美しいバイオリンの音色の裏に蠢く緊迫した人間関係。

バイオリンのソリスト同士の恋人。
明日のオーディションに向けて互いがライバルでありながらも、支え合う。
どちらか選ばれても憎みっこなしにしよう。
そう決めた二人の間には互いを思う純粋な愛しか見受けられない。

知り合いでもある審査員の男性が、彼氏の方に声をかける。
「目隠し審査でも君がわかるように、鉛筆を落としてくれたら僕は君を通過させるよ」
驚くほどアンフェアな審査員の提案。

そんなやりとりを盗み聞きしてしまう彼女。

もう、そこから疑心暗鬼が始まる。

彼は一度は受け入れるものの、グッと堪えて素晴らしい音色を重ねてオーディションに臨む。

しかしながら終わった後の彼女のスッと引いていくテンションがなんとも恐ろしい。

たとえ弁解させてもらえたとしても、提案を拒絶せずに一度受け入れた事実と会場に鉛筆を持ち込んだということがアウトであり、もう信頼は取り戻せない。

彼女がいたからこそ、彼は一流のソリストになれたのに、彼はあのとき一瞬魔が差したことによって大切なものを失ってしまった。

そもそも審査員長である先生の部屋をこっそりと訪れることに彼の弱さが滲み出てる。
うー！後味悪いー

こんなアンフェアな事って結構日常茶飯事なのだろうか？
音楽は尊い。だからこんなことが無いと信じたい。

バイオリニストのカップルは
明日2人でソリストのオーディションを受ける。
〝何があっても私たちは恋人〟

当日、試験管の1人に彼氏はコネクションがあった。
〝僕達は目隠ししているから、君を合格させたいから演奏後に鉛筆を落としてくれ〟
それを彼女も聞いてしまっていた。

どちらかが合格したのでしょうか？

長編をやらせたらいやらしい作品をつくりそうな気配。。。
全然17分に感じなかったのが不思議だった。

そんなにショートとしてつくりたい作品なのかな？疑心暗鬼というものならもっとおもしろくなりそうだけどなぁ。

ブリリア短編です🎥
実はdm10foreverさんのレビューで
AMAZON FIRE STICKを使えばパソコンではなく
TV画面でブリリアが観られることを知り早速試してみました🤗
dm10さん、ありがとう🙏
 
バイオリンのソリストを目指す恋人同士が
同じオーケストラのオーディションを受けるのだが
ちょっとしたきっかけで二人の間に行き違いが生じてしまうことに...😓
 
わずか17分間の短編ながら
良心との葛藤や、相手に対する猜疑心、
さらには妬みの感情までが渦巻く濃厚な人間ドラマ🎻
 
本来ならハッピーエンドで
終わっていたかもしれないオーディションが
あの審査員のせいで台無しになったのが腹立たしい💢

こんなことがまかり通ってしまう世の中であってはならない😡