なんかキラキラしたの観たい、ご飯作りながら観られるやつ、と再生。
マンガ原作かぁ、マンガなら違和感なかったのかもね。なんだろう、マンガだと「これは主人公から見た世界なんだろうな」と思えるから、冴えない>>続きを読む
人生は夢の中の夢。そういう映画だったと思う。死を見つめることは、同時に生について見つめることでもある。極めて現実的に描いているのに、何かこちらも夢を見ていたような気持ちにさせる映画だった。
克明な描写>>続きを読む
ドワネルシリーズ3作目。
ヌーベルヴァーグ、フランソワ・トリュフォーって響きからして、難解で高尚なのかと思っていたけど誤解だったな。なんだかとってもとっつきやすくて軽快で面白い。ニヤニヤできちゃう小ネ>>続きを読む
ドワネルシリーズ2作目。
どこかとぼけていて流され上手な彼は、自然とひとの懐に入ってしまう。早くから親の庇護なしに育った彼なりの処世術なんだろうな。女の子へのアプローチはまだまだ修行中なのね。
トリュフォーの自伝的作品らしいけど、自分のことも両親のこともすごくフラットに見ているというか、俯瞰した視点から撮っているのがすごく良い。
ものすごい虐待を受けてるわけではないけど、相当にキツい状況で育>>続きを読む
ピエロの頰には涙が描かれている。チャップリンの頰には涙は描かれてはいないけど、いつも涙が透けて見える。ピエロの姿を、彼の生きた時代の街に溶け込むように再現させたら、あのいつものスタイルになるんだろうな>>続きを読む
無表情でいて、新婚の妻に5分おきにキス💋してるキートンがかわいすぎる。子供の頃、遊園地に行くと必ず「ビックリハウス」(雑誌じゃない)に行ってた気がする。わりと空いてるから。あれを思い出した。あれは座っ>>続きを読む
ずっと観たかった作品。ジャンヌ・モローの目の下の隈が、貫禄とただものではない感を漂わせていて、たしかにこんな女に振り回されてみたいと思う男はいるのかもしれないと思う。3人でパリの街を駆け抜けたり、森の>>続きを読む
これをなんと表現したらいいんだ。カオスな脳内をカオスなままにアニメーションにしたような、悪夢みたいな作品だった。この無国籍感とディストピア感のめまぐるしさに心を委ねていると、不意にまた見慣れた景色の中>>続きを読む
こちらはユーモラスな作品。小坊主さんがかわいくて動きが面白い。手や首の動かし方や、ちょっとした口元の表情が繊細で、酔って踊り出すところなんかはずっと見ていられそう。
びっくりしました、すごかった。川本喜八郎という人のことは今回初めて知りました。
「川本喜八郎 作品集」でU-NEXTにあるんだけど、その紹介文が「日本アニメーションの神様の1人・川本喜八郎の国宝級の傑>>続きを読む
バスター・キートン初鑑賞。チャップリンの漂わせている悲壮感が苦手なので、この飄々とした無表情の方が好きかも。
蒸気機関車の追いかけっこ、のどかなスペクタクルで面白い。ラピュタのパズーとシータみたいで、>>続きを読む
子供がかわいいからか、2作目で慣れたのか、こちらは楽しめました。夢のシーンも良かった。
偉大な喜劇王チャップリンの映画をちゃんと観たのは初めてかもしれない。本当に自分が恨めしいのだけど、逆になんで今まで私がチャップリン観てこなかったのかがわかってしまった…、リアルタイムで流行っていたミス>>続きを読む
お話を知らないで観ていたら、もっと衝撃的だったのかな。アラン・ドロンはとっても美しいけど、どうやら私のタイプではないらしく、あまり感じ入るところはなかった。でも、ラストは思わず「あらら…」と声が出たし>>続きを読む
すごい熱量だったな。史実がどうだとか、作中のセリフの真偽を問うのはナンセンスだと思う。青春ものでもあるし、戦争についての映画でもある。美しい音楽が敵対する者同士を結ぶことだってある、そんなことを信じさ>>続きを読む
ゲイ男性のホームパーティー。全員が恋愛対象/性的対象になりうる人間で構成されたグループの人間模様はこんな感じなのかと面白かった。
三角関係がこんな展開を見せるのかっていうのも新鮮だったし、知らない役者>>続きを読む
「パスト ライブス」を観て、初恋引きずり系のお話といえば…なこの作品を思い出す。
ずいぶん前に、深夜にたまたまつけたテレビでやっていてなんとなく見たきり。映像は美しいけど、ささやき声のモノローグが気恥>>続きを読む
なんだか評判が良さそうなのと、「LETO」で素敵だったユ・テオが出てるじゃん!というので観てきたけど…、私って「あの時こうしていれば」みたいなのがあんまりない人なんでした。
余白の多い作品なので、私も>>続きを読む
歌は愛、って本当にそうだったな。聡実くんの「紅」には涙出ちゃった。冒頭の語りの部分の大阪弁訳もすごく良かった。
中学生たちがみんな、まさに思春期の目元(©︎ロバート秋山)。綾野剛ってもう42歳か、坂井>>続きを読む
また、映画の魔法と出会うことができた幸せ。
海の近く、乾いた大地の街はおとぎ話の世界のよう。主人公は観る人全てが恋しちゃうチュルパンちゃん。いかついお父さんと戦争後遺症を抱えるお兄さん、そしておなかの>>続きを読む
「世界ふれあい街歩き」に出てくるみたいな美しい静かなフランスの田舎町を舞台にして繰り広げられるのは、半径3メートルの世界で暮らす若者たちのお話。
幼なじみの男ふたり。片方に恋人ができたことをきっかけに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
子供が残酷っていうよりか、このお話が残酷だと感じてしまった。
命を落とした2人の子供は、悲しみや怒りを募らせた母親たちのもとで育ち、その犠牲になったとも言える。サイキック要素を抜いたら、シングルマザー>>続きを読む
やっぱりチョン・ジョンソが最高でした。謎だらけの女の子モナ・リザが魅力的すぎる、ずっと見ていたい。満月の夜に拘束衣のまま裸足で逃げ出して、わらしべ長者みたいにシャバの装備をゲットしていくのが楽しい。>>続きを読む
偏屈爺さんと小さな女の子が幻の蝶を探して山の旅へ。この設定からして期待する全て、いやそれ以上が85分に詰まっていた。
お爺さんと女の子の会話がとても興味深い。世界の真理を伝えるのに難しい言葉はいらな>>続きを読む
たぶん劇場で観たと思う。その後、テレビでも何回か。たくさんの女の子たちが憧れたシンデレラストーリーだけど、当時から疑問を持ってた女の子たちもいるにはいた。そんな女の子の一員だった私なので、多くを語るの>>続きを読む
ジュリア・ロバーツがひたすらかわいい!
明るくて気さくで無邪気で少女っぽさをいつまでも失わない、こんなモテモテガールが田舎町に暮らすとしたら、そりゃあ生きづらいでしょうよ。
私が印象に残ったのは、ジ>>続きを読む
なんだかんだでイケメンに好かれたり本当はいい子だったり実は美人だったり(だって女優が演じてるんだから)する凡百のこじらせものとは一線を画す作品。
自己肯定感が低いとこれくらい卑屈になったり意地悪になっ>>続きを読む
メーサーロシュ・マールタ作品の主人公の名前はきまってユリ。これまで私が見てきたユリはリリ・モノリが演じるおぼこビッチばかりだったけど、この作品のユリは可憐でか細くてあどけなさを残す美少女。どっかで見た>>続きを読む
宗教を利用してお金儲けをしたり人を支配したり抑圧したり、宗教を巡って戦争が起こったりと、その背景には何かと血なまぐさいことがあるけど、それは宗教が人間に及ぼす力の大きさなのだろう。良い方向にも悪い方向>>続きを読む
カチカチになってた脳がほぐれたみたいな、どっか閉じてた場所が開いたみたいな。終盤のあのパレードみたいな紙吹雪が、頭の中でパーッと舞い散ったような感じ。そんな興奮状態を経て、整いました!と使ったことのな>>続きを読む
何度かTLで見かけていた、このエロいジャケット。でもね、なかなかこのジャケは映画をうまいこと表現してる。この主人公の頭の中は、この女たちとのエロいことでほぼほぼいっぱいなんだもの。エロいことで頭いっぱ>>続きを読む
めちゃくちゃ熱かった!ジャズは全然知らないけど、これはジャズを、音楽を信じている人たちが作った映画だと思う。音楽の力ってすごいし、その力を映像化した表現も素晴らしくて、本当に宇宙の果てまで旅したような>>続きを読む
漫画家を志す少年のお話「ファニーページ」の「似ている作品」から。ロバート・クラムという名前は知らなかったけど、彼の描くキャラクターにはうっすらと見覚えがあった。
「ゴーストワールド」の監督が撮ったドキ>>続きを読む
ひろしとみさえがラブラブ!ふたりのカラオケ演出も好き!あいみょん苦手だけど(わざわざ言うな)この映画にはハマっていたよ!
ジャケから、イマドキの承認欲求モンスターをポップに皮肉ったコメディかと思い、ほとんど予備知識を入れずに鑑賞。私の期待とは違い、コメディではなく悲しくおそろしい話だった。フィルマでのジャンルはドラマ/ホ>>続きを読む