yukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

評判どおり、爽やかに楽しく見れるいい映画。

ロバート・デニーロの若者にリスペクトがありながら、必要なときは自分の経験をシェアする姿勢が、すてきだった。
歳をとったら、こんなふうになりたい。

アン・
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.5

セリフまわし、キャラ、ほっこりエピソード、トリック。個人的にぴんとこず…。

予告のホテルの雰囲気とか音楽、タイトル、キャストに期待しすぎたのかも。
もっと王道なミステリーかと思っていたから。アガサク
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

2.9

当時、旬過ぎたコメディだからか。
2020年初見であまり楽しめず。

各キャラが定型的かつ一人ひとりが描かれる時間が短かすぎて、感情移入できないし、オチが見えたというのもあるかな。
(綾瀬はるかがもっ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.5

楽しかった!

アガサ・クリスティを意識したミステリー、大成功というかんじ。

エンドロール、古き良きアメリカ映画というかんじのキャラクターの絵もかわいかった。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.9

大好きな映画。
小ネタやキャラクターに笑いながらも、普遍的な気づきがある。

悲しみが、人をつなぐ。
喜びは、悲しみと共にある。

忘れてしまいそうになるけど、本当にそうだなぁと、毎回思う。

イマジ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.8

観賞2回目。

やっぱり最高におもしろい。
2時間半近く、ずっと魅せられる。

夢の中の夢の中の夢の先の夢。
50年ずっと2人だけでいる場所。
ずっと一緒に歳をとっていく約束。

脆く心地良いその場所
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.7

ボブディランの曲と共に流れる導入部分が、とても好き。

カラフルでレトロな色味が、古き良きアメリカン・ドリーム。
そこから暗い色の本編にはいっていくという。

ヒーローたち、名前が複数あるし、2代目と
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

前半の主人公の行動が、歯切れが悪くてもやもやするなぁと思って、見ていたのだけれど。

終盤、イエローサブマリン持って、3人で踊るところあたりから、とてもよかった!

みんなのビートルズ愛にほっこりして
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

2.5

気持ちわるい…と思ってしまった。

人間味がなく、ただただ「母はやさしく、強し」を体現する主人公。

監督の理想像なのだろうか。

大学やめて2人も出産して、1人で子育てして、田舎行って、1人で家改装
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

美しい鎌倉、美しい4姉妹。

お葬式、梅酒、桜、しらす、海、アジ。

水色の景色と、優しい気持ち、勝手な事情。

寂しく悲しく終わるのかなと思ったら、そんなことなくて、なんだか安心した。

異母兄弟で
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.7

夏秋につづき、つい続けて見てしまった。

おいしそうなものが続く。
見ているうちに。はじめは気になっていた、農業や料理の説明が、心地よくなってくる。
美味しんぼみたいな気持ちで、雑学込みで見ればいいの
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.5

自然が美しく撮られてている。
料理シーンも丁寧。
橋本愛は自然で、美しい。

なんとなく流して、心地よい映画。

ただ説明的なモノローグが、登場人物の思いというより、作り手の田舎や自給自足への思いに聞
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

ラブコメ×ルッキズムへのアンチテーゼという、とても今らしい作品。

さえない主人公が変身系ラブコメ大好きだったけど、今見るとちょっとなぁ…と思っていたところに、とてもしっくりくる作品でした。

「私っ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.4

夏になると見たくなる映画!

舞台となる家と、家の窓から見える緑と青い空と入道雲、朝顔。
みんなでわいわい食べる、大家族のごはんが、とてもいい。

子どもの頃、おばあちゃんの家に行ったことを思い出す。
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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.0

料理シーンが、丁寧で美しくて、わくわくした。
鮎の3枚おろしに、惚れ惚れ。

はじめの冬瓜の料理、レア焼きのカツサンド、鮎の春巻、おいしそうだったなぁ。

話はエンタメ作品だなというかんじだったけど、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.9

世界観、画がすてきだなぁと見はじめて、どう話が展開するのだろうと引き込まれていった。

お母さん、ユダヤ人の少女、大佐、太っちょの友達。

主人公のまわりの人たちの素朴な魅力が、とてもよかった。
太っ
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のぼうの城(2012年製作の映画)

2.9

うーん、こういうので感動するでしょ?感を、感じてしまって、あまりはいりこめなかったなぁ。

エンタメとしては、それが正解なのかな。
ちょっとキャラ描写とか演出に、はいりこめない粗さがあった気がするなぁ
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

2.8

小人の部屋のつくりとかは、わくわくする。
 
でも、登場人物に共感できないし、結局なんの話だったの…?というのが正直な感想。
 
「きみたちは滅びゆく種族なんだよ」
という唐突なセリフ。

調べてみる
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.3

街並みがよかったなぁ。

八百屋に肉屋がある商店街。
有楽町の駅前。
新橋の裏道。

カルチェラタンも、わくわくした。
いかにもジブリなかんじ。

一時停止して見てしまった。

ストーリーはあまり印象
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

4.0

少し不思議な日常が積み重なって、これは伏線として回収されるのか?と思いきや、その日常を楽しんでねという映画だった。

子どものまま、仲の良い兄弟。
ちょっと浮世離れしてるけど、いいなぁと思ってしまう。
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.1

主演タロンの演技がすごい。

ただそこまではいりこめなかったかなぁ。

孤独な苦しい人生なことは伝わってきたのだけれど。
なんでだろう。

バーニーはいいやつ。

「いつハグしてくれるの?」
はとても
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.5

高校時代の友達に会いたくなったなぁ。
箸が転げても笑ってたあの頃。
 
世代は10年くらい下だし、あんなにギャルでもなかったけど、制服の着方から、プリクラから、ショッパーから、懐かしい世界観の再現に、
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.9

うわさどおり、哲学な映画。

人間とはなにか。
自分は本当に存在するのか。

これで終わるのか…。
もう一度見たい。

風景描写で語るアニメ映画というのも、やっぱり押井守はすごい。

雨の街、生命の樹
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.3

スピルバーグ、トム・ハンクスの安定感。

90年代〜00年代、こういう映画みんな好きだったなぁという、ハートウォーミングな性善説コメディ。

最近の斜めからいく作品に慣れすぎて、なんだか懐かしい気分に
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

5.0

国民的ラブコメ×日本の怪談×エッシャーの世界観

序盤からじわじわと、ひっかかる小さなセリフや事象。

空間と時間がわからなくなる構図。

すべての演出が、こだわり抜かれていて、少しも見逃せない。
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

3.0

いろんな服を着る綾瀬はるかが、かわいい。

綾瀬はるかの小学生演技がうまい。

岡田将生の清潔感、小学生の女の子と2人きりで話していても、いやなかんじがしないのがすごい。

ストーリーは茶番といえばそ
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何者(2016年製作の映画)

3.9

「自分たちから漂う痛々しさを見過ごすことができなかった」
 
ぐさりと刺さったなぁ。
もう少し若いころに見たら、身に覚えがありすぎて、打ちひしがれていたかも。笑
 
みんな演技がうまくて、こういう大学
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

2.8

くだらないネタをクオリティ高くやっている映画だなぁという感想。

Gacktを正しく活用している。
二階堂ふみが好きだったら、もっと楽しめたかも。

熱中できず、本を読みながら見たけれど、ちーばくんや
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

2.5

主人公のパワハラ、横暴ぶりについていけず、はいりこめなかった映画。

こんな人と働きたくないし、こんなチームでつくられる料理は食べたくないなぁと、思ってしまった。
私だったら、即辞める。笑

最後の1
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

2.9

日曜の夜に、だらだら見るのに最適だった。

ちょっと恥ずかしくなるくらいベタで、浅いけども。

原作も仕掛けが面白くて、内容は浅いというかんじだったから、ある意味原作どおり。
原作のメイン(?)のカッ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

ピザ食べながら、ハッピーに見れる映画。

子どもがかわいい。

みんなが自分の特技をいかして、クリエイティビティを発揮しているのとが、とてもいい。

ちょっと無理やりでも、人から自分をいかせる役割をも
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怒れる女神たち(2015年製作の映画)

3.0

華やかやな女子会かと思いきや、シリアス展開になる作品。
 
ドキュメンタリーのような撮り方のフィクション。
フィクションとしては、メッセージ性が強すぎて、はいりこめなかったかな。

でも、このテーマの
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

前半ちょっとくじけそうになったけど(長さと今の時代だとひいちゃうかんじのギャグに)、後半の怒涛の伏線回収からぐいぐい引き込まれ、盛りだくさんなエピソードをはらはら追って、友情に涙し、最後は一緒に”Aa>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

観客を騙すトリック、爽快感と笑いの裏にある陰、絵と音楽の美しさ。

最近見た映画で一番よかった!(人生のなかでも上位かも)

ジョーカーと並べられることが多いけど、ジョーカーよりずっと好きだったなぁ。
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

2.8

サイコパス映画だよね…? というのが、一番の感想。

そして、アメリカの嫌なところを煮詰めたようなかんじだなぁとも。
まぁ、アメリカの象徴、マクドナルドの話だからね。
ドナルド・トランプ的なものも感じ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

噂どおり、辛かった…。

最後のコメディショーの長台詞。

あれだけで聞いたら陳腐にも思えそうな言葉を、それまでの重なりに重なったジョーカーの不幸によって、観客は深く共感せざるえない。

それだけ徹底
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