう一度人生やり直しませんか?」

過去、なにかの罪で命を落とした僕は、また生まれ変わるために修行としてある少年の人生を生きることになる。
修行を成功させるには過去の自分が一体何をして死んでしまっ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0


友達に勧められてはじめてしんちゃんの映画を観てみました。
これは、もう大人こそが見るべき映画。
正直しんちゃんみて泣くとは思っていませんでした。笑

昔に囚われたままなりきれない大人。
子供の頃に戻
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アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.7


『どうすればいい余生を?』

『自分らしく前に進むしかないわ
そうじゃない人は不幸よ』

60歳以上のファッションを愛する女性たちのドキュメンタリー。

ファッションドキュメンタリーは大好きですがこ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

5.0


『毎朝“今日こそ1日中アイナーでいよう”と誓う』

世界で初めて性転換手術をうけた人の実話をもとにした話です。

調べてみると実際とは異なる部分もあり少し綺麗に描かれているようですが映画の物語として
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最愛の子(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


実話をもとにした話です。
中国では日常茶飯事に子供の誘拐、人身売買が行われる。
離婚した夫婦が週に1度息子のために顔をあわす。
ある日息子が誘拐され元夫婦が3年間あらゆる方法で息子を探していきます。
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.5



病気を告げられもう長くないと知った主人公が寿命を延ばす唯一の方法は、世界から何かを1つずつ消して行くこと。

言い方は良くないのかも知れないけれどすごく素敵な設定だと思いました。

世界から、猫が
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

想像してた以上にやばい作品でした。

こわい以前に不快だと思った。
中盤でガラッと曲がかわり出演者が表示される。
今?と思った瞬間からもう鳥肌がとまらない。あぁ不快だ。と思った。
殺人が日常のように行
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0


とにかく涙がただただ流れてしまう。
余命宣告を受けた母ちゃんの話と言われればそうだけれど、病気であったり死であったり、そういうものが中心とされているわけではなくて、ただ母ちゃんが母ちゃんであるための
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.5


ザックエフロン目当てでみたのでそこまでストーリーに期待はしていなかったのですが想像以上に当たりな映画でした!
強いていうならば前半が少し退屈でした。
でもラストであーかっこいい!たのしい!ワクワクす
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5


やっと鑑賞できました。

スケールのでかさに綺麗さと恐ろしさが入り混じった世界でサンドラブロックの演技は圧巻でした。
そしてジョージクルーニーが隣にいてくれる時の安心感が半端じゃない。

これはほん
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


『あたしにはね、幸せの限界があるの。』

ましろちゃんは
つついてしまっただけで死んでしまいそうな、切なくて儚い子だと思いました。

『人の真心とか優しさが、そんなにはっきりくっきりみえちゃったら、
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.2

家族旅行でスキーへきた4人はそこで雪崩にあってしまい子供2人を真っ先に守った奥さんと1人で逃げ出した旦那さんがそれをきっかけに五日間ホテルでモヤモヤしながら妻にくどくど言われる話。

母親の気持ちはと
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0


ある事件をきっかけに警察の厄介になってしまった鈴子はその世間の狭さから生き辛さをおぼえてしまい100万円たまったらここをでていくと宣言し家を出て行く。

新しい場所で生きる彼女は100万円貯まるごと
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5


ジュリアンムーアの演技に引き込まれました。

若年性アルツハイマーになったアリスは1日1日が違って見えて、淡々と話せる日もあれば言葉がわからなくて上手に話せない日も、そしてどんどん日を追うごとに病気
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5


ずっと観たかった映画をやっと鑑賞できました。
終わったあとはなんとなくずっと頭の隅でこの映画について考えています

人に捨てられる前に人を捨てる
愛することを恐れてしまうウィルの生き方はとても生き辛
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イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

4.0


『逝きたかったら逝ってもいいんだよ』

1番言いたくない言葉のはずなのに、孫のことを思うとどうしても生きて欲しいとは言えなかったおじいちゃんのセリフが胸に刺さりました。

大切な人が死んでしまった
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.8


すごくよかったです。

さっきまで電話をしていた息子が学校での銃乱射事件に巻き込まれ死んでしまう。

残された父は、どこに気持ちをぶつけていいのかもわからないまま、息子の作りためていた曲を人前で歌う
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0


家庭での問題や傷を抱えた子供たちが集まる施設に勤める主人公。
その主人公にも大好きな彼には決して伝えられない過去があり、そこに住む子供たちも誰にも言えない悩みがあった。

この映画に出てくる人たちは
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0


一番好きな映画。

観るたびに感想がかわる。
なのに大好き。

インポッシブル(2012年製作の映画)

5.0


2004年に起こったスマトラ沖地震での津波の被害にあった一家の実話。

何度も見返している映画ですが何回見ても毎回号泣してしまいます。
いつも少し覚悟をしてから見始めるのですが、それでも見るべき映画
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ぼくらの家路(2014年製作の映画)

3.8

最初から最後まで2人のことを見守るようにして観ていました

母親はきっと子供に対して嫌な人じゃないしちゃんと子供を愛している
だけど中身が我が息子のジャックよりはるかに子供です

10歳の男の子は母親
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

同性愛者のカップルがダウン症の男の子の母親が逮捕されたことをきっかけに3人で暮らす実話のお話です。

2人は誰がみても間違いのない大きな愛情をダウン症であるマルコに注いでいます
マルコも言葉数は少ない
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

4.0

かなり好きな映画でした

現代社会で生きるわたしたちにとってSNSは欠かせない存在だけれど
相手のことを知らないし顔だってみたことがない。それを利用して裏切れてしまうこともあって、
それとは逆に顔が見
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.0

救われないなあこの映画と思いながら途中までは見ていたのだけど
でも絶望的だと思いながらも3人のなかでそれぞれの愛があって、それでもなかなか良い方向へ話は進んでいかなくて
みている側としては本当にツラく
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明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.0

すごくリアルでした
学校ってこんな感じだなって
スクールカーストみたいなものがやっぱりどっかしらには存在していて、それが上だとか下だとか関係なしに
なにかヘマしたら居場所がなくなってしまう。
そんなも
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